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2011年3月

2011年3月30日 (水)

とあるブログの紹介「息子へ」(1)

お彼岸でお墓参りに行ったお父さんから息子さん(多分小学生じゃないかな)へのメッセージ。親としてとても共感するので、アップします。

*  *  *  *

「息子へ。」
http://blog.neoteny.com/eno/archives/2011_03_post_514.html

・・・(中略)・・・

直接も言うけど、こうやって書いて残すのは
お前だけじゃなくて、みんなにも伝えたい、というのもあるんだけど
自分の意見を「公」にしてないって、よくないと考えた。
正直言えば、わざわざ公にしないほうが、よいこともある。
パパだって、友達もいれば、仕事もあるんだし
原子力に対する態度を明確にしてしまうと
損をしてしまうことも多いと思うんだけど
そんな態度を、親であるパパが取っておいて
子どもである、お前に対して、「自分の考えを持て」なんて
偉そうに言えないよね、と思った。
・・・(中略)・・・
「原子力は安全だ」、という前提の上で
いままでやってきたから、今日の問題があるわけで
「原子力は危険だ」、という前提の上で
可能な限りデータを出して、可能な限りプランも出して
日本の国民、みんなで判断しよう。

これは、僕ら国民の生活の問題なんだから。
関係ないよ、っていう人は、あまり存在しない。
日本人が自分たちの未来を考える、大きなきっかけになるかもしれない。

・・・(中略)・・・

だけど、もういちど言うけど
だんだんと改善はされていくと思うけど
エネルギーの値段は上昇するように思うから
それはそのまま、生活に影響するわけだから
その苦しみは理解しないとね。
だけど、いずれにせよ、世界的に、原子力発電に対しては
今回の災害をきっかけにして、停止したり、中止したりなるだろうから
そういう理由でも、エネルギーの値段は上昇するだろうと思うよ。
パパが思っているより、その影響は大きいかもしれない。
だけど、それでも仕方ないと、パパ個人は思っている。

その理由?

最後に。

その理由を言うね。
これが一番大きい理由なんだけどさ。

パパは、自分の世代より先まで
影響を与えてしまう可能性があることって
手を出しちゃいけないと思っているんだ。
いま生きている人が、その人生を「どう生きようか?」
というのは、その人の自由でもあるから
少なくとも、それを求める権利はあると思うんだけど
次の世代とか、その先の世代まで
影響しちゃうようなことは、やっちゃいけないと思うんだよ。

とあるブログの紹介「息子へ」(2)

例えば、遺伝子に影響が出てしまう可能性。
お前の子どもの世代にまで影響が出てしまうとか。
場合によっては、もっともっと先の世代にまで影響してしまったり。
この国に、住めないどころか、人も近づけない場所ができてしまうとか。
そういうのは、いま生きている人、パパたちの生活と
そもそも、引き換えにならないと思うし、なってはいけないと思う。

命、対、命、のことなら、まだわかる。
先の世代の生命を脅かす可能性があるとしても
いまのみんなの多くが死んでしまうなら、已むを得ず、というのはあると思う。
いまの世代が死んだら、先の世代がなくなってしまうし。
だけど、「生活の豊かさとの引き換え」というのは
それは、身勝手だと思うんだ。
それをOKにしちゃったら、ぜんぶOKだよ。
「自分の生きている間、OKならOK」としたら、世の中終わってしまう。
それOKなら、それこそ環境問題なんて、どうでもよくなるよね。

先の世代への影響というのは、万が一、の話だけじゃない。
お前はまだ知らないかもしれないけれど
原子力発電というのは、使用済み核燃料というのが大きな問題なんだ。
薪を暖炉で燃やしたら、炭が残るよね。
炭だったら、捨てればいいんだけど
使用済み核燃料は、危なすぎて簡単に捨てられないんだ。
というか管理することすら難しい。
だから、そもそも、先の世代まで、大きなリスクやコストを
投げ渡してしまう、という発電方法でもある。原子力発電は。

・・・(中略)・・・

日本は変わる。
やっと大人になる。
本当の民主主義が、やってくると思っているんだ。
お前を含めて、みんながいま、考えれば。

こんな状況のいま、日本が世界に向けて
どんな態度を示すのか、どんなメッセージを投げるのか
本当に注目されているんだよ。

少しでも意見を持ったら、教えてくれ。
また、そのとき、ゆっくり話をしよう。

楽しみにしている。

昨日の墓参り、よかったな。
パパは、パパのパパと話をしたんだよ。
未来のことを。

だから、パパとも話をしようよ。
未来のことを。

*  *  *  *

是非全文をご一読下さい。

日本政府は、国民を見殺しにするのか?

昨日は、子どもたちの予防接種にいってきた。特に今度中学生になる息子は、小さいときは病弱で、10月中頃から4月頃までは毎日、小児科→耳鼻科→眼科→皮膚科へと毎日“病院のハシゴ”をした。

久しぶりに行った小児科の看護婦さんも、大きくなった息子にびっくり。「あら~!おおきくなったわね-!」と声をかけてくれた。「はい・・・」と思春期の入り口にさしかかっているのか、息子は下を向きながら返事をした。この子がここまで健康で丈夫で大きくなれたのは、休診の時でも診てくれた先生方や看護婦さんたちがいてくれたおかげ。子どもの突然の高熱や異変に私は本当に無力で途方に暮れてしまった。その時助けてくれたのが、先生方だった。本当に、ありがとうございます。

息子は年長の時に、桐生で一番大きな病院に一時入院したことがある。幸いにも元気になって退院できたが、長く入院生活を続ける子どもたちや、言葉では言い表せないような大変な治療をしなくてはいけない子どもたちとその家族を目の当たりにして、子どもの健康はなにものにも代え難いことであることを痛切に感じた。

子どもの健康は、大人が守らなくてはいけない。子どもの健康はその子だけの問題では無い。次世代にもつながる本当に大切で、かけがえのないもの。出来る限り細心の注意を払い、出来る限りのことをすべきだ。そして最終的に子どもの健康の責任を負わなくてはならないのは、その子どもの親でしかない。しかし、健康の実際のツケは、その子ども自身に降りかかってくる。健康に関して途方に暮れる子どもを作らないために、最大限の努力をすべきだ。

とんでもないことだが、日本政府は、福島原発事故現場から30km圏内を自主避難地域と指定しておきながら、そこにまだ約2万人の市民がいるという。しかも、現場にボランティアで行っている地頭健二さんによると、そこに子どもがいるという。「他にもいるのか?」と言う問いに『いっぱいいる』とのこと。

日本政府は、国民を見殺しにするのか?私たちの大切な未来の宝に、取り返しのつかない人生を強いるのか?日本政府は速急に避難させるべきだ。

2011年3月25日 (金)

