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2011年9月

2011年9月30日 (金)

桐生市議会全会一致で可決!ママたちの願い“学校給食の請願”

桐生市議会全会一致で国への意見書を出した件では、全国の皆様からお褒めいただき、恐縮至極でした。が、続けて桐生市議会全会一致で可決した請願について報告します。

桐生市議会は、子どもの健康を危惧するママの気持ちを十分に汲み、委員会の中で、議会の中でしっかり議論し審議し、委員会でも、議会でも全会一致で可決しました。それが、以下の請願です。

--------------------------------

【子どもたちのすこやかな成長のための学校給食の安全性確保に関する請願】

請願の要旨

東日本大震災の影響で福島第一原子力発電所が深刻な状況に陥り、大量の放射性物質が放出される事態が引き起こされた。事故後、各地の水道水や関東、東北の農産物などから国の暫定基準値を上回る放射性物質が検出され、乳幼児の水道水飲用制限や農産物の出荷規制などが行われる事態にもなった。群馬県でも出荷制限される野菜もあり、安心して食事を取ることが難しくなっている。

 内部被曝の恐ろしさは、呼吸や飲食などにより体内に入った放射性物質が人体のさまざまな部位に集まり、放射能を出し続け染色体を傷つけることからも明らかにされている。知らずに汚染食品を食べ続けたチェルノブイリの子どもたちの中には、のちに甲状腺がんのみならず心臓病、全身の倦怠感、免疫力の低下によりさまざまな症状があらわれたと報告されている。

 現在、国の暫定基準値を上回った食品は出荷制限されている。しかし、牛肉におけるセシウムの検出の遅れなどから、市場に出回って消費された後に検出されるという事例もあり、今後もこのようなことがおこることが否めない。長野県松本市では、医師でありチェルノブイリでの診療経験を持つ市長が、子どもの内部被曝防止に取り組む姿勢を打ち出し、地産地消を基本としたうえで、暫定基準値以下の食材であっても放射性物質が不検出になるまで使用を控えるといった当面の対策を行うなど、地方自治体で出来る取り組みの例も見られるようになってきた。

 子どもたちを放射能汚染の中でも最も深刻な内部被曝から守るために、放射能汚染の少ない食材を選ぶなどの取り組みを早急に進めていただきたく、以下について市長及び教育委員会に求めるよう請願する。

 子育て日本一を掲げている桐生市である。子どもたちの健やかな成長のために、他市の先駆け的な取り組みを行われるようお願いしたい。

1 給食用食材の放射性物質を独自に計測、公表すること

2 給食用食材の産地選びにさらなる慎重を期すこと

3 学校献立表に使用食材の産地を明記し、判断を児童または保護者に委ねること 

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私と無会派4人の議員が紹介議員になり、教育民生委員会で審議されました。

森山委員長は、紹介議員のひとりになって欲しいとお願いしたときは、「いや、ちょっと・・・」と言われていたので、どうなることかと心配でした。が、委員会開催中に休憩をとり、子どもの健康が心配で病むに病まれず請願書を出したママが想いを教育民生委員会の委員に伝える場を設けてくれました。

請願を出したママは、子どものことを心配しているという想いを述べ、また竜ヶ崎市の資料も参考に提示し、是非桐生市でも子どもの健康を守るためにお願いしたいと述べました。

私は議員になって5年目ですが、請願者の意見を拝聴するというのは、これが2例目。1例目の時は、やっとのことで実現した。が、今回は意外なほどにすんなり。改革が進んでいる桐生市議会の姿勢が、またひとつここで表れることになりました。

その時、傍聴に来てくれていた市民の感想をメールしていただいていますので、以下に紹介します。

-------------------------

本日の教育民生委員会での「請願」可決おめでとうございます。

委員が満場一致で請願を可決した時の庭山さんの笑顔は印象的でしたね。きっとご家庭ではいつもあのような笑顔のお母さんなのでしょう。

それにしても、行政側の方々の発言は残念ですね。いつかお話した通りで、行政職員というのはビューロウ(箪笥の引き出し)の範囲でしか物事を見ない、判断しない、行動しない、責任を取れない(取らない?)人達ですから止むを得ないと言えばそれまでですが、子供達の健康を最優先に考えるべき「給食に関わる職業」として、放射能汚染から子供達を守るためにいかに積極的に行動すべきか、を自分の言葉で語って欲しかったですね。

教育関係の職員の方々は、「消費者庁が測定機を貸し出す」という話を知らないのでしょうか?

他の部門、例えば市民生活部長さんはこの件に関する情報を持っていたのでしょうか?

全ての情報が、市長・副市長・部長宛に直接届く訳では有りませんから、最初に情報を入手した職員(どの程度の役職か判りません)の「感度」の程度に左右されてしまうのでしょうか?

-----------(以上メールより。一部抜粋)--------------

私は市役所と議会の外に出れば、基本的に笑顔だと思います。アエラを知らない職員もいる市役所ですから、程度が低いのだと思います。

この請願は、子どものことを心配するママたちが、学区を超え連携し、情報を収集し、また賛同してくれるママを求めて市内を走り回って提出したものです。残念だったのは、短期間だったので広報、周知が不十分だったこと。後日、「一緒に署名したかった」と言ってくれるママたちに会いました。

議会には執行権はありません。が、議会として、たくさんのママたちの声を汲み、執行権のある市長と当局に、子どもの健康といのちを守る仕事をすることを求める。議会として至極当然で当たり前、そして大切なお仕事をすることが出来ました。

ありがとうございました。

命をかけて視察にいく西牧ギイン

10月5日から鹿児島でおこなわれる全国都市問題会議に行く。5日は早朝に桐生をでて福岡に飛び、久留米市で視察。そのあと、鹿児島へ行く。・・・のだが、予定では西牧ギインと一緒。

で、その西牧ギイン。議会中の9月18日か19日の休みの日の朝、体調を崩し、ドクターヘリで病院へ搬送され入院して議会もお休み。(と言っても、救急車で搬送した方が短時間で行ける病院なので、本人も「救急車の方が早かった!」と怒ってます)お見舞いに行ったら、鼻から酸素を入れて起きられない状態。で、今も入院していて、10月4日に退院するという。

当然視察は無理だろう・・・と、常識的には思う。

が、彼は、「視察に行く!」と言う。

常識的に考えて、ドクターヘリで運ばれて、2週間入院していて、10月4日に退院して5日に飛行機に乗って視察は無理。私は西牧ギインの保護者でも何でもないから、動けなくなったらおいていく。視察先で体調クズしたら周りにも迷惑をかける。やめた方が良い。西牧ギインはいつもがんばりどころが違う。やめた方がいい・・・などといくら言っても、だだっ子がやるように「ヤダヤダ」と全くかわいくないのに巨体をゆすってだだをこね、「視察に行く」と言って譲らない。医者も許可したという(ほんまかいな?)

・・・ということで、西牧ギインは視察に命をかけていくようだが、・・・私はしらん。

2011年9月28日 (水)

桐生市議会全会一致で可決!“原発事故の・・・意見書”

改革路線まっしぐらの桐生市議会が、9月議会で全会一致で可決した意見書です。

放射能関係の意見書は、実は私と西牧議員と最大会派で3つあった。が、どの意見書が通ってどの意見者が否決されたとかは見苦しい・・・ということで3者で話し合い、意見書をひとつにまとめました。それが、これ↓

“原子力発電所事故の早期収束および被害対策を求める意見書”

平成23年3月11日の東日本大震災により、東京電力福島第一原子力発電所が起こした事故は、東日本の広範囲に放射性物質が検出される具体的被害を負いました。

 本市では、市民生活の安全の観点から、大気中の放射線量の測定や水道水などの検査を行い、適切な情報の提供や必要な対応に鋭意努めているところでありますが、放射線量の安全基準が明確でないため、保護者からは、放射能の影響を不安視する声が数多く寄せられ、市民からの諸要求にも答えることが出来ない状態です。

 政府は、福島県内の学校・幼稚園・保育所などの教育施設の利用における考え方や、子どもが教育施設において受ける線量低減に向けた対応策及び方針を示すにとどまっており、いまだに福島県外の教育施設における放射線量の安全基準値等を示していません。

 また、食品に関しては、厚生労働省が3月17日に食品衛生上の暫定規制値を示し、現在その規制値に基づき、農作物や飲料等の検査が実施されていますが、この暫定規制値は事故前の輸入規制基準やWHO(世界保健機構)の示す基準などよりも高く設定されており、国民の内部被爆に対する不安は膨れあがっています。さらに世界各国では、日本からの輸入を制限したり、日本に移住している自国民に対し、飲食物等の摂取を制限するよう通告している現状に鑑み、早期のうちに国民のみならず、世界的な信頼回復策を講じる必要があります。

 原子力損害の賠償に関する法律第3条には「原子炉の運転に際して、放射線の作用による損害(原子力損害)を与えたものは、無過失責任を負わなくてはならない」と明記されております。

 本市においては、政府に対して、事故発生の原因者でる東京電力に保証をさせるとともに、政府が責任を持って対処することを強く求めるものであります。

 よって、桐生市議会は政府に対し、以下の5点を強く要望します。

1 福島原発からの放射性物質放出量等、原発事故の関連情報を公開するとともに、地方自治体への迅速な連絡を行うこと。

2 福島県外の都道府県の学校・幼稚園・保育園等における放射線量の安全基準を早急に設定し、公表すること。

3 食品衛生法上の暫定基準値を、国民のみならず、海外からも信頼を回復し得る規制値へと早期に設定すること。

4 桐生市など各地方自治体が行う放射線量測定及び放射性物質検査について、学校等での測定基準値(場所・高低の指定等)を明確に定めるとともに、水道水・水道水汚泥・下水道汚泥・被災地から搬入される瓦礫・学校給食等食材や食料品等の性質別指定による測定、検査及び除線作業を含む処理等を政府の責任で行うこと。

5 安全基準を超えた場合の対応策を示すとともに、その対応策に要した費用については、国が全額負担する。若しくは、東京電力に対し全額負担を早期に促すこと。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成23年9月20日

桐生市議会議長 荒木恵司

衆議院議長

参議院議長

内閣総理大臣

文部科学大臣

厚生労働大臣

経済産業大臣

環境大臣 あて

happy01

やればできる桐生市議会!これからも、協力できるとことは協力して働いていきましょう!

どうだすごいだろー。数ヶ月前までのドアホウ議会がウソのようpig

2011年9月27日 (火)

全国都市問題会議 10月6日の夜は勝手に分科会!

勝手に分科会のおしらせsmile

【行財政改革のための議会改革を語ろう】

          - 鹿児島県阿久根市の事例から -

今年の全国都市問題会議は鹿児島市で行われます。鹿児島と言えば、阿久根!阿久根市の議会・行財政改革です。

全国都市問題会議に参加した夜は、だいたいいつものメンバーと場所を変えたいつもの飲み会・・・。そんなんじゃあもったいない!全国の議員有志の参加で“勝手に分科会”をやってみませんか?

