5月21日の金環日食を観察した後に、目に違和感や痛みなどがあり眼科を受診した人は全国で約千人、うち80人は目に異常があったとの中間報告を日本眼科学会が25日、公表した。
眼科医からの報告を集計、6月末までの受診者は958人だった。裸眼で観察した人が多く、90%近くは1日以内~数日程度で症状が消えたが、115人(12%)は症状が継続。視野の中心に暗い点が見えたり、ゆがみを感じたりした人もいた。80人(8%)は眼底に異常があった。
受診者は2~92歳で中高年が多く、12歳以下は69人(7%)。都道府県別では愛知(172人)が最多で東京(107人)、茨城(97人)、栃木(70人)、千葉(45人)の順だった。
聖隷浜松病院(浜松市)の尾花明眼科部長は「子どもが少なかったのは、学校で対策を講じたためではないか。眼底異常と症状継続の人は、日食網膜症になった可能性があり、追跡調査をしている」と話している。
横浜市で開かれた金環日食シンポジウムで明らかにした。〔共同〕
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