親としての覚悟と決断

夜9時ころ、西牧議員から「あなたに言っておかないと、あとで怒られるから」と電話があった。「実は、高津戸で放射性物質が検出されたんだよ。15ベクレルだけどね」と。

やはり、放射性物質は桐生にも飛散していた。福島原発事故現場に桐生より遠い前橋の水道水に検出されているのだから、当たり前である。“微量だから大丈夫”とは思わない。なぜなら、水“だけ”に含まれる放射性物質が微量であっても、また野菜“だけ”に付着する放射性物質が微量であっても、放射性物質はそれだけにとどまらず、風にふかれて空気中を漂っているのである。特に、幼児や妊婦に対する影響がもっとも懸念される。「どの程度の放射性物質の飛散によって、どの程度の濃度で、何年後に人体にどのような影響が出てくるのか」などと人体実験されたのではたまらない。

乳幼児や妊婦さんなど出来れば、放射性物質が飛散していない地域へ自主避難したほうがいい。それが出来ないのならば、細心の注意を払って防御しなくてはいけない。政府の広報が曖昧であるために、放射能に対する市民の認識はあまりにも低く、無防備過ぎる。

情報は様々な手段で得ることは出来る。今まで国民をだまし、のらりくらりごまかし、搾取しつづけてきた政府やマスコミの言うことなどそのまま信じるわけにはいかない。多様な情報から、自分で考え、自分で判断するしかない。突き放すようで申し訳ないが、最終的には、子どものいのちの責任は、親にある。親の決断が子どもの将来と、その子どもの子ども(まご)の未来にも影響してくる。

親としての覚悟と決断。難しいけれど、迫られている課題だ。

君は改革の夜明けに生まれた

過日、甥が生まれた写真をブログにアップしたところ、「おめでとう」と声をかけてくれた人がいた。

「ありがとうございます。でも、こんな時じゃなくて、もっと平和で安全な時に生まれればよかったのにって思います」と言ったら、

「何言っての。ちょうど日本が変わるそのきっかけの時に生まれたんだよ。改革の夜明けに生まれた記念すべき赤ちゃんじゃない!」と言ってくださった。

そう。今、この時をきっかけに、変えなくてはいけない。名前のまだ無い君に、「君は改革の夜明けに生まれたんだよ」って言えるように。



追伸:君がかわいすぎて、君のパパとママは未だに名前をつけかねています。おばちゃんは早く君のことを名前で呼びたいのにね。

『住民至上主義』への改革から取り残される私たち

 一昨日、総務省に電話した。東北・関東大地震の影響で、北関東エリアは大変なガソリン不足で数キロに及ぶ行列ができ(最悪な人は、ガソリンを入れるのに8時間並んだ)、“計画”という文字をなぜ使うのか分からなくなるような計画性のない『計画停電』によって市民生活は混乱している。しかも、福島原発の事故の影響で、放射性物質が飛散し、水道水や野菜からそれが検出されている。こんな状態で選挙をするのは難しいのではないかと。

 しかし、総務省の役人は、「選挙は出来るでしょ。選挙運動をするかしないかは、それぞれの候補者の自由ですから」と言った。

 要は、「地方議会なんて、だれがなろうと大差ないんだから、ま~適当におやんなさい。地方議員なんてどうせ“痴呆”議員なんだから、官僚の言うとおりにしかできないでしょ。」とでも考えているようだった。もし、本気で「地方分権」だとか「地方の時代」だとか言うならば、もっと真剣に選挙を考えるはずだ。

 実は、官僚は地方議会のていたらくぶりを一番ご存じで、しめしめと薄ら笑いを浮かべ、地方を、地方議会を思いっきりバカにしていることがよーく分かる。

 このまま選挙をすれば、現職有利。市民も生活に追われ、選挙どころではない。

 そして私たちは、『住民至上主義』への改革から取り残されいく。

2011年3月21日 (月)

あたらしいいのち

こんな時ではあるけれど、あたらしいいのちに出会った。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/hiroto-B.jpg">

子どもたちのいとこになる。なまえはまだない。

あたらしいいのちは、私たちの希望。・・・生まれたばかりのまぶしい君を、守りたい。

知人からのアドバイス(1)

知人がまとめてくれたので、紹介します。

<<放射能汚染から身を守るには>>

現在進行中の福島第一原発の事故はスリーマイルを越えて、チェルノブイリになる可能性をはらんでいます。この事故が無事納まることを祈ることしかできませんが、命懸けで作業をしている東電の現場社員・自衛隊員・消防士・他の皆さんに畏敬の念をもって応援するとともに各自、自分のできることを自分の持ち場でやっておきましょう。

<屋内対策>
●ドアと窓をしっかり閉める
ドア・窓を目張りします。盲点なのが換気扇新しい家なら自動換気システムなどがついているので、そのあたりもしっかり目張りしてください。目張りした部屋では、窒息の危険があるので火、コンロ、ろうそく、タバコなどは使わないようにしてください。     
●エアコンや換気扇を切る
 外気を室内に入れないようにしましょう。
●外から室内に入る際、衣服をドアの前(戸外)で脱ぎ、ただちにビニール袋に入れて口を縛る。体はすぐにシャワーで洗い流す
●水道水や井戸の水、屋外の野菜などは摂らない
●キッチンタオルで床を拭く
 外から帰ったら床を拭き、破棄してください
●電気が使えれば空気清浄器も有効
●ありとあらゆる容器に飲料水を溜める
保存食をできるだけ多く確保する。
放射能雲が到着した後は井戸水や水道の水を飲まない。
性能の良い浄水器はある程度有効だが、これも浄水器自体に放射能が蓄積する
●トロロ昆布(ヨウ素剤)を食べる
甲状腺ガンの発症確率が下がります。買い置きがあればトロロ昆布などを食べて下さい。40歳以上の方には効果が期待できませんが、子供や若い方は摂取できたらして下さい。

知人からのアドバイス(2)

<屋外対策>
●外出の際は雨合羽等で装備
脱いだものはビニール袋などに入れ、口を縛り、蓋のできる容器に入れ、人のいる場所から離して置く。屋外に置こうとすると、戸を開けた時に風向きによっては外気を吸い込んでしまう危険性が高くなってしまいます。
●ぬれタオルで鼻や口を塞ぐ
放射線を含んだ空気を吸い込むと内部被爆の恐れがあります。
●風下に入らないように注意する。

<その他>
●避難は短時間でする。
●やむを得ず外出するときはタオル等を濡らして口と鼻に押し当てる。
●又、外出時の服装はレインコートのような通気性のないものがベスト。
 肌はなるべくさらさない。(手袋・長袖)
●外出から帰ったときは上着は全てビニール袋に入れ処分。
 髪、顔、手と上から除洗して新しい服にきがえる
●軒下などの雨が直接かからない場所に、細長いテープ状の布などをぶら下げておくと外の風向・風速の目安になります。風鈴、風車などでも代用できます。風向きや強さがわかると屋内待機中にやむを得ず外出する時などの時期を見る判断になると思います。

****以上、メールより****

<font size=5 color="#0000ff">特に成長期のお子様をお持ちの方は、十分にお気をつけ下さい。そして可能な方は避難した方がよろしいと思います。
</font>

2011年3月20日 (日)

前橋の水道水からヨウ素が検出された・・・

水道水から放射性物質=ごく微量、飲用に支障なし―群馬県
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html
時事通信 3月19日(土)15時5分配信