今回は、阿久根市の事例から行財政改革を推し進めるための議会改革のあり方、問題について阿久根市の改革派・現職議員に語っていただきたいと思います。現在、石澤正彰議員、松元しげひさ議員の参加が決まっています。もっと過激でアツイ議会改革を目指して語り合いましょう!

日時:2011106日(木) 夕方6時から(勝手に分科会の後は、有志で勝手に飲み会beer

場所:参加ご希望の方に連絡します。

参加ご希望の方は、桐生市議会議員 庭山由紀まで

Mail yukiniwayama@yahoo.co.jp

TEL 090-5801-8318

公民館での議会報告は社会教育であり合法

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2011.9.27桐生タイムス

 タイムスさん、のせてくれてありがとうございます。・・・まさか、のせてくれるとは思っていなかったので感激もひとしおです。

 今日は、議会基本条例を作る委員会がありました。本格的に話し合ったのは今日が初めてです。まずは基本条例を作るに当たっての「理念」をどうするか、話し合いました。どんな議会を目指すのか、議会や議員の定義、役割についても話し合いました。そして他市の条例も参考に持ち寄りましたが、桐生市議会らしい条例にしたいと委員で意見を出し合っています。

 その中で今日非常に興味深かったのは、相沢議員からでた議員の定義でした。議員は市民の代表なのか、代弁者なのか、付託された者なのか。・・・話し合いの結果、議会という合議機関の一員という方向で固まってきました。非常に適切な言葉と思います。

 他にもありますが、追々ご報告していきます。こうご期待くださいwink

2011年9月26日 (月)

議会の“最後の砦”の役割を果たしてみたい

さて、今回の議会で気になったことを。

それは、例えば補正予算などで「部分的におかしいところがあるけれども、職員の皆さまの労をねぎらって賛成します」といった、“部分的に反対だけど賛成しちゃう”討論。

(労なんかねぎるなよ~bearing)と心の中で何度も叫んでいた私。

補正予算はいくつもの項目が一緒に出されてくる。だから、「部分的に問題があっても他は問題ないから」とか、「職員の労をねぎらって」賛成しちゃうと、結局当局(市長と市役所職員)が出してきたものがそのまま可決されてしまう。・・・というか、今まで桐生市議会は、議案が否決、修正したことはない(一度、私への嫌がらせで人事案件が否決されたことがあったが)。すばらしい芝居・談合・多数決の八百長議会だったということです。

が、私はこれを変えたい。

地方議会に存在意義があるとすれば、議会として独立し、問題は問題として議会で修正するべき。これが出来てこそ、二元代表制への第一歩。つまり、これが出来なければ、地方議会なんて不要。

議会が踏み込めない部分も多々あるけれど、予算・決算や条例改正などは議会が最後の砦としての役割を持っている。是非、最後の砦としての役割を果たしてみたい。

コラ!タイムス!!見出しが違うでしょ!

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2011.9.24 桐生タイムス

桐生タイムスが、議会での私の発言を取り上げてくれた・・・までは、ありがたかった。が、見出しがちがーウ!

見出しの「放射能対策 弁当持参の許可は各校判断」が、中に書いてあるように『保護者の意志については極力尊重していきたい』と言うことになったんでしょ~!

この見だしを書いた記者!日本語能力低すぎ!

ブログ上ではありますが、直しておきました。今後、気をつけて下さい。

2011.9.22ツッコミたくなる一般質問

森山議員は久々に良い質問。記事になったのでこれを読んでください。

2011924times2_3

2011.9.24 桐生タイムス

東電への賠償請求は当然のこと。是非、絶対に、なにがなんでも賠償していただきます。

おもしろかったのは、自称超能力者・岡部純朗ギイン。懲りずにまた、中通り大橋線に関する質疑。是非太田薮塚インターまでつなげて欲しいとのこと。先の議会で「夢物語も大概にして!現実のサイフの中を見ろ!」といった主旨の私の発言がどうにも気になっていたようで、「夢であっても、捨てきれないので、よろしくお願いします」と懇願していました。

この私の「夢物語も大概にしろ!現実のサイフの中を見ろ!」発言は、結構議員諸侯の皆さまの心に響いたようで、一般質問前に伏木議員は、

「庭山さんの言った、夢を見るな発言について、触れても良いですか」と聞いてきた。「もちろん、オッケー」と答えて期待して伏木議員の一般質問を聞いた。すると冒頭、

「“夢を見てるんじゃない”と言われようが、私はこの一般質問で、夢の提案をします。議員たるもの、夢を見て上等じゃないですかっ!」とガッツポーズで始まったrock

大爆笑であるhappy02

しかし、渡辺議員の質問では、彼のとうとうと流れる美声に煽られて、久しぶりに夢の中へ落ちていった部長さんが数名いらっしゃいました。もちろん、議員も・・・。井上陽水の「夢の中へ~夢の中へ~いってみたいと思いませんか~うふっふ~note」と音楽が聞こえてきそうでした。

 しばらく居眠りなかったのに・・・。

 まだまだ桐生市、夢の中へ落ちていくようですね・・・。うふっふ~はあ~down

2011年9月25日 (日)

メール紹介:庭山さんのブログは活火山

遠方のTさんよりメールをいただきましたので紹介します。

-----------------------------------------

庭山さんのブログは、次から次と休む暇なく、更新されています。
まるで、活火山のような印象を受けます。

市会議員としての仕事に没頭されているんですね。
その志には感服します。
本当にご苦労様です。

ところで、このブログに出てくる「公民館運営審議会」は、
どういう責任・権限をもっているのですか?
茂木部長さんの責任・権限と、どういう関係にあるのでしょうか?
それがルールとして、どう規定されているのでしょうか?

この記事を読んでそんな疑問が湧いてきました。

-----------------(以上、メールより)------------------------

“活火山のよう”・・・ありがとうございます。なかなか嬉しいほめ言葉です。休火山にならないよう、これからも噴煙を上げ、時にはマグマを垂れ流す活動を続け皆様をドキドキさせ続けられるようガンバリマス。

 条例を見る限り、公民館運営審議会は、特に権限はありません。つまり、議会と同じく、“行政の盾”としての役割しかありません。「私たち(教育委員会)は、市民の皆様も声を反映すべく、市民の皆様の中から委員を選定し審議会委員の意見を参考に、選挙で選ばれた議会の皆様のご議決をいただいき、公平公正な運営をしております」ってことです。

大変上手でずるがしこいやり方です。さすが、高給もらっているだけありますね。

pig    pig    pig

加えて、社会教育法によると、公民館運営審議会は、“置くことができる”ものであり、“置かねばならないものではないです。しかも仕事は、“公民館での各種事業の企画実施についての調査審議”。しかも、教育委員会が公民館運営審議会の委員を委嘱するという、これまた粘着的ベタベタ関係の審議会です。

     ・・公民館運営審議会、いらんな。

【参考】

○桐生市立公民館の設置及び管理に関する条例

http://www.city.kiryu.gunma.jp/reiki/act/frame/frame110000323.htm

(管理)

3条 公民館は、桐生市教育委員会(以下「教育委員会」という。)が管理する。

(運営審議会)

5条 社会教育法第29条第1項の規定に基づき、桐生市立中央公民館に桐生市公民館運営審議会(以下「審議会」という。)を置く。

2 審議会の委員の定数は20人以内とし、任期は2年とする。ただし、補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。

3 審議会の委員の報酬、費用弁償等については、別に条例で定める。

【社会教育法】

http://www.houko.com/00/01/S24/207.HTM#s5

(公民館運営審議会)

29条 公民館に公民館運営審議会を置くことができる。

2 公民館運営審議会は、館長の諮問に応じ、公民館における各種の事業の企画実施につき調査審議するものとする。

30条 市町村の設置する公民館にあつては、公民館運営審議会の委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から、市町村の教育委員会が委嘱する。

2011年9月24日 (土)

2011.9.22庭山一般質問(1)公民館使用

(1)公民館使用

庭山:議員が公民館で議会報告会を行うことを桐生市教育委員会は不許可としているが、その不許可書によると「公民館運営については、社会教育法第22条第1項第2号により政治的中立性が求められています。従いまして特定の政党・議員の支援をしていると受け取られないよう公民館運営を進めているから」と言うことでよろしいか。また8月に公民館運営審議会で、本件についてどのような話し合いがあったか。

茂木ブチョー:その通りです。公民館審議会では次回話し合われることになった。

庭山:教育委員会が根拠としている社会教育法第22条第1項第2号、よーくみてください。「特定の議員」ではなく「特定の候補者」って書いてある。「議員」と「候補者」の違いが分かるか?

 また。全ての議員に「議会報告会は公民館でもできます」と通知すれば、特定でなくなるのでは。

茂木ブチョー:公民館運営審議会で検討したい。

庭山:自分たちの責任を、公民館運営審議会のせいにしようとしている。そういうやり方は、全くアタマがいいというか、ズルイやり方ですね。

文部科学省の法規係にも問い合わせましたが、複数の議員で議会報告会をすることも議員単独でも、公民館で議会報告会を行うことは全く問題ないと言うことです。前から文部科学省に問い合わせるよう求めているが、問い合わせたか?

さて日本国憲法第21条で、集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は保障されている。教育基本法では、政治教育は尊重されなければならないと書かれている。そして桐生市教育委員会は、「社会教育法」の解釈を間違えている。つまり桐生市教育委員会は憲法違反をしているが、そういう認識はあるか。

茂木ブチョー:文部科学省には問い合わせていない。憲法違反の認識はない。

庭山:このようにあなた方は公権力を乱用して嫌がらせをする。まったく子供じみていて馬鹿馬鹿しい。法律も知らないくせに、行政の仕事なんかしないで下さい。辞めてください。

2011.9.22庭山一般質問(2)教育委員会

(2)教育委員会

庭山:東郷直子委員は桐生市が放射能調査、対策を全くやっていない時に、安全確認を勧めることなく、「放射能の風評被害で食べられない福島の野菜を学校給食で使って」という発言をした。風評被害というならば、風評であることを確認すべき。給食という、半ば強制的に子どもが口にする食べ物については、何をさしおいても細心の注意を払うべき。そういう考えを持ち合わせていない方は、教育委員には不向き。が、東郷直子委員は今月いっぱいで教育委員をお辞めになるようなので、今ここではこれ以上追求しません。

 ここでは、放射能汚染対策について質問する。

放射能問題については、申し訳程度の調査はしているが、対策はない。

 6月議会で答弁があったが、特に黒保根は空間線量が高い値を示している。それでも除染はしない。今もその考えは変わっていないか。また放射能対策で学校水筒やお弁当を持っていくのは認めているか、認めていないか。

茂木ブチョー:教育の目的はその通り。除染は状況が変化したら検討するが、生活する上で問題ないと考えている。水筒とお弁当については各学校に任せている。

庭山:生活する上で問題ないと言いましたね、茂木ブチョーさん。なんで問題ないと言えるんですか。除線は状況が変わったら検討するとおっしゃいましたが、数値がいくつになったら除染するのか。また水筒やお弁当については、市内でばらつきがあるのはいいのか?水筒やお弁当の持参については、保護者にその判断を委ねるべきでは。

