今日から、小学校一年生の娘はお弁当にしました。お友達が給食を食べる中、・・・心配なこともある・・・というのが母親として正直な気持ちです。が、安全が確認されていないものを、また安全確認するつもりもない指導者の下で、給食を食べさせるには抵抗がありすぎる。
給食をやめてお弁当に決定したのは、過日の議会での質疑答弁が最終的なきっかけです。議会では放射能汚染問題について質問しました。市長は「非現実的かもしれないが原発はやめた方がいいと考えている。市民の安心、安全のために情報を公開していきたい」と答弁。にもかかわらず、茂木教育部長と天沼市民生活部長は、「(特に黒保根地域の放射線量が高いので)校庭の土を5センチでも3センチでも除染した方が良いのではないかという質問に)やる気ありません」、「流通している野菜は安全です」、「国の基準値以下だから大丈夫」の一点張り。日本人は世界の中でもダントツ放射能に強い民族と考えての基準値なのかと、世界のびっくりの基準値ですし、流通している食材の99%以上は検査されていないのに「大丈夫」と言いきる。
桐生市の学校給食の食材は、放射能汚染地域からのものも使っており(どのくらいの量を使っているかも分からない)、国や県の安心宣言をそのまま信じているだけで、測定も対応もしない。するつもりもない。放射能に対してほとんど無知であり、無責任であり、危機意識が希薄すぎて話にならない。
どうにも給食センターも教育委員会も信じられないので、ガマンの限界。そこで、昨日の夕方学校に連絡すると、教頭先生が「給食の献立メニューを見て、同じようなものを持たせて下さい」と言った。全く唐変木なオーダーです。放射能汚染地域以外からの食材を探すだけでも大変なのに、どこまでも難問を突きつけてくる。努力はしますが、そんなことは無理です。
とにかく、娘が心配ですし、桐生の給食を食している子どもたちも心配、無防備に屋外プール授業を受けている子どもたちも心配。・・・でも、どうにもならない。
そう。娘は屋外でのプール授業も室内待機にさせていただいています。暑い校内でお友達が楽しそうにプールに入るところ、娘は一人で室内待機。これも、切ない気持ちで一杯ですが、安全確認されていない屋外プール授業を受けさせるわけにはいきません。万が一にも放射線量が高いプールサイドにぺたりとお座りでもして卵子が傷つけられたら、責任がとれません。一度傷ついた卵子は再生・修復されません。将来の娘の子ども(私にとっては孫)が健康に生まれることが出来なかったことを想像すると、屋外プールでの授業を拒否するしかありません。本当は、プールサイドの放射線量を測っていただき安全を確認し、安全が確認できたら屋外プール授業をする。そうでなければ屋外プール授業はしない。そういう選択があっても良いはずです。が、教育委員会の通りにしか学校は動けないようで、屋外プール授業を強行しています。それでも、昨日、やっと教育委員会は重い腰を上げてプールサイドの放射線量を測定したようです。
しかし、測定しましたが、データはまだ公表していません。
私は文部科学省が出している事故前の全国の自然放射線量の計測値から、我慢限界値は0.07μSv/hとしました。これ以下だったら、(我慢して)娘にプールの授業を受けさせたい。しかし、データは公表されていませんから、今日も娘は一人で屋内にいることになったのではなかな。・・・ごめんね。週末には、また屋内プールに一緒に行こうね。
長くなりましたが、給食拒否して“お弁当” “屋外プール授業拒否”の理由。それは、義務教育なのに、安全が確認されず、娘の健康、娘の将来にわたる健康が心配だからです。
でも、結局ね・・・。給食拒否して、屋外プール授業を室内待機にしても、別の心配が出てきちゃう。ほんとうに、心配で不愉快で・・・。
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