 群馬県は19日、前橋市などの水道水からごく微量の放射性物質を検出したと発表した。基準値を大幅に下回る値で、県は「飲用に支障はなく、通常の生活を続けて問題ない」としている。福島第1原発事故の影響とみられる。
 群馬県によると、18日に県衛生環境研究所(前橋市)の蛇口から取った水道水では、ヨウ素131が1キログラム当たり2.5ベクレル、セシウム137が0.22ベクレル、セシウム134が0.16ベクレル検出された。
 また、より簡易な方法で、同県榛東村の浄水施設の水道水を調べたところ、ヨウ素131が14ベクレル。セシウムは検出されなかった。
 国の飲料水の基準値はヨウ素131が300ベクレル、セシウムが200ベクレル。県が水道水の検査を始めた1990年以降、放射性物質が検出されたのは初めて。 
****以上記事より****

「初めて検出」「ごく微量、飲用に支障なし」と群馬県は言うけれど、今後はどうなるのでしょうか?また桐生の水道水はどうなんでしょうか?前橋より、近いんですけど・・・福島の原発に。

2011年3月18日 (金)

至急避難すべきです

読んで下さい。

美浜の会
http://www.jca.apc.org/mihama/

ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」1/3
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY

避難しましょう。危険です。国の情報には誠実さがありません。
避難しましょう。後で笑い話になってもいい。

避難しましょう!

2011年3月15日 (火)

計画停電がはじまった

午前10時前、停電がはじまった。議会は急遽ギウンを開き、停電が終わる時間を見込んで午後1時半から開会することになった。

さて、実は今回も理不尽に一般質問を止められた私は、応援してくださっている方々に、「一般質問ができないことが決まりました。残念です。よって、3月15日(火曜日)午後10時からの議会での質問と討論が、今期・庭山最後の議場での発言の場となります。是非傍聴に来てください。」と連絡していた。

たくさんの方がお見えになって下さった。お忙しいところ、せっかく足を運んでくださったのに、申し訳ありません。運良くお顔を拝見できた方には挨拶ができたのですが、お会いできなかった方もいらっしゃるようで、大変申し訳ありません。ごめんなさい。

桐生市議会の議場は電気がないと、発言の録音もできず、窓のない閉ざされた空間なので真っ暗になってしまうのです。・・・閉ざされた空間 = 閉ざされた議会 → よって、真っ暗。お先真っ暗。・・・そのまんまですね。

トイレに行くときは、トイレの前の非常用の水をバケツにくんで用を足した後流すよう伝達が来ました。

バケツの水で流す。若い頃、ザックを背負ってアジアを旅した先々では、フツーにあることなので何の抵抗もない。

当然、信号も停電。

2011年3月14日 (月)

友達って、ありがたい。

友達って、ありがたい。

海外でも今回の地震の様子はずいぶん情報が流れているようで、「大丈夫か?」とアメリカや台湾、ギリシャ、パキスタンから電話やメールをいただいている。

さっきも台湾の友人から「必要なものがあれば、なんでも送る」と電話があった。ので、「ガソリンが入れられなくて困っている」と言ったら、「ガソリン以外ならなんでも送る」と言ってくれた。ので、「じゃあ、放射能を防御できるスーツが欲しい」と言ったら、「そんなのあるかな。でも、探してみるよ」と言ってくれた。

あるだろうか?

でも、そのたどたどしい日本語で心配して電話をかけてきてくれた、君の気持ちが一番嬉しい。

ありがとう。

今日から停電 桐生の情報

先の地震による対策で、今日から停電です。1ヶ月くらい続くようです。
桐生は、第1グループと第4グループに分かれています。停電の時間をお知らせします。

【第1グループ】
6:20~10:00と16:50~20:30 この時間帯のうちそれぞれ3時間程度

【第4グループ】
13:50~17:30 この時間帯のうち3時間程度

今のところ、グループ分けは以下のものが一番詳細な情報のようです。

桐生市役所ホームページ
「桐生市計画停電グループ割り」http://www.city.kiryu.gunma.jp/web/home.nsf/16e963aeec0b91cc4925777a0028a793/a75887a52e16adc849257852004e8aab?OpenDocument

*同じ市内・町内で停電時間が異なると言うことは、お互いに協力できると言うことです!助け合っていきましょう!

*節電も、皆さん一緒にがんばりましょう!

*計画停電に関するお問い合わせ先
 東京電力株式会社 群馬カスタマーセンター
 電話(フリーダイアル) 0120-99-5222

***************
これが便利!
「輪番停電リスト」
http://webtool.fizsoft.net/tepco/
都県名+市区町村名を入力すれば、該当エリアとグループ番号を表示します。
***************

2011.3.11ギウン(1)議員定数を22人にする提案

さて、私は桐生市議会議員なので、東北の震災について非常に気になるが、火曜日から議会後半がはじまるので、気持ちを引き締めてかかりたい。まず、テープを巻き戻すようだが、3月9日のギウン(議会運営委員会)から振り返っておこう。

3月9日(水)午前10時よりギウン
いつものように、職員が用意したペーパーを小滝委員長がさもさも気に読み上げる。さすが、音読の女王である。

さて、「議員提出議案」のところで、突然<font size=5 color="#0000ff">『桐生市議会議員定数条例の一部を改正する条例案』</font>がクラブ21から出てきた。提出者はあの、<font color="#ff0000">常に私を意識し何かと嫌がらせの議事進行をかけてけくるセクハラ議員</font>・<font size=5 color="#0000ff">河原井始</font>ギインのようだ。次期選挙からは24人ということだったが、22人を提案してきたようだ。

これには、私だけでなく、なんと“クラブ21”とオトモダチのハズの“愛・桐生”も“桐新クラブ”も知らなかったようだ(“公明クラブ”はビミョ~)。もちろん、オトモダチでない“新政会”も“共産党議員団”も無会派の面々も知らなかった。当然、委員会は荒れる。

“クラブ21”の周藤雅彦ギインと相沢ギインは、「カイハの気持ちとして出した。議会の場で審議して欲しい」(周藤ギイン)「オレたち正式な手続きで出してる!」(相沢ギイン)と主張。これに対し、共産党の津布久ギインは「24で合意したじゃないか。合意を破るのか?十分議論させて」と反論。佐藤議員もこれに賛同。岡部純朗議員も「唐突すぎる」と発言。(超能力者なのに察知できなかったのか?)。

が、結局、15日の議会で質疑・討論で、採決することになった。

良かったと思います。議場でどうどうとやればいい。1ヶ月後に選挙を控えた今、「議員定数削減に反対できる議員がどれほどいらっしゃるかしらん?きっと、決まるわよ、22人に。うふ。

また、問題となったのは「一般質問」。相変わらず、<font size=5 color="#0000ff">西牧ギインに一般質問を許可するかしないか</font>。これでおよそ1時間やりました。<font size=5>市民生活とは全く関係のない、議員の足の引っ張り合いというか、気に入らない議員いじめに1時間も時間を費やす</font>なんて。<font size=6 color="#0000ff">バカな議会</font>だと思います。

2011.3.11ギウン(2)西巻に一般質問させない件

<font color="#ff0000">その馬鹿な話を切りだした</font>のは、<font size=5 color="#0000ff">荒木議員</font>。判決文と法律を一生懸命勉強してきたのか、書いてきたペーパーを読み上げていました。心なしか、使い慣れない言葉を使っているせいでしょうか、手が震えていたように見えました。お腹がすいていたのかな?