こんな事をやっていて「子育て日本一」とか「桐生を好きな子どもを育てる」とか一体どの口が言っているのか、お笑いです。

 適当な調査で何の対策も講じず、数年後に子ども達に健康被害が出たときにはどのように責任を取るつもりなのか。

茂木ブチョー:放射能対策としての水筒とお弁当は許可します。数値については、桐生市の年間放射線量の基準は1ミリシーベルトです。

庭山:年間放射線量は1ミリシーベルトなら、黒保根はそれを超えると思いますよ。また市内も超えるところもあるんじゃないでしょうか。

2011.9.22庭山一般質問(3)監査委員

(3)監査委員

庭山:平成19年から22年において行政監査が行われていないのはなぜか。また、実際問題があったときには、どう対処しているのか。例えば補助金をもらっている団体・わたらせフィルムコミッションが領収書を全く紛失したことがあった。桐生市はその後も同額の補助金を支給し続けているが、その時はどのように対応したのか。

中村ジムキョクチョー:行政監査が行われなかったのは、監査委員の間で話題にならなかったから。わたらせフィルムコミッションについては、注意をしましたが、監査は指導をする立場にない。

庭山:話題にならなかった・・・。言葉を失います。わたらせフィルムコミッションについては、指導も出来る立場だと思う。

庭山:平成22年度は、桐生市で初めて政務調査費の不正使途疑惑の住民監査請求が出された年。ところが結果は「却下」。問題とされた議員を呼んで話を聞いてそれをそのまま信じたという。どういうことなのか決算特別委員会で追求したところ、大島代表監査委員が、「選挙で選ばれた議員と話し合って、それを信じるのか問われても、私の方としては信じざるを得ない。選挙で選ばれた人をいちいち疑ってかかれない。信じてなかったら話ができない」「住民監査請求はそんなに大げさな、大きな問題ではなかった」と発言をしている。

監査委員は、その職務の性質上、中立公正であるべきなのに「監査対象である議員を信じるという言葉には本当に驚いた。

監査委員は市長が議会の同意を得て任命している。これは、自治体の一員が自分の所属する当該自治体をチェックするという「身内による監査」で、そういう認識が大島監査代表の発言に現れたと思う。今後、外部監査の導入を検討してはどうか。

中村ジムキョクチョー:外部監査は県や政令指定都市で義務化されているが桐生はそういうレベルの自治体ではない。また外部監査をやると支出が大きい。

庭山:桐生市も条例で外部監査を導入できる。外部監査には包括的外部監査と個別外部監査があるので是非検討して欲しい。

2011.9.22庭山一般質問(4)職員給与

(4)職員給与

庭山:先の決算特別委員会の中で、職員給与が高いのは、年齢、学歴、役割、職責によるという答弁があった。職員が職責を果たした事例はあるか?

 また職員評価を期末勤勉手当に反映させなさいと法に書いてあるのにやっていない。この先進地を今後研究したいという答弁もあったが、それはどこか。

板橋部長:職員は職責を果たすために、全力を挙げて一所懸命仕事をしている。職員評価については、県や政令市などを参考にしたいと考えている。

庭山:少なくとも私には、全力で一生懸命仕事しているように見えない。

さて、昨日の20番福島賢一議員の質問で本当にビックリしたが、給食問題について、アエラという週刊誌の取材に「忙しいから」と言って答えなかった職員がいる。問い合わせを受けたほとんどの自治体は誠意を持って応えているのに、桐生市は回答欄は「忙しい。回答する内容でもない」と書かれた。この職員はどこの誰なのか、確認しているか。

さて、例えば、教育委員会が現在、議員が公民館で議会報告会を行うことを許可していない憲法違反の事例がある。もし、これから裁判をして訴えたとする。そして正式に違法が証明されたとする。その場合、どのように責任を取らせるのか。「不許可書」には「教育委員会」とある。教育委員会全体の職員が責任を問われ減給されるのか?それとも教育長、教育部長、課長の管理職が責任を取って減給するのか?また、裁判をするに当たっては長い時間を要する。裁判結果が出たときには、責任者が退職していたり移動していたりする。その時にはどのように責任を負わせるのか。

板橋部長:どの職員かは把握している。教育委員会の問題については、「だろうばなし」なので答えられない。

庭山:このアエラの取材に、このように対応した職員は、教育委員会の職員です。なぜこのように対応したか。それは、①アエラという雑誌を知らなかった、②忙しかった、③任意の質問だったからと言うことですが、こんな職員を雇っておかないでください。職員評価で大いに反映すべきだし、給食の担当からはずして欲しい。

裁判をすれば、私は自分の財布から出資する。しかし、おかしな事をしている教育委員会は市民の皆さんから集めた血税を使って、自分たちの腹は全く痛まない状態で裁判をする。そして、誰も責任を負わないのか。

 決算特別委員会の中で、職員の給与が高額なのは、年齢、学歴、役割、職責によるという答弁があったが、役割・立場を乱用し、職責も果たさない者に高給を支払うのはオカシイ。職責を果たせない教育委員会、給料下げてください。高給払う根拠がありません。

2011年9月22日 (木)

メール紹介:社会を“発信”で変える

遠方のジェントルマンさんからメールをいただきましたので紹介します。

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「自治体の監査はどこも役立たずか!」と長嘆息し諦める訳にはいきません。
でも、それをなんとしても変えたい。

この監査のやり方は、ほんの一例です。
このやり方は監査に限らないのです。
行政全体がそうなのです。

そして、桐生市に限らないのです。
私の住む地方都市もそうだし、いや、桐生市より格段に酷いかもしれません。
不祥事のニュースや自治体の監査報告書を見る限りでは、
日本全国、同じようなものです。

行政が表向きだけキレイ事を言って、
裏ではこんなデタラメを数十年にわたってやってきたのです。
そのやり方の特徴は、「欺瞞、偽装、隠蔽、無責任」で表される各種の常套手段が隠れている点にあります。
いずこも、国や他の自治体を真似ているので、日本中が同じやり方なのです。

そして、行政に限らないのです。
まだ記憶に新しい「原子力村」も同じようなやり方です。
一部の不届き者が、自分達とそのとりまきの利益や都合のために、保身のために、
自分達がその特権階級に安住できるように、そうやって運用してきたのです。
国民、市民を欺いてきたのです。
それに国民、市民の無関心が拍車をかけ、彼等のしたい放題、やりたい放題だったわけです。

今や、こうして、ネットの力で、そんなまやかしが次々と多くの人の目に晒されています。
庭山さんがその欺瞞の一端を勇気をもって公表し、心ある桐生市民の皆さんが庭山さんの周りに結集し、応援していることは誠に心強いことです。
桐生市という一地方都市の行政改革は、必ず、他の自治体に波及します。
国をも動かすことに繋がるに違いありません。

ますます、多くの人が市民のための行政を目指して、発信して欲しいものです。
まず、発信することが大切だと思うのです。
----------------
(以上、メールより)----------------------------

正におっしゃるとおりです。知ることからはじめましょう。他に方法はありません。

2011年9月21日 (水)

2011.9.20ツッコミいれたい一般質問

明日、二番目に一般質問をする。1040分くらいからだと思う。お時間のある方は来て下さいconfident

さて、今日の一般質問でツッコミを入れたくなった部分だけご紹介。詳しくは後で議事録見てねheart04

まず、福島賢一議員

 総合危機管理室の設置についての質問があった。その中で、829日発売のアエラに、給食に対する各自治体の放射能汚染対策について特集があった。ふと見ると、70以上の自治体にアエラが問い合わせた記事があった。群馬県では、前橋と高崎と桐生が選ばれていた。桐生のところを見てみると「忙しいので答えない」「答えるに当たらない」と答えたと書いてあるという。・・・ほとんどの自治体は、きちんと答えているのに。

 福島議員はアエラに電話をしたという。すると「桐生市の職員はダメですね」と言われ電話を切られたとのこと。

 福島議員は、「桐生でも線量測ったりしているのだからちゃんと答えるべき」と言っていた。この点については、私とは見解が異なるが、・・・是非、この職員を特定して、バッチリ職員評価をしてガッツリボーナスを減額してもらおう!

相沢崇文議員環境対策でゴミ袋の問題について質問した。その中で、「101日から、印字してあるゴミ袋に変わるが、これはゴミ減量が大前提・・・」と言っていたが、そうじゃないでしょ。ゴミ袋を印字してあるゴミ袋に統一したのは、桐生市と合併した新里・黒保根と“合併した一体感を創出するため”。以前、そういう答弁がありました。私はこの、どうしようもない答弁を聞いて、大いにあきれたのでハッキリ覚えている。・・・ため息しか出ないよ。

飯島英規議員自治基本条例を制定して、主権在民の自治姿勢を明確に打ち出したらどーだ!・・・などと質問したが、当局やる気なし。おもしろかったのはその中で「桐生市は先駆的な自治体なのか?居眠り自治体なのか?どっちだ?!」と飯島議員が当局に質問していたが、その時後ろの方で「そりゃ~居眠りだろ」という声が聞こえたので振り返ると、自称超能力者・岡部純朗ギインがニタニタ笑っていた。ので、(そうですよね~)とほほえみ返しをしておいた。

 また、西中学校跡地問題についても質問していた。行財政改革で強引に勧めている学校の統廃合で空いた学校建物や敷地をどうするかは前から問題になっていた。そもそも、学校の統廃合自体行き当たりばったりでやっていて、その後の計画だってじぇんじぇんなく、計画の「ケ」の字もないのだから、混乱するのは当たり前です。その中でも今回は旧西中学校を近くの私立高校に売却あるいは賃貸するという事を決定するに至った経緯が、主権在民じゃないという主張だった。「借金しなくちゃ職員の退職金も払えないような状況で、売却したい気持ちも分かる」(←sadわかるんかい?!)「ボタンを掛け違っている。直しましょう」と言っていたが、ボタンの掛け違いのそもそもは、学校の統廃合から始まっていることをご存じないのだろうか。

 そのボタンの掛け違いを教育委員会の手先となって大いに進めてくれた一人が、先の選挙で当選した人見武男ギインだ。あ~。どうしてくれよう~happy01

ココログは使いづらい!

ココログは使いづらいですbearing

どんなところが?