荒木ギイン:・・・結論として、三権分立は相互に監視するものであり、議会に司法は及ばない。司法は議会に介入しない。それは方が議会の今回の対応(1年以上西牧ギインの一般質問の権利を剥奪していること)は違法性がないと言うことだ。被告が桐生市でギチョーも訴えられ、公費を使っている。謝罪がなければ(一般質問の)許可は出来ない!
福島ギイン:そのとーり!謝罪いただいて結論を出したい。
周藤雅彦ギイン:本会議場で謝罪して欲しい。
相沢ギイン:私も前期謝罪した。謝罪は大事!
津布久ギイン:前提や条件に関わりなく、一般質問はさせるべき。
小滝イインチョー:本人に伺います。
いくいギチョー:この件はH22年3月からはじまった。新聞にも出た。絶対勝つと言っていた。そういうことも踏まえてやって欲しい。
西牧ギイン:裁判は勝つためにするものですから。が、ご迷惑をかけたことは本会議で謝罪しますのでよろしくお願いします。
周藤雅彦ギイン:いろいろな部分で問題があった。カイハで話したい。

と、ここで一旦休憩。で、30分後再開。

相沢ギイン:今までのこと、もろもろを加えて謝罪して欲しい。
荒木ギイン:一連の謝罪をいただいたが、本会議場で謝罪して欲しい。
小滝イインチョー:あれは謝罪とは思っていません。
福島ギイン:謝罪するなら一般質問をさせてもよい。
荒木ギイン:誠心誠意謝罪するなら。
寺口副イインチョー:誠心誠意の謝罪がないと進まない。ギウンでの再度の謝罪を求め、本会議場では謝罪文を求めたらいい。ブログなどで個人情報に関わる部分も公開している。それも含めて謝罪して欲しい。
周藤雅彦ギイン:謝罪される方が謝罪と思わなければ謝罪じゃない。文章が良い。
岡部純朗ギイン:言葉は難しく、スベルんですね。文章が良い。
西牧ギイン:謝罪文は前例がない。本会議場で私の謝罪を聞いてもらって、皆さんそれで判断すればいい。
寺口副イインチョー:本会議場で聞いて判断したらいい。
荒木ギイン:内容による。
小滝イインチョー:それでは、場合によっては一般質問をさせないこともあり得るということで。

2011.3.9ギウン(3)庭山に一般質問させない件

そして次ぎに、<font size=5 color="#0000ff">私に一般質問を許可するかどうか</font>に入る。<font color="#ff0000">バカな話を切り出した二人目</font>は、やっぱり<font size=5 color="#0000ff">周藤雅彦</font>ギイン。

周藤雅彦ギイン:庭山は今また、ビラをまいている。反省していない。
岡部純朗ギイン:最近のビラは過激になっている。今後もでる可能性がある。過激過ぎると思う。
周藤雅彦ギイン:9月議会では河原井議員が視察先の二次会で卑猥なダンスを踊ったと発言した。こんなのを放送したら問題が生じると言うことで。
相沢ギイン:地方自治法132条に触れるオソレがあるというので、質問をさせなかった。政務調査費の不正請求を発言されたからではない!情報隠蔽だなんて、事実無根だ!議会を混乱させる気が毛頭ないといいながら、こういうビラを出すのは、議会を混乱させる気があるとしか思えない!一般質問はダメ!
荒木ギイン:桐生市議会は八百長議会ではないと言う決議文まで出したのに、また八百長議会と書いた。許せない!
津布久ギイン:議会混乱の可能性と言うことで質問させないのは良くない。
相沢ギイン:一般質問をやらせた後で判断するのでは、9月議会みたいに、またみんなの質問まで放送されなくなる可能性がある。庭山は議会を混乱させるオソレがある!
佐藤ギイン:混乱を想定するのは疑問。議事整理権でやってほしい。
福島ギイン:一般質問をさせて、どんな質問をするのか市民に見て貰って判断してもらえばいい。
石井ギイン:一般質問はさせるべき。後は議長整理権で。
周藤雅彦ギイン:ありのままなら良いが、部分を見て判断されるのは困る。
福島ギイン:私のことが公式の場で言われたら裁判をすればいい。
相沢ギイン:議会の自治を重んじて議論してきた。ギウンが議会の自治、自立から離れるのは良くない。
寺口ギイン:問責、決議、出席停止の懲罰など、一般質問が放送されなかったことなどがある。ひとりの議員のために全員が犠牲になってきた。前回と同じで良いと思う。
小滝イインチョー:今回もご遠慮いただくのが多いかな。
相沢ギイン:一般質問はしてもらうのが当然。混乱を想定するのがオカシイが、混乱を想定する事態に陥っている。フツーにやってくれないから困っている。想定がオカシイというなら、こーゆー話をしなくてはならない事自体がオカシイ!
小滝イインチョー:ギチョーに判断を委ねたい。

2011.3.9ギウン(4)オマケ

・・・ということで、12月議会に引き続き、一般質問の権利をまた!剥奪されました。

みんな、ユ~メ~になりたいみたいねー。ご期待に添えるかどうか分かりませんが、努力します。

じゃあの~。

*オマケ*

<<謝罪が大好き。でも、謝罪してもゆるさないぞ~・・・という面々↓>>
<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/araki.jpg">
荒木ギイン

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/masahiko.jpg">
周藤ギイン

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/aizawa.jpg">
相沢ギイン

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/teraguchi.jpg">
寺口副イインチョー

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/kotaki.jpg">
小滝イインチョー

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/nishimaki.jpg">
<<そんなこと分かっているのに、何で謝罪するのかな?>>
西牧ギイン

<<こんなことを一般質問したかった・・・幻の『一般質問通告書』>>
<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/2011.3.13touron.jpg">

2011年3月13日 (日)

地震で亡くなられた方々への鎮魂曲音楽紹介

今回の地震で亡くなられた方々への鎮魂曲音楽だそうです。知人を通じてめぐってきましたので紹介します。

YouTube - Without you_A song for the memory of the Japanese earthquake's victims_11_03_2011.mp4

A song by Peter Sarik - This is not a piece of music this is humanity that has no bounds in sensitivity and talent!

http://www.youtube.com/watch?v=1-0DpIJ3N10&feature=player_embedded

悲しみが悲しみをつつむような音が、心にしみます。

2011年3月12日 (土)

桐生は震度5

昨日午前中、議会で仕事をして、中学校の卒業式に行って、知人と打ち合わせとして議会へ戻り、議会で仕事。選挙管理員会と人事課へ質問に行って、担当を呼んでもらっていたその時・・・揺れた。選管と人事は旧庁舎にあるが、この旧庁舎は震度5以上になると崩壊のおそれが有ると言うことだったので、新館へ走った。新館で揺れが収まるのを待ったが、非常口がバッターンと通路をふさぎ、3階の旧館と新館は遮断された。そして揺れはますます激しくなる。職員が「外へ出ましょう!」と叫ぶ。階段を使って1階におり、外に出る。ゆれはなかなか止まらない。家族が心配になり電話をかけるが通じない。大阪の友人から電話があり、桐生は震度5だと聞く。しばらくは建物内に入らない方が良いというアドバイスをもらう。

大きな揺れが収まった後も、余震が続く。やっと学校に電話がつながる。集団下校になるという。帰宅し、近所の独居の方などを見回りに行く。瓦の崩壊が目立った。下校中の息子をピックアッップしてところどころ安全を確認、しかしまだ余震が心配なので屋外の広いところに行った方が良いと声をかけながら保育園へ行く。園庭の真ん中に机でバリケードされ、その中にこどもたちがいた。保育園も一部壊れたという。

娘をピックアップし、知人宅や独居の方を中心に見舞う。その間、安心したのか、娘はしばらく泣いていた。けがをしている人はいなかったので、帰宅する。

その途中で見た崩壊した建物など。
<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/JISIN-1.jpg">

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/JISIN-2.jpg">

青森の先生に連絡が取れず、不安な夜を過ごしたが、朝になったらようやく通じて声を聞くことができた。やはり、大変なことになっているようだった。

余震が続いている。警戒を続けた方が良さそうだ。

2011年3月10日 (木)

クイズ(1):これはどこの自治体でしょう?

笑えるというか、苦笑するというか、なんじゃろなというか・・・
そこで、クイズです!さて、以下の自治体はどこの自治体でしょう?

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・私の町の市長は、以前、自宅の前を通る私鉄電車の鉄製のさくを切って、向う側の畑へ日常的に線路を渡って行ってました。市の安全責任者の代表からしてこうでした。いまは心入れ替えたかな。でも辞任はしなかったなー。

・私の住んでいる地域では、道普請が、1年に1回ありますが、私の隣組の方はきれい好きで、言われなくても日常的に草刈りなんかやってますので、恒例行事の道普請も予定時間には十分きれいになります。終わりがけの所に市の職員があたふたやって来て、「ごめん・・写真撮るから清掃活動やってるふりをして!」いいなあ、手当貰ってる人が遅刻しておいてこれだもの。

・また、「川に魚が住めるようにしよう!」ということで近くの川(といってもどぶ川?)の清掃(勿論ボランティア)活動が以前ありました。私は、上流の食品工場などからかなり汚れた排水が流れてくるので、まず、それをストップする事が先では?と思ってましたが、お世辞抜きで優しい市民たちは、一生懸命清掃活動してました。川底がきれいになったところで、市側がやった事は、その川底に魚の絵を貼り付けました。(絶句)いまはもう汚れて見えません。本当に魚が住めるようにしたいのかなー。

クイズ(2):これはどこの自治体でしょう?

・地域にある小学校で、工事をするというので、見てましたら、樹齢100年は超える大木を切る為、枝をばっさりと切り落とし、丸裸にしてしまいました。さすがに地元の住民(卒業生)達は市にやめてくれ!と抗議しましました。結果丸裸状態で、木は残りましたが、その並びにあった木は残念ながら伐採されました。私も市の土木課に対して抗議しましたところ、「有識者に聞いたら寿命だったので切る事にしました」?と。泣けて来ました。

・その小学校の工事は、宅地が増えて、児童が増えるから・・・ということでの増築工事でしたが、建て増したのは、立派な職員室の部分とか保健室等付属設備が中心でした。

・緊急避難場所のグラウンドが目の前にあるのですが、入れないように鍵がかかってます。非常事態の時、どうやって入ればいいのでしょうか?

・市役所の隣は護岸で、そこには無数のプレジャーボートが係留してあります。聞くとそれは個人の勝手で、無料とのこと。だから、沈んだ船やらそのままほったらかしてあるのか・・・市の収入が苦しいのなら、なんで目の前の係留所を有料にして管理しないのかなー。本当に不思議。50艇はくだらない。それとも係留している船の何艇かは職員の物?と疑いたくなる。

・カタールと姉妹都市で、毎年大名行列

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あ。うちのまちかも・・・とかって、思う人がいっぱいいたりして。どこの自治体も、似たり寄ったりですものね~。

2011年3月 9日 (水)

市民メール:ひどい桐生市議会を知って良かった

最近は、桐生市民の方からメールやお便りが多くなってきました。ありがとうございます。昨日はおじいちゃんから「今日ビラを見たよ。ありがとう。去年の3月にもいれてくれたよね。大事にとってあるよ。できれば全部見たいんだけど。」とお電話をいただきました。「ありがとうございます。早速お送りします」と電話を切った。

なかなか全戸に配布しきれないのが、何とも残念です。また新里の方からもメールをいただきましたのでご紹介。

*  *  *  *

ブログ拝見致しました。

09年の政権交代前後からやっと国政に興味を持ち始めた39歳の男です。
国政に対する政治ブログを数々拝見した結果、基本スタンスは小沢一郎信者でありま
す。

ある日桐生市相生町に住む友人が「小沢さんみたいに既得権益保持者、官僚政治を打破し、弱者を守るような人が好きなら・・・
桐生市議の庭山さんって方がはちゃめちゃ面白いから絶対に読んでみて」
と勧められ・・・庭山殿のブログを拝見し始めました。
とにかく応援したくなりました。
そしてめちゃくちゃ面白いです。
どんどん暴れて欲しいです。
・・・が悲しいかな・・・これが私の住む、私の子供が育つ・・・桐生市(苦笑)

でも、庭山殿には感謝したいです。
こ・ん・な・に・ひ・ど・い桐生市議会を知る事ができ本当に良かったです。
桐生市新里町新川出身の井田議員は選挙も無いのに辻立ちをし毎朝道行く人に挨拶をしていました。いや~感心だなと思っていました。
先の友人が応援していた相沢議員も若いのに良くやるな~と感心していました。
近所の同業他社の社長瀬谷議員に対しても良くやるな~と感心していました。
ががががが・・・
貴殿のブログを拝見し過去の自分を恥じました。
ホントひどいんですね。
庭山殿・・・どうか頑張って下さい。
絶対に負けないで下さい。
前原さんはアメリカにやられちゃいましたね(でも暴○団との関係がバレなくて良かったのでしょう)
でも、小沢さんも石川議員も負けません。
ムネオさんもあんななっても、負けません。

庭山さん頑張って市議会、学級会レベルを、本当の市議会に変えて下さい。

新里は離れていても・・・桐生市です(笑)
どうか、離れてる新里にも庭山信者がいる事を
ホントささやかですが力にして頑張って下さい。
お体を大切に。
****(以上メールより一部抜粋)****

ありがとうございます。頑張ります。

2011年3月 8日 (火)