それは文字を大きくしたり小さくしたり、色つけたりする作業をしても、スベル感じで文字設定がうまくできません。

また、引っ越そうかな・・・。

2011年9月20日 (火)

2011.9.20議会【反対討論】 中通り大橋工事請負契約

今日の議会は委員長報告と討論採決がありました。特に皆様にお伝えしたい反対討論をまとめましたので、お時間のあるときにお読み下さいhappy01

議案第45号 中通り大橋桁架設工事請負契約の締結

【反対】

中通り線を北関東道路につなげたらどうかという質疑もありましたが、はっきりいって、いいかげんにしてほしい。ない袖は振れないのです。国は900兆を超える借金を抱え、未曾有の大災害に見舞われ、後手後手のいい加減な施策で放射能被害は拡大する一方です。特に海に放出した高濃度の汚染水については、これから諸外国から莫大な保障金を請求されます。多額の借金を抱え、この後膨大な保証金を支払わなければならない国のカネを当てにするのは甘すぎます。では、群馬県にそんなカネがありますか?ましてや桐生市にありますか?一体どこにそんなカネがあるのか?いつになったら実現する話なのか?夢物語も大概にして欲しいと思います。

中通り大橋を4車線にする有用性について「後世が、歴史が判断する」という答弁もいただきました。しかし、後世が有用だったと判断しなかった時、無用だったと判断した時、あなた方は墓場の中で責任を取ることはありません。職責があるが故に給与が高給であるならば、未来にツケを残すのではなく、きれいに精算してから逝っていただきたいと思います。

2011.9.20議会 【反対討論】一般会計補正

議案第56号 23年度一般会計補正(第5号)

【反対】

(1)LED化(特に保健福祉会館管理事業の蛍光灯)

  効果の薄い思いつきの事業です。

 LEDを使えば節電になると言うけれど、LEDそのものを製造するのにどれだけのエネルギーが使われるのかは加味しないのか?物を大切に使うことこそ、節電に繋がるのではないか。血税で購入した、まだ使える物をわざわざゴミにして、表面的にLEDだから節電ですというのは、浅はかすぎます。また、LEDは今後さらに値下がりします。今このような工事を行うことは時期尚早。

「環境先進都市を目指す」などと口先ばかりの答弁があったが、目指してもいないくせにそんなこと言うな!・・・と思います。

採算が取れるまでには何十年もかかる、そしてムダなことはやめましょう。市民が必要としているお仕事をしてください。

(2)みどりの分権(総務省委託事業)

 地球環境規模的問題に取り組もうと「みどりの分権」という少水力発電の実証実験に2400万円。「市民には見えにくい成果」を主張し、「市民に理解していただくようガンバリマス」とガンバル宣言までしてしまう天沼市民生活ブチョー。総務省の趣味的事業に手を出して、市民が要求してもいないことを「市民に理解させる」とのこと。全くおこがましい。そんな事業に職員が時間と労力を使うなら、市民が今、現実問題として必要としていることに時間と労力を使って欲しいと思います。

いい加減にしていただきたい。

(3)緊急雇用対策と放射能測定器

雇用対策で、空間の放射線量を測定する機器を2台リースするのに73万円。ところが市庁舎内では、折角購入したのに使われていない放射線測定器が2台。こういうことをひとつひとつ目の当たりにすると、本当に腹が立ちます。

いい加減にしていただきたい。

(4)統合小整備事業費

教育委員会は素晴らしい教育環境をとくり返しおっしゃいますが、今、放射能汚染対策は何もやっていません。校舎建てるよりもっと基本的な、子どもの安全に関わることにお金を使っていただきたい。学校が統合しても、この地域は子どもが増加する要因はありませんし、教室は余っています。文部科学省が必要とする教室数は統合後も満たしていると聞いています。学童保育の校舎は更に別に建設予定と聞いていますが、全くムダです。あるもので足りるハズです。馬鹿のひとつ覚えみたいに「建設します」というのはやめていただきたい。 

2011.9.20議会【反対討論】歳入歳出決算

議案第60号 22年度歳入歳出決算認定

【反対】

(1)  補助金について

決算特別委員会で明らかになったのは、補助金交付の根拠が曖昧で、長年の慣行で惰性的に支給が継続されている。補助金額算出基準も根拠もない、血税からのお小遣いのような補助金の実態です。補助金は地方自治法第232条の2で「公益上必要がある場合において」自治体独自の裁量で交付できるものです。言い換えれば、自治体独自の裁量で交付しなくても良いものです。

 平成22年といえば、桐生市で初めて政務調査費の不正請求疑惑で住民監査請求が出された年です。10月6日に住民監査請求が出され、その後マズイと思ったギイン達が取り下げたり修正しました。住民監査請求後に修正されたにもかかわらず、監査委員の判断は「却下」でした。本件について決算特別委員会の中で質疑しましたが、大島宏周代表監査委員は「選挙で選ばれた議員を信用しないわけにはいかない」「住民監査請求が出されても他にも仕事がいっぱいあるのでそればかりに関わっていられない」「住民監査請求は大した問題ではなかった」などと発言しました。市民が初めて出した住民監査請求に対して発せられたこのような発言は、税金で雇用され、監査する立場の者の発言とは思えません。

 さて、政務調査費は補助金です。使途基準が不明瞭で市民の理解を得られない、市民に疑惑をもたれるような補助金は即刻廃止にすべきす。

 政務調査費に限らず、市単独の補助金については、例えば、第3者機関による審査や公募制の導入、交付根拠や基準の明確化などによって、全般的に見直せる、見直すべきです。

(2)指定管理者について

 経済性と市民サービスへの向上を目指し、公の施設管理を合理的能率的に行うためにいくら必要かという計画書を団体に出させ、それが適正かどうか審査するという答弁でした。この団体は退職職員の天下り先であり、適正かどうか判断する市側とされる側の団体がダブっており、非公募で指定先を決めています。市民の財産の施設管理を合理的能率的に行うなどと言っていますが、実際はそんな気はさらさら無いようで、自分たちの人件費はしっかり確保しながら、施設の老朽化はずっと前から分かっているのに、未だに「計画を立てることを検討する」と答弁する始末です。答弁でいくら上手いことを言っても、職員の皆さんがやっている実態を見れば、皆さんの狙っていることなんてすぐ分かります。市民の施設は市民の財産であり、あなた方の人件費を生み出すためのものではありません。

3)職員について

職員研修で、「市民に信頼され、思いやりに溢れ、積極的に行動できる人材の育成」「総意と工夫を持って、主体的かつ迅速に行動する人材の育成」「時代の趨勢と社会の変化に伴う新しい情勢に、速やかに的確に適応できる人材の育成」「明確な目標のもと、失敗を恐れず挑戦する人材の育成」などという柱を設定し、何年も研修しているようですが、研修の成果は上がっているのでしょうか?特に管理職になっている職員さんたちはそのような意識の低い方々が多いように見受けます。

 職員給与は相変わらず、市民給与を反映しなくてはいけないと法律に書いてあるのに、市民の給与実態を把握しようともしていません。職務怠慢です。仕事をしない職員はいりません。また、期末手当は職員評価を反映しなさいと法律に書いてあるのに、それもしていない。挙げ句の果てには、「私たち公務員の給与が高いのは、年齢と学歴と職責によります」とどうどうと答弁しました。皆さんは、血税から高額な給与をいただいているわけですが、その給与に見合う職責を果たした職員を見たことがありません。

(4)教育委員会について

教育委員会についてですが、まず、桐生の子どもの安全を真っ先に考えるべき教育委員が、安全確認もせず、時流に流され軽々しく「風評で食べられなくなった福島の野菜を給食に」と発言したことにも大変驚きました。全く許せません。

 このような教育委員がいるおかげでしょうか、桐生市の放射能対策は全く進みません。また、子どもの学力向上に対しても熱意はなく、学力検査をしてもデータを公表せず、周辺都市と比較もしない。情報隠蔽というか、・・・やる気がないなら職員を辞めていただきたい。桐生の子どものためになりません。

 さて、数年前から桐生市が強行している小中学校の統廃合は行革の一環として行ってきました。「桐生を好きな人になって下さい」と子ども達の安全も確保する気もないくせに、「子ども達により良い教育環境を」などとうそぶいている教育委員会。「良い教育環境」より「安全な教育環境」を目指していただきたい。

(5)おまけ

 選挙で選ばれた市長の主要施策もないがしろにされている事実も明らかになりました。幹部職員が部下の人数さえ把握していないことも明らかになりました。職員の安全確保のために職員自宅に監視カメラは設置しても、新里の女の子のいじめ問題には「いじめはあったが、因果関係は不明」などとのたまう。いったい、どっちを向いて何やっているのか?

 財政状況は、まだまだ健全な財政状況ではないことは間違いありません。人口減少数群馬県下第1位であり、市税収入の増加は期待できない今日の桐生市において、収入に見合った、身の丈にあった財政規模にすべきです。次世代を担う子どもたちに借金を残さない。そういう行政運営を目指すべきです。必要なものと必要でないものを市民と共に考え仕分けていくことが求められています。次世代を担う子ども達のために私たちは我慢するべきところは我慢すべきです。

ない袖は振れない。以上反対討論を終わります。

2011年9月19日 (月)

自治体の監査はどこも役立たずか?!

どこの監査もおんなじですか~?

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現場発:宮崎市議会の政務調査費問題 告発された市議、立件想定し返納? /宮崎

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110919ddlk45010305000c.html

■「説明責任を」指摘する声も

 宮崎市議会政務調査費の不正支出問題で、詐欺容疑などで刑事告発された後、政調費約232万円を市に返納した川口美記夫市議(64)=無所属=が、毎日新聞の取材に「告発が受理される可能性は十分ある。裁判に向けて準備している」と述べた。立件を想定したうえで返納したともとれる発言だが、告発内容に対しては「ノーコメント」と繰り返した。公金の返納について「説明責任を果たすべきだ」と指摘する声も出ている。

------(中略)------ 

■真相解明できず

 市議会は昨年3月、特別委員会の調査と平行し、川口市議らが当時所属していた市政同志会と市民みやざきの06~08年度の政調費の監査を市監査委員に請求。9月の監査報告書は「領収書等の証拠書類の不備及び信憑(しんぴょう)性や確実性に欠けるものが見受けられた」と問題を認めながら、「監査結果では事実を認定する記述のみにとどめざるを得なかった」と、責任の所在に言及しなかった。

 監査事務局の寺薗裕次長は「個人情報の問題もあり、監査委員が調査できる範囲は限られる。領収書の真偽を一枚一枚調べるまで手が回らず、提出された書類は正しいという前提で監査せざるを得なかった。責任追及なら司法に任せるしかない」と話す。

 これに対し、みやざき・市民オンブズマンの金丸浩成代表は「市議会の調査と市の監査は何のためだったのか。内部チェック機能が機能しておらず、市民の理解は到底得られない。返納した市議らはうやむやに終わらせずに説明責任を果たしてほしい」と憤る。

------(以上記事より一部抜粋)------

この、役立たずpunch

2011年9月17日 (土)

メール紹介:絶望的な気持ちになる東郷教育委員の発言

子どもを愛している桐生の母親さんからメールをいただきましたので紹介します。

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ブロク読みました。

何月頃の発言なのか分かりませんが、福島県産の農産物から国の暫定基準値すれすれの放射性物質が検出され流通していることをご存知ないのでしょうか…。高濃度に汚染された牛肉が給食で出された後にもこのようにお考えだとしたら大問題です。