桐生報道TV No.16 and No.17

傑作が続く桐生報道TV。紹介します。

第16回桐生報道TV 『嘘つきはきらいだ!』
http://www.youtube.com/user/kiryuhoudoutv#p/a/u/0/vj6ly6O_XN8
ほのぼのとしたバックミュージックが西牧ギインにぴったり。テーマソングに推薦します。最高です。

第17回桐生報道TV 『徹底した情報公開』
http://www.youtube.com/user/kiryuhoudoutv#p/a/u/0/rvHG6XfpxoQ
やっぱり、私のテーマソングは、これでしょうか・・・。

2011年3月 7日 (月)

忘れられない事件(1)真夏の土曜日正午の出来事

雨が雪に変わった。私は、今、議会の中の委員会室で平成21年度 第2回定例会の桐生市議会会議録のテープを聴いている。なぜなら私はこの議会の会議録署名議員だからだ。おかしな事だが、議事録ができあがってから署名を求められた。テープを聴いて確認してからでないと署名できないと言ったら、確認のテープを聴かせる聞かせないですったもんだした結果、ようやく今、これを聴いている。ちなみに、テープで確認したいと言った議員は私が初めてだという。要するに、「会議録署名議員」などと大上段に構えても、渡された紙に確認もしないでサンしているだけという事だ。形式ばっかりのデタラメ議会の証拠のひとつだ。

実は、この議会は、近藤議員最後の議会。議会も後期に入り、近藤議員は総務委員会の委員長だった。

近藤議員はH21年7月11日に亡くなった。カンカンに晴れた暑い夏の土曜日の正午、わが家から20~30メートル離れた路上にエンジンをかけたままの車中で首から血を流して発見された。

その日、私は久しぶりに何の予定も入っていなかったので、保育園児の娘とお買い物に行ったり、市内の小学校でミニバスの練習に行っていた小学生の息子を見に行ったりしていた。午前11時くらいに家に戻り、ドアも窓も全部開けて布団や洗濯物を干したりしていた。お昼のサイレンがなったので、娘と「カレーでも食べに行こう」と車に乗って角を曲がろうとしたところ、隣の家のおじさんとおばさんに呼び止められた。
「庭山さん、庭山さん、そこの車に死んでそうな人がいるんだよ!」
「え?」
右側に寄せられた黒のボックスカーは、エンジンがかかったまま、運転席に人が乗っているのが分かった。私は車から降りて、後ろから車に近づき、運転席の窓からのぞき込んだ。

忘れられない事件(2)目に飛び込んできたもの

目に飛び込んできたのは、首からシャツにかけて血を流してぐったりしている中年の男だった。私は驚いて、
「救急車は呼びましたか?!警察は?!」
「今、呼んでいるんだけど、まだ来ないんだよ!」電話機を片手におじさんが言った。

しばらくして、サイレンが聞こえてきた。私とおじさんは大通りに出て、救急車とパトカーを誘導した。はしご車と覆面パトカーも来た。周囲にはイエローテープが張り巡らされた。

自分の車を自宅に戻し、現場の状況を説明した。私は気が付かなかったのだが、お昼の用意をしていたら、エンジンの爆音したので、おじさんとおばさんが通りにでてみたら・・・ということだった。説明をしている最中、車中の男は救急隊員に運ばれた。救急車はサイレンを鳴らして行ったので、「助かるといいね」とおじさん達と話した。
刑事は「車中にいた人は近所の人ですか?」と聞いてきた。おじさんは、
「見たことないねえ」と答えた。私も
「知らないです」と答えた。

その間、娘はずっと私の車の中にいた。状況説明が終わったので、イエローテープをくぐって、知人の家に向かった。私は現場の様子から殺人事件と思い、先ほど開けっ放しで掃除をしていたことを思い出し、犯人がどこかに潜んでいるかも知れないと不安になった。仕事に行っている夫に電話をし、帰って来て欲しいと事情を話した。お昼は知人宅近くのお店でおいなりさんか何かを買って娘に与えた。しばらくして夫から家に着いたと電話があり、娘と自宅にもどった。

たいして広い家ではないが、タンスから押入から戸袋まで全部、犯人が隠れていないかチェックした。
「これで、おにいちゃんが帰ってきても大丈夫だね」と話ていたら、午後3時半すぎ、桐生タイムスのT記者から電話がかかってきた。

T記者:さっき、庭山さん、どこかに出かけていったけど、警察に行ってたんでしょ。
庭山:え?何で私が警察に行くんですか?
T記者:警察に呼ばれたでしょ。
庭山:だからなんで私が警察に呼ばれるんですか?
T記者:だって、さっきそこで亡くなっていたのは近藤議員だから。

私はこの言葉で初めて、首から血を流して亡くなっていた中年男が近藤議員だったと知った。実は、私は運転席の窓からのぞき込んだが、首から血を流している人を見たのは初めてだった。動揺してしまい、顔まで見ることが出来なかったのだった。

忘れられない事件(3)近藤議員だった!

ちょうど玄関のインターホンがなったので、電話を切って出てみると、二人の刑事が立っていた。

庭山:そこで亡くなっていたのは近藤議員なんですか?
すると二人の刑事は顔を見合わせて、
刑事:そうです。
庭山:ええっ?

私はびっくりして、外に飛び出した。ちょうど、黒のボックスカーがレッカー移動されるところだった。私はパッと助手席を見た。そこには、近藤議員が使っていた黒と白の柄のあるネクタイが2本あった。そこで岡部純朗議員に会った。

庭山:そこで亡くなっていたのは、近藤さんだったんですか?
岡部議員:そうだよ。

本当に、驚いた。何が起きたのかよく分からなかった。なんで、近藤議員がわが家の近くで?首から血を流していたのが、近藤さん・・・?

玄関先で二人の刑事は待っていた。

刑事:近藤議員は知っていますか?
庭山:はい。知っています。
刑事:近藤議員は庭山さんの家に来たことはありますか?
庭山:ありません。
刑事:近藤議員は庭山さんのお宅を知っていますか?
庭山:私の家を知っていたかどうかも知りません。
刑事:では、庭山さんは近藤さんのお宅を知っていますか?
庭山:知りません。
刑事:庭山さんはブログを書いているんですか?
庭山:はい。『由紀日記』と言うのを書いています。
刑事:そこで近藤さんを中傷したことは?
庭山:ありませんけど。見て頂ければ分かると思います。
刑事:『竹原信一という男』というブログは知っていますか?
庭山:ええ。知っています。
刑事:そこには近藤さんのことも書かれている?
庭山:ええ。書いてあります。
刑事:自殺に繋がるようなことが書いてありますか?
庭山:ええ?近藤さんは自殺なんですか?
刑事:事件と自殺と両方で調べています。
庭山:『竹原信一という男』も見て頂ければ分かると思いますが、自殺・・・?
刑事:まだ捜査中です。近藤さんとは親しかったのですか?
庭山:親しいって・・・。他の議員よりは親しかったかもしれませんが。私はひとり会派で、近藤さんは最大会派の先輩です。私のことを心配してアドバイスをいただいたことはありますが、飲みに行ったことも、3回くらいあったでしょうか?
刑事:そうですか。ありがとうございました。

近藤議員の件で警察に話を聞かれたのは、これきりでした。

忘れられない事件(4)医師のみたもの私のみたもの

その後、近藤議員は自殺と言うことで地元紙と全国紙の地方版に小さく記事になっただけだった。

後日、通夜に参列。帰り道の途中、近藤議員と共通の友人の医師から電話があった。

医者:庭山さん、一体何があったの?
庭山:私も何があったのか、分からないんですけど。
医者:ちょっと時間ある?
庭山:ええ。

ということで、ママトモ3人と医師とその運転手6人でとあるイタリアンレストランの個室で話をした。

そこで、私が一連の話をした。医師はうんうん・・・と聞きながら言った。

医師:もう、コンチャン(近藤議員の通称)が亡くなったって聞いてびっくりして、聞いたら庭山さん家の近所だっていうじゃない。もう、なにがあったのかわからなくなっちゃったよ。でも、今話を聞いて、状況が分かったよ。
庭山:ありがとうございます。いろんな風評が流れているみたいで、私も困っているんですけど。
医師:ホントだよね。私はコンチャンが亡くなった一報を聞いて、コンチャン家に電話して、仕事が終わってから縫合セットもってコンチャン家に行ったんだよ。遺体はもう家にあったんだけど、動かすと出血しちゃう状態だって奥さんが言うから。医師である僕に出来ることは縫合くらいかと思ってね。で、コンチャン家で縫合したんだけど、首が両側切れていてね・・・。侍だって切腹するとき死にきれないから介錯人っているんだけど、片方切ってもう片方切ってできたら・・・サムライ以上だよね。すごい血が出たと思うよ。

忘れられない事件(5)きれいな車中と『5行の遺書』

庭山:え?私は車の運転席の窓からのぞき込みましたが、血痕は横の窓にも、前の窓にも付いていませんでしたよ。
医師:え?なにいってんの。首なんて切ったら、しかもあんなに深く切ったら車の中は血の海だよ。
庭山:いいえ。血は飛んでいませんでした。首からこうやって(お腹くらいまでとジェスチャー)・・・。そういえば、レッカー移動するときも助手席に近藤さんのネクタイが2本あったけれど、血痕は飛んでいませんでした。
医師:それはおかしいよ。

・・・同席していた者全員が一瞬黙りこんだ。いろいろな憶測がそれぞれの頭の中を駆けめぐったのだと思う。

後日、この医師の紹介で前橋の弁護士に相談に行った。一通り話を聞くと弁護士は静かに口を開いて言った。
「それは、おかしいよね。だいたい、首を切ったら車の中はものすごいことになるだろうし、新聞では自殺扱いしているけど、自殺するときは普通首は切らないんだよね。しかも、右を切って、左を切ってって・・・それは無理だと思いますよ。でも、何で警察も自殺扱いなんだろう」
「分かりません」と答えた。

後に分かることだが、議会で「庭山、お前のブログのせいでコンチャンは死んだ」と言わんばかりの陰湿ないじめにあい、桐生警察に相談していたとき、とある刑事がぽろっと言った。

刑事:庭山さんのせいじゃないよ。はっきり言ったらいい。
庭山:言う場所がありません。
刑事:私も近藤議員を知っているが、自殺をするようなたまじゃないと思うんだよ。もし、庭山さんに文句があるなら、彼なら庭山さん宅に乗り込んで大げんかするよ。
庭山:私もそう思います。でも、警察は自殺扱いをしているじゃないですか。なんで自殺扱いなんですか?遺書があるとかないとか荒木議員が言ってたみたいなんですが。
刑事:・・・コンピュータの中に、5行くらいのがね。でもね、庭山さんの名前はないしブログのせいでもないよ。

刑事はそれ以上は教えてくれなかった。

コンピュータにあったという『5行の遺書』。一体何が書いてあったのかは、分からないままだ。

忘れられない事件(6)わすれない

今日は、近藤議員のハリのある質疑の声を聞いて、近藤議員の事を思い出し、思わずこれを書いていた。近藤議員は議会の中で、本当のことをストレートに言い過ぎる私を心配して、「由紀ちゃん、そんなこと言っちゃダメだよ」「いろいろ事情があるんだよ。分かってくれよ」そういって、声をかけてくれた貴重な先輩議員だった。

近藤議員:由紀ちゃん、ブログにあんな事書いているけど、こういう事情もあるんだよ。
庭山:そう思うのでしたら、近藤さんもブログを書いたら良いじゃないですか。
近藤議員:それもそうだな。
庭山:ここのページからこうやると、さるさる日記ができるんですよ。

近藤議員は、翌日からブログを始めた。後に、数名の議員もブログを始め、ちょっとしたブログブームになった。近藤議員と私は立場も見解も全く異なっていた。にもかかわらず、近藤議員はブログを書いている桐生市議会議員を全員、自分の「お気に入り」に登録していた。議会や議員に批判的な私のブログも紹介してくれていた。そういう人だった。

近藤議員は自殺などしない。愛する大切な家族をおいて、死ぬなんてありえない。そんな無責任な人ではない。もっと、人情味のある親分肌の人だ。

今ここに、書けない事も、実はある。が、それを書くと困る人がいるので、書かないが、別の場所に情報としてプールしてある。

私が警察を信用しないのは、この一件からである。

「オレが自殺かよー?!ったく、まいったなー」そんな声が聞こえてきそうだ。

赤いシリーズ No.8 ただいま配達中♪(゚▽^*)ノ⌒☆

毎日せわしなく、いろんなものに追いかけられているのでお知らせするのが今になってしまいました。遅くなってごめんね。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/DJ-8a.jpg">

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/DJ-8b.jpg">

こんなんでました~ヽ(´▽`)/ヾ♪

今回もご自由にお使い下さい。

*  *  *  *

いや~。なんだか好評で、ポスティングしていたら「お友達にもあげたいから、ちょといただけないかしら?」とご婦人に呼び止められたり、「今回のはわかりやすくて良いよ。がんばれよ」というジェントルマンさんに会いました。

あなたのポストに届けたい・・・。がんばりま~す!

でもごめんなさい。1万枚しか刷っていないから全戸には配りきれないのです。もし、赤いビラの現物をお手にしたい方はご連絡ください。お送りします。

2011年3月 5日 (土)

桐生市議会は「ダメ議会3冠王」?:丸のみ議会

桐生タイムスに以下のような投稿が掲載されました。
<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/2011.2.28times.jpg">
2011.2.28桐生タイムス

お答えしましょう。

まず問いの
(1)<b>議案の可決率</b>
 桐生市の場合、修正されたことは一度もありません。私が在籍した市長提案の否決は2つだけ。二つとも人事案件で、ひとつはいわゆる<font color="#ff0000">議員同士の足の引っ張り合い</font>(報酬以外に収入がある委員会のひとつに監査委員がありますが、小遣い稼ぎの委員の席取合戦はし烈、かつ見苦しい。)、もうひとつは<font color="#ff0000">「気に入らない議員(=庭山)を応援しているヤツなんて許せねー」</font>といったことで難癖つけて否決。つまり、政策的な議論とか、市民生活とは全く関係のない否決です。
 また、桐生市議会では、市民の皆様からお預かりしている大切なお金の使途についての審議、予算・決算審議は議員の半分でしかしておらず、今まで本会議で修正・否決されたことはタダの一度もありません。すばらしい“丸飲み議会”です。しかも、半分の議員でしか審議しないのは<font color="#ff0000">「議会に飽きちゃって、便所に行く議員がいるだろ。みっとがねぇから半分にした」</font>というのです。はははははは~。・・・ばっかじゃないでしょうか~?