教育委員さんなら勿論、放射能による子どもたちの体への影響は勉強されているんですよね?チェルノブイリから180キロ圏内の子どもたちが現在どうなっているのか、桐生市と同じくらい汚染されている地域でどんな影響あって、現在どうなっているのか、暫定基準値ほどの高濃度汚染された食べ物を食べてどうなったのか…具体的資料を持って説明して頂きたいです。軽はずみな発言は慎むべきです。国が決めたことだから…なんて言い訳はもう聞きたくありません。

どうして、子どもを守ろうと考えられない人に教育委員を任せられるでしょうか。胸がキュッと痛くなってしまいます。

どうやって可愛い我が子を守っていけばいいのか…絶望的な気持ちになってしまいました。桐生市から引っ越すしかないのかもしれませんね() 

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東郷教育委員は、桐生市が放射能対策を全く何もやっていない時に、安全確認の話は全くせず、このような発言をしています。

子どものことを思うならば、風評で余った福島の農作物を給食に使うことを勧めるより、安全確認をすべきと言うべきではないでしょうか。

「風評被害」というならば、風評であることを確認してから発言していただきたい。調べもしないで風評だというのは“実害”につながります。

また、

教育委員が、親が子どもの健康と命を心配していることを認識しながら、安全確認を求めるより先に、「給食に」と発言している姿勢が許せません。いったいどこを向いてこんな発言をしているのか理解できません。

東郷教育委員のように、「安全だ」、「支援だ」と判断するならば、そう言う人はそれを食べればいいのです。

しかし、どうぞ覚えておいて下さい。先のブログでも書きましたが、世界の中では日本の食品はかなりの部分で輸入制限されています。なぜか。それは自国の国民のいのちと健康を守るためです。しかし、日本は、「自国の国民のいのちと健康を守る」という本当に基本的で根本的なそういう姿勢がありません。3.11以降の日本の政府の全く信用できない対応、そしてカネのことしか考えないで設定した暫定基準値に対する不信感が世界の輸入規制につながっていることを忘れないで下さい。

給食という半ば強制的に子どもが口にする食べ物は何を差し置いても、細心の注意を払うべきです。そう言う考えを持ち合わせていない方は、教育委員には不向きと思われます。

是非、やめていただきたい。

注意)私より過激なメールは掲載できませんので、ご注意下さい。・・・思わず笑ってしまいました。

2011年9月16日 (金)

東郷直子教育委員「福島の野菜を桐生の給食に」

先ほど、議会事務局からで電話があった。

職員:先日請求した資料(福島産の食品を進んで桐生の給食に使うことを進めた教育委員がいるとの答弁から、その発言があった会議録)は、20日の朝になると連絡がりました。

庭山:20日は議会がある日。是非、今日欲しい。何時まででも待ちます。

職員:ではもう一度、聞いてみます。

ということで、しばらくして再度電話。

職員:今日の5時15分に持ってきてくれることになりました。

庭山:ありがとうございます。・・・やればできるんじゃん(というか、あまり公開したくない資料だったのかな。できれば見せたくない。見せても直前が良いってこと?)

そして手にした資料を見て、福島産の食品をすすんで桐生の給食にと発言した教育委員は、東郷直子氏であることが分かった。その発言部分をそのまま書いて多く。

【4月20日(水)桐生市教育委員会定例会会議録】

東郷委員:質問ではないのですが、教育委員会が被災者に何かできること、あるいは、すでにしていることがあるでしょうか。また、放射能の風評被害で食べられない福島の野菜を学校給食で使うなど、桐生から助ける手を差し伸べることができないかなという気持ちでいるのですが、教育委員会としてはどうでしょうか。

学校教育課長:被災地から子供を7人受け入れています。ランドセル等については寄贈品を使わせていただいております。

中央共同調理場長:日立市に、食糧支援としておにぎり等を送りました。食材使用の支援については、子供の安心安全ということで、地元の食材を中心に使っておりますが、状況を見ながら、検討対応したいと考えております。

東郷委員給食は子供に与えるものですから、親が特に神経を使っていると思いますが、教育委員会として何か応援できることがないかな、と考えています。

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親が神経を使っているとわかっていながら、子供の給食に“放射能の風評被害で食べられない福島の野菜を学校給食で使う”などと発言する東郷直子教育委員。およそ月1回の委員会、しかも、40分程度の会議で約10万円の血税をもらいながら、この発言!

桐生市の教育委員として不適切と思われます。

2011年9月15日 (木)

2011.6月議会 にわやま由紀の一般質問 -ちょっぴり激怒編-

不誠実な部長答弁にちょっぴり激怒した6月議会。なつかしいです~gawk

2011.6月議会 にわやま由紀の一般質問(1) punchhttp://www.youtube.com/watch?v=MUpFsckBKd8

2011.6月議会 にわやま由紀の一般質問(2) bombhttp://www.youtube.com/watch?v=I9IWRu0KNYU

2011.6月議会 にわやま由紀の一般質問(3)annoyhttp://www.youtube.com/watch?v=u-8dfnvR-KU 

口先ばかりのデタラメ答弁をご堪能ください。

この9月議会は、どうなるかな。ご答弁くださる皆様の誠実度に期待しています。

決算特別委員会(1)私のテーマは補助金だったの

今までは議員の半分で審議していたが、今回の決算特別委員会は、議員全員で取り組んだ。特別委員会も今まで2日間だったのを3日間にした。特別委員会は延長されることが常だったので職員の残業代がかかっていた。職員残業代がかからないように、今回は5時を目安に終わるよう協力することになった。また、今まで委員会の傍聴は、委員長が「傍聴希望者がいますがいかがしましょう」と委員会で委員に問い、了承が得られれば傍聴できるという物だった。が、これも、傍聴者の出入りは許可がなくても良しとし、自由に傍聴できるようになった。

このように、桐生市議会は(ちょっと違うものも時々あるが)改革をしようと進んでいる。

議員になって5年目。はじめての決算特別委員会。どこから手を付けたらいいかかなり迷った・・・というのが正直なところ。総花的に質疑してもきりがないし、決算書が出されてから特別委員会まで2週間程度しかない。決算審議の他に、いつものように議案審議もある。能力的に、的を絞らないとやりきれない。

そこで決算はテーマを決めることにした。以前から亀山市長は「ゼロベースで補助金の見直しをする」と言っていたが実績として評価できる状態ではないし、H22年と言えば、事務事業評価をした年だったが補助金はあまり検討されず、経年的に調べると全体金額も個別補助金項目も金額もオカシイので、今回のテーマは、「補助金」にした。

その結果、桐生市の補助金に基準はなく、「これだけ必要です。欲しいです。」という金額、つまり“言い値”を慣例的に支出していることが分かった。

特定団体に、基準のない“言い値”をあげちゃう慣例・・・それが補助金。言い換えれば、“算出基準のない血税からのお小遣い”である。

こういうものがずっと放置されてきたことに改めてビックリだが、公金の使途として不適切なのは明らかだ。

“指定管理者”に支給される「指定管理用」も、公の施設運営にいくらかかるか指定管理者候補に計画額を出させ、適正かどうかを審査して決めているという。

桐生市とこの“指定管理者”の関係は、1団体を除いてずっぷりどっぷり全てが天下り先であり、審査する側される側がダブっている(同じ)であり、しかも“非公募”で決めている。

こんなん、公平でもなんでもない。ただの癒着でしょ。

また、指定管理者については、ワーワー言われるのでちょっとずつ減額(人件費は減額しない)したようだが、委託料(外部に仕事をしてもらう)は年々増え続けていることも明らかになった。しかも、委託される業者が、すいぶんダブっているな~という資料もでてきた。

あやしい・・・gawk

決算特別委員会(2)ギインを信じる監査委員

また、H22年は桐生市始まって以来初めての住民監査請求が出された年でもある。議員の政務調査費の使途に疑惑があったからだ。ところが、住民監査請求が出された後に、マズイと思ったギイン達は取り下げたり修正した。監査委員がやったという調査も、疑惑のギインを呼びだして話を来て、それをそのまま信じたという。そして結果、『問題なし』とされた。

この件について監査委員に質疑したが、代表監査委員から驚愕の発言があった。

「選挙で選ばれた議員を信じている。信じないでどうする。」

「大した問題ではなかった」

「監査委員の仕事は他にもいっぱいあり、住民監査請求だけにかまってはいられない」

  ・・こういう主旨の発言があった(これからテープを聴いてみる)。

思わず、激怒してしまったのは言うまでもない。

決算特別委員会(3)職員給与減らしなさ~い

最後に、人件費について質疑した。「職員給与は市民の給与レベルに合わせなくてはいけないハズだし、期末勤勉手当には職員評価を反映しなくちゃいけないハズだ。やってんの?」(もちろん、もっと上品な言い回しでした。多分ね)。すると、「年齢や学歴や職責によって給与金額が違ってきまして・・・人事院勧告に従って、うーたらこーたら・・・」などとまたつまらん言い訳を言い出した。長時間にわたる審議で疲れていたせいもあり、ブチッと頭の中で音がして・・・

「職員評価は反映しなくちゃいけないんですよ!セクハラ、パワハラ、情報隠蔽、憲法違反をしている職員はいると認識していますか。」と質疑した。慌てた課長は、

「そっ、そのような職員は、・・・い、います」と答えた。随分正直な人だな~catfaceと思ったが、な~んもしらんギイン諸侯の皆さまが、

「あーっ?!いるんかよー?」などと混乱してしまったため、課長は

「いっ、いませんっ」と発言を訂正した。

フンッ!その発言訂正、訂正しておいた方が良いと思いますよん。

pigヒント↓

Img00224201109151247_2

・・・そうじゃないと、あなたもあなたの上司も、“情報隠ぺい”職員で減給をもとめられちゃいますよん。名指しで。

2011年9月14日 (水)

【桐生報道TV No.38】“お茶は食べません”

【桐生報道TV No.38】“お茶は食べません”

http://www.youtube.com/watch?v=GWkDVuIgaHk&feature=mfu_in_order&list=UL

桐生報道TVさん、いつもありがとうございます。「白いブランコ」大好きです。

ところで、ツイッターでこんなコメントいただきました。

「(教育委員は)緑茶カテキンを積極的に摂取しているわけですね。」ですって。

カテキンには、血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕、抗アレルギー作用などがあるそうです。・・・抗放射能はないようですが、あしからず。

2011年9月13日 (火)

風評発言をした教育委員は誰だ?白状しなさい!

先ほど教育委員会に、過日の決算特別委員会で「福島の風評被害を心配して、桐生市の給食ですすんで使ったらどうか」と発言した教育委員がいると聞いたので、その委員は誰なのか聞きにいってきた。

庭山:その発言はいつの委員会で、どの委員が発言したのですか?

教育部主幹:4月20日の委員会です。情報公開請求をしてくれれば会議録が出ます

庭山:以前請求したら委員名が書いていない会議録だった。今は委員名が書いてあるのか?

教育部主幹:書いてない

庭山:それじゃ、それを見たって、誰がその発言をしたかわからないじゃないですか。

教育部主幹:お答えできません。

庭山:いいや。はっきりしてもらう。市長推薦の議会承認。承認するときは候補者ひとりひとり審議して承認している。月に1回の定例会で10万円近くもらっている教育委員には発言責任がある。誰ですか?

教育部主幹:審議に影響のあるような場合は言えませんし、教育委員会は合議機関ですから。

庭山:税金で雇われていて何言っているのかわかりません。合議機関ということは、5人全員が同じ考えで合議したと?

教育部主幹:そういうことになります。

pig      pig      pig

ほんだら、5人もろともになちゃうじゃない。・・・とりあえず、顔写真がないので名前だけ。

委員長 鈴木正三(77)

委員長職務代理者 藍原京子(50)

委員 東郷直子(64)

委員 前原勝(53)

教育長 高橋清晴(62)

http://www.city.kiryu.gunma.jp/web/home.nsf/0/cfd7d9d8e5672193492576180022424b?OpenDocument

 

写真、どこかにないかなcamera

それにしても、教育部主幹さんは、委員名の記入されていない会議録をわざわざ私に情報公開で請求させて時間でも稼ぎたかったのでしょうか?もうすぐはじまる議会では、「教育委員の選任」があるから?

先ほど、情報公開ではなく、議会のほうから資料請求しました。議会で承認している教育委員の発言を確認させていただけないようでしたら、今後大っきな問題とさせていただきます。

そこんとこ、よろぴくheart04

教育委員はお茶を食べてるかも。

『平成22年度 桐生市歳入歳出決算書』305pにある教育委員会の「食糧費」は26774。過日行われた決算特別委員会でこれについて質問。

庭山:食糧費で何を買っているのか。

課長:教育委員会が開催された時のお茶です。

庭山:お茶だけにしては高い。他に茶菓子とか購入しているのでは?

課長:お茶だけです。

庭山:これだと、1か月2231円もお茶を買っていることになる。食べているのでは?

課長:お茶は食べません。

・・・happy01委員会室内爆笑happy02・・・

ということで、月に1度行われる教育委員会のお茶がコレ↓

Img00223201109131037

一袋750円プラス消費税。「産地直送」って書いてあるけど、産地は不明。ヘンなお茶。

産地直送で産地不明な750円のお茶を5人の教育委員は飲んでいる。年間約35袋のお茶をご提供している。

catfaceやっぱ、食べてんじゃないの?

福島の農産物の風評が心配で、桐生市の子どもたちの給食に福島県産をすすんで使えと言った教育委員会。ならば、あなた方が率先して福島産をいただきなさい。あるいは、基準値超えした桐生の茶を飲みなさい。お茶にすれば薄まるから大丈夫なんでしょ?

追伸:「基準値超えても、お茶をいれれば薄まるから大丈夫」と言ったのは、同じく教育委員会スポーツ体育課の職員サン。のんでますか~?

2011年9月11日 (日)

メール紹介:デタラメ監査を追い詰めよう!

八潮市の矢澤議員さんからメールをいただきましたので紹介します。

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庭山さん

あなたのブログにあった「監査委員を監査したい」を興味深く読みました。

ブログにヒントを得て総括質疑で、庭山さんのブログにあった「監査委員を監査したい」という気持ちで質疑しました。

まず、全国都市監査委員会、関東都市監査委員会、埼玉県都市監査委員会、東部都市監査委員会で昨年行われた研修会の内容について聞きました。

答弁ではすべて講演会形式で八潮市は全国都市監査委員会の研修会には欠席(監査時期と重なった為)あとの研修会には出席していました。しかし、ほとんどが事例研究とは程遠い内容でした。

また、行政監査は八潮市も過去10年間一度も行われていませんでした

以下がその理由ですが、笑ってしまいます。

「八潮市では行政監査の視点も取り入れて監査を実施しているから・・・」だそうです。

今回の質疑では、「監査委員から改善すべき指摘事項があったか。あれば具体的に紹介を・・・」と聞きましたが、「一般会計、特別会計、上水道事業については何も指摘されていないと答えています。これで本当に監査しているのって感じです。

昨年から、代表監査が今までの最大会派の自民クラブ出身の元議員から税理士と変わったことで少しは変化があるとは思いましたが、従来とあまり変わらない(?)ような気がしています。監査委員は首長の推薦で議会が承認となっているので、この制度を変えないと本来の監査は難しいのではないかと思います。

ところで、東京都の監査事務局のHPには、監査結果に基づき知事等が講じた措置が

公開されています。http://www.kansa.metro.tokyo.jp/10sochi/sochi.html

「監査の実効性を確保するため、監査委員が過去の監査で行った指摘や意見・要望に基づき、知事等関係機関が改善措置を講じたものについて通知を受け、この通知内容を公表するものです。(地方自治法第199条第12項)」と書いてありました。

また、東京都監査委員事務局では、毎年(監査のあらまし 平成22年実施結果)という冊子も作成していて、http://www.kansa.metro.tokyo.jp/14aramashi/aramashi.htmlからダウンロードもできます。

私は2009年度版を勉強会で手に入れていますが、結構、参考になります。

桐生市議会は改革へ向かって動き始めたようですね。羨ましい限りです。

わが市は相変わらずの状態で、他が改革に向かっている分、さらに取り残されるという感じです。

                         八潮市議会議員  矢澤江美子議員

                         “矢澤江美子通信”http://www.e-yazawa-web.net/

-------------(以上メールより一部抜粋)-----------------

矢澤さん。貴重な情報をありがとうございます。私も一般質問で監査について質問しようと思っていたところでしたので大変参考になります。

過日、5年目にして初めての決算特別委員として質疑してきました。平成22年と言えば、桐生市では市政はじまって以来初めて住民監査請求が出された年でした。内容は政務調査費の不正使用疑惑についてです。しかし、住民監査請求が出された後、まずいとギインが認識したモノは自ら取り下げています。また、ギインに使途を聞いたようですが、それをそのまま信じたとのこと。その結果、問題なしとされました。この点について監査委員に質疑を繰り返したところ、代表監査委員が「議員は選挙で選ばれている。そういう人を信用しないわけにはいかない。」「(住民監査請求が)出されても、他にも仕事がいっぱいあるのでそればかりに関わっていられない」「たいした問題ではなかった」などと驚愕の発言がありました。

まったく、許せません。

よって、一般質問します。

監査制度は大いに問題があります。全国の心とアタマのある議員さんに呼びかけます!監査制度改革のために、それぞれの議会で監査制度、監査委員について当局に質問して下さい。デタラメやってる監査を一緒に追い詰めましょう!そして、市民のために仕事をする監査に変えましょう!

2011年9月10日 (土)

桐生報道TV No36 的を射た質問をしましょう

【第36回桐生報道TV-的を射た質問をしましょう-

http://www.youtube.com/watch?v=K-PPqfGUWG0

桐生報道TVさん、いつもありがとうございます。映像になるとわかりやすいです。

2011年9月 8日 (木)

桐生報道TV No.35 直球しか投げない庭山議員さん

【第35回桐生報道TV】  - 直球しか投げない庭山議員さん -

http://www.youtube.com/watch?v=iy3sFmXdM6k

桐生報道TVさん、いつもありがとうございます。

ですが、・・・正確には、直球しか投げられません。あしからずpig

2011年9月 7日 (水)

2011.9.7-8決算特別委員会報告

今まで桐生市議会では、予算・決算審議は議員の半数で、2日間で特別員会を開いてやっていた。だいたい、朝10時から夜7時~8時くらいまでやっていた。

今回からは、議員全員で3日間にわたって決算特別委員会を開くことにした。加えて決算審議には職員が待機するので残業代がかからないように、5時を目安に終わりにできるようにしましょうと確認をした。

ところが、議員5年目にして念願というか執念の私もそうだが、議員返り咲きの飯島議員、やはり前2年において質問権を奪われたり、無会派ということで予算決算審議からハズされていた西牧議員の質問が止まらない・・・。特に、西牧議員は徹底的に予算書、前年の決算書、市長のマニフェストからなにからかにから徹底的に調べ上げてきたようで、自身のブログで「質疑は500ある」と書いてあるだけあって、逐一非常にこまかーく、ネチネチとめどない。

初日の休憩時間には、荒木議長と西牧議員が怒鳴りあいの大げんかannoy

荒木議長:少しは協力してくれよ。職員の残業代がつかないようにって5時には終わりにする約束だろ?!

西牧議員:私は市民のための仕事をしてるんだよ!それを妨害するのか!

荒木議長:そんなこといってねーよ!委員会だって3日にしたろ?西牧議員は前から職員の残業代を問題にしてたろ?協力しろよ!

西牧議員:議長は市民のための仕事を妨害するのかよっ!そんならそれを議会報告会で市民にいってやるっ!

荒木議長:そんなこと言ってねーだろがっ!

西牧議員:言ってるよ!punch

荒木議長:いってねーよ!punch

     ・・とこんな感じ。

今日も西牧議員がネチネチやるものだから、相沢議員は隣の森山議員とかなりカッカしていたspa

職員:・・・というわけでそれは公園のトイレのくみとり代です。

西牧議員:ということは、そのトイレは水洗じゃなくてくみとり式のトイレと言うことですか?

と、しょーもないことを繰り返したときには、さすがにぶち切れたようで、赤い顔をしながら「ゆるさねーpunch!もうゆるさねーpunch!」としっかり聞こえる小さな声で不快感をあらわにしていました

確かに西牧議員はしっかり下調べしてきている。けれど、的を射ないのは確か。でも、彼が逐一質問することで、例えば幹部職員が部下の数を把握していなかったり、市長の重点施策をないがしろにしている姿勢が露わになってきたのも確かだ。

西牧議員が「市長の重点施策の項目名が変わっていたり、印刷代にしかなっていなかったり、どういう事なんだ?!市長が重点的にやると言った施策だろー?」と突っ込んでいたとき、心の中で一番喜んでいたのは、実は、亀山市長かもしれない。

こうやってネチネチ逐一質問すると、どういうことが分かってどういう問題が生じるか。またほとんど質問しない議員は市民にどう思われるのか。あるいは「特に問題がないので賛成です」などという討論を繰り返すことは市民にどういう印象を与えるか、などなど。それぞれの議員がそれぞれ出来る限りのことをやって、市民に評価してもらえばいい。今桐生市議会はそういう試行錯誤の時なのだと思う。

今日の委員会が終わって帰り際に、相沢議員がやってきて、「ご協力ありがとうございました!」「ありがとうございました!」と私とそのとなりの渡辺議員に大きな声で言ってきた。そしてそのとなりの西牧議員は素通りしていった。・・・あははhappy01あまりにかわいい嫌がらせというか、圧力のかけ方に笑ってしまいました

今日は的を射ない答弁が繰り返されたこともあり、さすがの井田委員長も司会をしながらため息をついたり、「・・・と答えていただければいいと思うのですが」と答弁をしちゃったり。明日も頑張ってね。

それにしても、私のマイクだけ調子が悪い。何度取り替えても調子が悪い。・・・気合い入れすぎ?

2011年9月 6日 (火)

メール紹介:国の基準が信用されていないから

都会のジェントルマンさんがメールを送ってくれましたので紹介します。

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「すき家」展開のゼンショー、国産米を独自に放射線検査

http://www.asahi.com/business/update/0905/TKY201109050362.html

牛丼チェーンの「すき家」などを展開する外食大手のゼンショーは5日、店舗で使う今 年の国産新米について、独自に放射線検査 をすると発表した。

国の基準に消費者の不信 感が強いため、自然状態より少しでも高い放射線が検出されれば店には出さない方針だ。 すべての産地について、収穫のたびに川崎市内の分析機関でサンプル検査をする。国の放射性セシウムの暫定基準値は1キロあた り500ベクレルだが、「(もみがらを取っ た)玄米の段階で自然より高い放射線が検知されるようなら、お客さんには出さない」と いい、はるかに厳しい基準となる。

 

ゼンショーは年間数万トンのコメを使い、外食産業では最大という。既に肉や野菜など の検査をしているが、主食のコメは消費者 の関心が特に高いといい、「国の基準は全く 信頼されていない。最大の安心を提供したい」と独自の基準を設ける。

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すき家だけでなく,セブンイレブンやモスバーガーも,独自に食材の線量検査をするらしいです.理由は、いずれも 

   『国の基準が信用されていないから』

学校給食はどうなるのかな?

--------------(以上めーるより)------------------

いまどき、いまさら、国の基準を信用している人って・・・国からお給料もらっていると思っている人たちくらいじゃないでしょうか。あるいは、イヤなことは見ない人。

あと、“いのちよりカネ”で、これから国からカネ(保証金など)もらおうと思っている人たちかな。

2011年9月 5日 (月)

メール紹介:庭山さんの突破力は凄い。応援してあげて。

遠方の方からメールをいただきましたので紹介します。

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庭山さんは凄い。
本稿で取り上げられている「指定管理者、天下り、指定管理料・・・」の件も、なるほどと思います。事実関係を公にすることは出来ないものなのでしょうか。

庭山さんくらいの突破力がないと、何十年も続いてきた行政のやり方を変える事はできないような気がします。

どうぞ、桐生市の皆さん、ますます、庭山さんの応援をしていただけませんでしょうか。市民のバックアップが庭山さんの力を何倍にもします。

よそ者が思わずこんなエールを送りたい気持ちなるのが、庭山さんの凄いところです。私の住む町は、残念ながらそんな市会議員は見当たりません。その点、市行政の酷さを痛感している私にとって、庭山さんを擁する桐生市は羨ましくさえあります。

-----------------(メールより一部抜粋)----------------------

メールありがとうございます。

私はストレートしか投げられないので、痛い思いをしている方も多いと思いますが、仕方ありません。私がドロ団子を投げつけたくなるようなことをしていらっしゃるのですから。時々私に「“投げ方”を考えたら?」などとサジェスチョン下さる方がいますが、大きなお世話。ほんだら、あなたがあなたのドロ団子を投げなさい。なんでも人任せはいけません・・・と思うわけです。私だってカーブの投げ方が分かっていたら、そうしています。

事実関係を出来るだけ広く伝えたいので、ブログやツイッター、またバイクで配ったりしていますが、限界があります。また、本当の事を書くと新聞折り込み業者に「おりこまねーよ」と拒否されてしまいます。何か良い方法がありましたら、教えて下さい。

2011年9月 4日 (日)

総務委員会と経済建設委員会の報告(1)

先週は総務委員会を傍聴し、経済建設委員会に出席した。

総務委員会で一番の注目議案は、施設管理協会、体育協会、市民文化事業団の3団体の合併をめぐる問題

H20年に公益法人制度3法が改正されたため、この3団体を合併し、免税が受けられる公益法人にしたいというもの。この合併により、窓口が一本化され、人員削減ができ人件費を削減できる。さらなるサービスの向上に繋がる・・・等と言うが、全く眉唾である。

・・・というのは、私は過去4年間、議員として桐生市行政を見てきたが、彼らが市民のために議案を出してきたことは一度もないからだ。ここに上げられた指定管理者も、すべて職員の天下り先であり、民間化が目的であったのに公募もしないし、そこで働く職員の給与も市役所職員と同じである。経費削減で削っているのは、市民の財産である施設の修繕費など。加えて、指定管理団体を指定するのは、副市長と近々天下る予定の幹部職員たち。つまり、指定管理者を指定して数千~数億円の「指定管理料」を出す側と、そのお金をもらう指定管理者がカブっている・・・という信じられない状態になっている。

指定管理者になって半分民間になっても、ほとんど変化はない。指定管理者という制度そのものも大いに疑問のある制度だが、桐生市の場合、指定管理者になった根拠も不明。「儲けちゃいけないんです」と職員サンは言うが、自身で認めているその言葉通り、経営状況は悪い

そんな3団体が合併して、市民にとって何かいいことがあるのだろうか?

4年間、桐生市という行政体を観察してきたことから想像できるのは、とにかくだらだら存続させて天下りを確保し、本当にダメになったときに、二束三文で民間に売り飛ばす。そしてその時には「老朽化した施設を買い取ってくれた御礼」ということで民間に売却した後も補助金を年に数千万、10年間で数億円の補助金をあげちゃう・・・。

私の脳裏には、こういうストーリーが浮かんでくるが・・・。

「ニワヤマにそんなこと言い当てられてたまるかっ!」ということで、そうならないことを切に願う。

総務委員会と経済建設委員会の報告(2)

また、悪い冗談かと思うようなマヌケな補正予算がある。

挙げればきりがないが、例えば、

(1)   節電対策で市庁舎内と保健福祉会館の非常灯と蛍光灯のLED

これは、自動販売機設置を入札制度にしたおかげで、約1400万円の収入があった。全く久しぶりに入ったオカネなので何に使っていいか分からなくなってしまったようだ。

東電事故以降、セツデンの指示があり夏の間庁内は確かに暑かった。アッチイナァ~と机に向かっていたら、

ブカ:カチョー。自販機のオカネ、1000万以上ありますが、いかがしましょう?

カチョー:1000万かぁ・・・。う~ん。適当にやれよ!

ブカ:ですが、カチョー・・・

カチョー:うるさいなあ・・・。ハア~。あっちいなあ・・・(とイスにおっかかりながら上を見上げると、電気が目に付いた)・・・!あ。これだ。

ブカ:?

カチョー:flairLEDだよ。LED。今、はやってるだろ。これならセツデンだし、いいんじゃねーか。どのくらいの値段か調べてくれよ。

ブカ:ハイッ!名案ですね。すぐに調べます!

・・・って、こんなカンジで始まったんじゃないですか~?適当すぎる補正予算に、アングリですgawk

(2)   小学校の合併に伴う校舎の建設

過日の議会で「“教育委員会は素晴らしい教育環境を”って良く言うけれど、今、放射能汚染対策は何もやっていません。校舎を建てるよりもっと基本的な、子どもの安全に関わることにお金を使って下さい。学校が統合しても、この地域は子どもが増加する要因はありませんし、教室は余っています。文部科学省が必要とする教室数は統合後も満たしていると聞いています。学童保育の校舎は更に別に建設予定と聞いていますが、全くムダです。あるもので足りるハズです。」・・・と言ってみたけれど、ナニカのひとつ覚えみたいに「校舎を建設します」の一点張りの茂木教育ブチョー

あなたのような方がブチョーでいるから、教育で本当に必要なところにお金が届かないし、桐生市の教育環境は基本的な子どもの安全が確保されないんじゃないでしょうか。放射線量を測定しても高い数値が出たからマズイと思って情報を隠蔽し、憲法違反をして議員が公民館で議会報告会をやることを認めないあなたのような方がブチョーでなくなることが、桐生市教育環境改善への第一歩だと思っています。

Img00221201109051449_2

こういう職員を処分できない亀山市長にも大いに責任があると思います。

総務委員会と経済建設委員会の報告(3)

この他にも、ちょっと前にも書いたけれど、空間の放射線量を測定する機器を2台リースするのに73万円。これは、放射能対策ではなく、雇用対策だと白状しました。そして、市庁舎内でネンネしている放射線測定器が2台。・・・ハァ・・・。それ使えば?使わないでネンネさせとく理由はなんなのさ~?

加えて、「みどりの分権」などという地球環境規模的問題に取り組もうと、少水力発電の実証実験に2400万円。「市民には見えにくい成果」を主張し、市民に理解していただくようガンバリマス」ガンバル宣言をした天沼市民生活ブチョー

総務省の趣味的事業に手を出して、市民が要求してもいないことを「市民に理解させる」だって。おこがましいにもほどがある。そんな事業に職員が時間と労力を使うなら、市民が必要としていることに使って欲しい。まったく、ショウスイ力だけに、“憔悴”しちゃう。

Img00218201109051333_2 

総務委員会と経済建設委員会の報告(4)

経済建設委員会も、言いたいことはいっぱいあるけれど、一番驚いたのは、住宅リフォーム助成制度の創設を求める請願」が採択されたこと。

私と渡辺議員が紹介議員なので、どんな質問が来るのか結構構えていた。というのは、これは前期何度か請願として出されていたが、うんたらこーたらイチャモン付けられて継続審議で最終的には否決されてきていたからだ。

ところが!

委員会では全一致で可決。では、なぜ前期3月で否決されたのか。いみじくも、自称超能力者・岡部スミオギインが言った。

「前回は、リフォーム業者が工事をして得た給料を仲町(桐生の歓楽街ほどではない飲屋街)で飲むのに使えばまちの活性化になる」という発言があったから否決した」・・・と。

???

岡部スミオギインは超能力者なだけあって、業者さんが仲町で飲むのは不健全と考えての判断だったのだろうか?仲町は、アットホームなお店もいろいろあって楽しいですよ。今度、お誘いしてみようかしらbottle

さて、決算書のつづきをみよっと。ランランnote

デザートはサッポロ一番?

今日は台風接近のため、家族4人全員のイベントが全て流れた。よって、久しぶりに4人でのお昼ご飯。中1の息子のリクエストでサンドイッチ。

たべるたべる・・・。

中1の息子の食いっぷりと言ったら・・・。ひとりで一斤食べちゃった(2斤買っておいて良かった)。

で、食べ終わった息子に、「満足した?」と聞いたら、

「ん~っ?」といって首をかしげられてしまった。

一斤食べて首かしげるなよな~!食後のデザートにサッポロ一番でも出してあげようかしら。

この年頃の男の子は、みんなこんなに食べるのだろーか。

2011年9月 3日 (土)

メール紹介:広島・長崎の人体実験はフクシマで繰り返される

“南相馬の明日を考える会”から、「ビン詰めにされたフクシマ県人と原発を放影研の医師が健康調査=実際は人体実験の診察をしているということが現実味を持ってきました「というメールをいただきましたので紹介します。

広島市には、原子爆弾による被ばく「調査」を行い「治療」をしなかったことで有名な放射線影響研究所があります。また、長崎大学の山下俊一氏とともに福島県放射線健康リスク管理アドバイザーを務め、福島県立医科大学の副学長に就任した神谷研二教授が所長を務める広島大学原爆放射線医科学研究所もあります。

この放射線影響研究所の前身は、アメリカ政府が設立した原爆傷害調査委員会「ABCC」です。原子爆弾による傷害の実態を調査記録するため、広島への原爆投下直後にアメリカが設置したもので、調査が目的のため被爆者の治療は一切しませんでした。

『「検査すれども治療せず」だった。私自身、ABCCで裸にされ、全身調べられたあげく、何の説明も受けられなかった屈辱的な経験がある。放影研に改組後も、米国人科学者が難しいことをしている「象牙の塔」というイメージで、近づくこともなかった。』(日本被団協代表委員 坪井直氏)。

被爆者に治療を施さず、被爆者をモルモット扱いしたため「検査すれども治療せず」といわれ、非人間的な存在の象徴となりました。そして、ここでの調査研究結果が現在の放射線影響の尺度の基本データとなったのです。

ABCCは1975年に、1948年から研究に加わっていた国立予防衛生研究所と組織改編を行い、日米共同出資運営方式の財団法人放射線影響研究所が発足しました。

チェルノブイリ原発事故の際、事故調査を行い「安全宣言」を発表した国際原子力機関(IAEA)の事故調査委員会の委員長が、放射線影響研究所理事を務めた重松逸造です。1990年に世界保健機関(WHO)のチェルノブイリ事故科学諮問委員会会議を開催、1995年にはWHOの「緊急被曝(ひばく)医療支援ネットワーク」会議を開催しています。重松氏は『ここの研究が原発建設に大いに役立っている』と語ったといいます。

福島原発事故では、4月、政府が「チェルノブイリ事故との比較」という公式見解を発表しましたが、この事実上の安全宣言に名を連ねた1人が放射線影響研究所の理事を務めた長瀧重信でした。

4月下旬、福島県立医大の関係者が放影研を視察し、放影研等でつくる「放射線影響研究機関協議会」に福島県立医大が加盟しました。

こうして、広島、長崎の被爆者健康調査で構築された手法で福島県の県民健康管理調査はすすめられています。広島大学や長崎大学、放射線影響研究所などでつくる福島県民健康管理調査検討委員会の座長が山下俊一氏。県立医科大を中心に、広島、長崎の各機関や放射線医学総合研究所、福島県医師会などがサポートする体制が固められました。

「検査すれども治療せず」の歴史を繰り返すことは許されません。

Photo

---------------(以上メールより、一部抜粋)-----------------------

許し難き、被爆者の人体実験が、またフクシマで行われようとしています。

2011年9月 2日 (金)

経済建設委員会の視察:南相馬より京都に行きたい(1)

今日は経済建設委員会があった。内容については明日まとめるが、視察についての話が出たのでこの点をまとめておく。

たしか、7月のハナシでは、10月の委員会視察は南相馬市に行く方向でまとまっていた。

私の記憶が正しければ、こんな感じだった。・・・

福島委員長:視察はどこにしましょうか。

岡部スミオ委員:桐生も水害にあった経験があるが、3.11で水害にあった地域に視察に行きたい。

庭山:南相馬市に行ってみてはどうか。現地でボランティアをしながら、南相馬市民の生の声を聞いて、危機管理対策について視察してはどうか。

周藤委員:私も、他市の議員から南相馬に行った話を聞いて、南相馬が良いと思っていた。

福島委員長:そうですね。それが良いですね。

ところが、今日のハナシでは・・・

福島委員長:群馬県議長会の方で、非公式に南相馬市には行かない方が良いというアレがあった。

庭山:アレってなんですか?

福島委員長:そう言う話があったと荒木議長から聞いている。

庭山:非公式に群馬県議長会で何を話したのか?群馬県議長会に何の権限があるのか?加えて非公式ならなんでもない。そもそも荒木議長はそんなものに賛同したのか?

福島委員長:説明が必要なら議長が説明すると言っていた。議長いるかな?(と事務局職員に確認してもらうが、すでに帰宅)

福島委員長:そういうことで、京都方面へ行く視察案を作ってみました。

庭山:南相馬は?

福島委員長:今回は遠慮すると言うことで。

庭山:なんで?

新井イイン:火事場でごった返しているところにのんびり視察に行ったら迷惑だろーが。(←のんびり視察にいくつもりなんですねsad

福島委員長:被災しているところに行ったら悪いと思う。遠慮するのが人の道。(←イミフだよdespair

渡辺委員:市議会議員として原発に対する一致合意が得られないので、南相馬は無理だと思う。桐生市にとって役立つことを学んだ方が良い。

岡部イイン:視察は市民のための勉強をするために現地へ行って歴史を聞いてくるもの。今おきていることを聞いてくることじゃない。今回の視察(南相馬)は規模が違う。規模、目的と言い桐生市のレベルの範囲を超えている。(←東電事故レベルの危機が起きた時には、対応できない、というよりしないと言っているcrying

経済建設委員会の視察:南相馬より京都に行きたい(2)

庭山:南相馬市に問い合わせたのか?

福島委員長:問い合わせていない。問い合わせるのも迷惑をかけてしまう。相手のことを考えるべき。庭山さんは考えないのか?

庭山:まず、問い合わせるべき。私が問い合わせましょうか?迷惑云々より、南相馬の人たちは現状を知ってほしいと言っている。南相馬に行って、ボランティアをしながら危機的状況になった時、国も対応をしてくれないような時、市民がどういう立場におかれるか、行政として、議会としてどんなことが出来るのか、出来ないのかを見て聞いて考えることは桐生にとっても大切なことだと思う。3日間の視察予定なら、3日間、南相馬の市民が避難して寝泊まりしている中学校に一緒に泊めてもらい、さまざまなボランティアをしながら、南相馬の市民、議員、行政の話を聞いたらいい。できたら市長の話も聞きたいくらいだ。

福島委員長:視察に行って1カ所にずっといるのはできない。

庭山:そんな規定はどこにある?

事務局:規定はありませんが、通常1カ所ということはありません。

岡部イイン:過去の経緯からして1カ所と言うことはない。

庭山:過去の経緯?規定はないんでしょ。

福島委員長:ないんだよね。・・・どうでしょう。今回は京都方面に行く案で。

庭山以外の皆さん:賛成です。

庭山:みなさん、南相馬に行きたくないんでしょ。

新井イイン:そんなことねーよ!行きたいけど遠慮した方が良いっていってんだよ!自分勝手なこと言うなよ!

庭山:gawkふん!南相馬に確認もしていないくせに。

福島委員長:ということで。できうれば、委員全員で視察に行きたいですが。庭山さんどうします?

庭山:考えさせて下さい。

帰宅後、参考までに南相馬に電話してみた。

「もう、一段落しているから視察も大丈夫ですよ」・・・だってさ。

danger今回の件でハッキリしたこと。

桐生市議会経済建設委員会のメンバーの皆さんは、

                南相馬より京都に行きたいbottle

・・・そういうことですねpig

2011年9月 1日 (木)

飾りじゃないのよ、測定器~

桐生報道TVさま、いつもありがとうございます。

第32回桐生報道TV 総括質疑は八百長議会の王様デス

http://www.youtube.com/watch?v=AJMLNyDOGMc

さて昨日、放射線を測定する担当課へ行って尋ねてみた。

庭山:7月に2台これ(自分の測定器を持参)と同じ放射線測定器を買ったと思いますが、使って測定していますか?

職員A:はい。

庭山:どちらで?

職員A:清掃センターと境野水処理センターに貸し出しています。

庭山:ちょっと前に、市民から電話があって、境野水処理センターに空間線量を知りたいと問い合わせた人がいます。が、計っていると言うことだったようですが、これを使っていたんですね。でも、データを公表しなかったみたいですよ。

職員A:はあ・・・。

庭山:測定してもデータを公表しないで市民を不安にさせるってどういう事でしょう。

職員A:そうですね・・・。貸し出した先の事なので・・・。

職員B:あ。貸し出し用の2、戻ってきましたよ、ね。(と職員どうし目配せ)

庭山:戻ってきて、その後明日からどう使うんですか?まさか、寝かせとくわけじゃないですよね。

職員AB・・・(無言)・・・

庭山:あ~っ!寝かせとくんだ~!それって、どういうことなんですか~。111万円するのに、測定してもデータを公表しない、市民を不安がらせる。市民が不安なのに測定しない!目的が分かりません。目的が分からないと言えば、昨日の議会で、放射線測定器を2台リースで70万以上の補正予算がありましたが、どういう事ですか。

職員Aあれは、10月からの雇用対策で、もっと精密に、特に線量の高い黒保根地域にメッシュをかけて細かく測定していこうと。

職員B:安い測定器だと、3050%の誤差がありますので、正確な値を・・・

庭山:放射性物質はもうバラまかれているんです。正確さも大事ですが、今は緊急性を要しているんです。うだうだやってるうちに半年たってるし・・・bearingこの私が持っているタイプのものだって、11万円。群馬県が使っているものと同じですよね?このレベルの測定で十分ですよ。半年レンタルで73万円って、高すぎるでしょ!

職員B:正確な機械が今なかなか手に入らなくて。私たちもレンタルの見積もりを見たとき、これなら買った方が安いと思ったのですが。でもこれは、雇用対策の費用で、これはレンタルじゃないとダメなんです。でも、レンタルできるかどうかも・・・。

庭山:は?

職員B:今、線量計がなかなか手に入らなくて、業者はちょっとしたバブル状態で、レンタルでも、本当に向こうの言い値になってしまうんです。

庭山:放射能汚染対策をして下さい。レンタルでそんな金額使うより、10万程度のものをもっと多く購入して、学校に配って測定して下さい。使う予定のない貸し出し用2台寝かせるって言ってるし・・・。使って下さい。この2台でも、学校に貸し出して学校で細かく測定できるようにして下さい。お願いします。

職員A:そうですね。検討します。

庭山:検討じゃなくて、お願いします。

わかったことsnail

(1)   この放射線測定器購入73万円は、雇用対策で放射能汚染対策ではない。(→だから10月からじゃないと測定を開始しない。)

(2)   測定器がなかなか入手困難な中、少なくとも2台は市役所の市民生活課の中で寝ている状態。

(3)   測定してもやっぱりデータを公表しない。

(4)   放射線測定器は、レンタルできるかどうか分からない。その場合には、寝かせているこの2台を使う。→無駄なレンタルしないで、手元にある測定器で測ればいい!

(5)   放射能に対する問題意識が非常に低く、放射能汚染対策よりも雇用対策。

いいかげんにしてください~pout

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