<<結論>>
桐生市議会も間違いなく<font size=5 color="#0000ff">“丸のみ議会”</font>です。

桐生市議会は「ダメ議会3冠王」?:ブログ規制条例

(2)<b>議員提案による政策条例</b>
 すばらしいことに、桐生市議会では今年度に2本条例が可決されました。ひとつは、通称<font color="#ff0000">“ブログ規制条例”</font>(正式名称:桐生市議会議員政治倫理条例)。これは当初私のブログを規制したいがために、ギイン諸侯のドアホーな皆様が目を血走らせながら一生懸命お作りになったものです。が、結局桐生市役所法政担当の職員から「それはできません」ということで、ブログを規制する条例は出来なかったわけですけど。よって、これが政策条例かと言えば・・・そうではないと思います。<font color="#ff0000">「庭山憎し、でも失敗しちゃった条例」</font>でしょう。あは。

ちなみに、その条例に対する私の反対討論(抜粋)。
「3番(庭山由紀) 議第19号議案について、反対の討論をします。
  この桐生市議会議員政治倫理条例案というのは、見てみますと議員同士の足の引っ張り合いをする材料をまた出してきたかなと、そんなふうに感じました。そのようなものの条例が出てきてしまったこと、こういうことをまた繰り返してやっていくのかなということで、この条例が決まれば少しはよくなる部分も出てくるのかなと。政務調査費の使い方も気にするようになるかなとか、視察に行った2次会でも変なダンスを踊らないようになるかなとか、いろいろよくなる部分もあるかなと期待する部分もあるのですが、中途半端な条例案のままですし、このような条例に賛成したとあっては、大した威信ではありませんが、後々恥ずかしいので、済みませんが、反対させていただきます。どうも御苦労さまでした。」
(桐生市議会 H22年11月30日)

 もうひとつは、井田議員提案の<font color="#ff0000">“行政評価条例”</font>です。この条例を作るために<font color="#ff0000">井田議員は通学費用として政務調査費を使い、さらに日当3300円もゲットし、政務調査費をつぎ込んで出来た条例です。</font>桐生市議会では条例を作るためなら、政務調査費の利用が認められます(ただし、多数派ギインのひとりであることが条件)。桐生市議会なら、条例を作ると言って大学院に通い、学歴アップも可能です。そこのあなた!是非、桐生市議会で学歴アップ!

桐生市議会は「ダメ議会3冠王」?:公費二重取の成果

 さらに、この<font size=5 color="#0000ff">井田ギインは、早稲田大学に通学する日に伊香保に研修にも行っていて、日当・宿泊費を含む“政務調査費を二重取り”していた事実も判明。</font>市民オンブズマンに指摘されて直したようですが、指摘されなかったらそのまましらばっくれるおつもりだったんでしょう?<font color="#ff0000">ズルイやつ!</font>
<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/ida.jpg">
<b>政務調査費二重取り・しらばっくれ議員・井田泰彦</b>

 ちなみに、その条例に対する私の賛成討論。
「3番(庭山由紀) 議第7号議案について、賛成の立場で討論をします。
  今回井田議員が提出者となって、桐生市議会始まって以来初めての条例提案をするということです。ということは、桐生市議会は今まで一度も条例を提案してこなかったということです。議員の仕事は、大きく分けると審議と提案だと思います。その半分の提案のほとんどをしてこなかったわけです。半分どころか、審議も9割以上の議案は結論ありきで、質疑、答弁を合わせて3回までという、だれのためにあるのかわからない議会のルールで芝居をして多数決で終わりです。こういう現状の中で、よっぽどひどいものでなければ全部私は賛成するつもりでいます。条例が提案され、決定されたとしても、だめならば改廃すればいいだけのことですから。今回行政評価に関する条例案が出されたわけですけれども、桐生市の場合は法に定められても、通達が国から来てもそういうものを反映していない自治体なのです。といいますのは、職員の評価を勤勉手当に反映すると、これは地方公務員法の40条のところにも明記されている。それと、総務省の担当課の職員さんともちょっとお話ししてみたのですけれども、毎年職員評価のほうは勤勉手当のほうに反映しなくてはいけないという助言事項というものを毎年出しているそうなのです。でも、これもやっていないと。これは、各自治体で積極的にやっていくべきだと国のほうの官僚の方は申しておりましたが、いまだに桐生市はこれをやっていません。法を守っていないし、国の助言事項さえ従っていない桐生市、この条例をつくって評価してどうするのかなとも思いますけれども、頑張ってくださいということで賛成討論とします。」
(桐生市議会 H22年6月17日)

桐生市議会は「ダメ議会3冠王」?:いいえ。王者です

 この討論に「条例提案は初めてじゃないぞー!」と共産党の津布久ギインがかみついてきてきました。ごめんなさいね~。確かに共産党、可決の見通しが全くない、否決大前提の条例提案あったかも~。失礼。

<<結論>>
 作っといて良かったね~、とりあえず。

(3)<b>議案に対する個々の議員の賛否</b>
 公表していません。

<<まとめ>>
 桐生市議会は、今年度、2本議員提案条例可決しといてよかったね~・・・というところでしょうか。でもね、「修正しない(できない)!」「公開しない(したくない)!」の『ダメ議会2冠王』には間違いない!・・・というか・・・それ以上に、<font color="#ff0000">百条委員会で議員をいじめるとか、議員の質問権を奪ちゃうとか、政務調査費のデタラメ使途が市民にバレルのを恐れてケーブルテレビの放送を止めちゃうとか</font>、そのめちゃぶりは全国でもかなり有名になってきています。

 はっきり言って、“ダメ議会○冠王”などというレベルではなく、<font size=5 color="#0000ff">“ダメ議会王者”</font>だと思いますよ。

2011年3月 3日 (木)

選挙はドラマチック(1)そわそわしている議員たち

選挙が近づいてきた。議員たちがそわそわしている。そわそわしながら、自分の顔写真で室内用ポスター作ったり、他人のチラシを集めて批評したり、どこから誰が出馬するのか情報交換に熱心だ。

へぇ~。皆さん、そんなにギインをやっていたかったんだー・・・と感心。だって質疑、討論、一般質問など議員のお仕事していないから、みんなそーゆーお仕事キライなのかと・・・。あ。そーか!お仕事量が絶対的に極小でありながら、高額報酬がもらえるからやりたいんだ!そーかそーか!わかりやすいね!

選挙と言えば、思い出す。私の周りに政治家なんて身近に一人もいなかったから、選挙の仕方なんて全く知らなかった。おまけに、私の選挙を手伝ってくれた方々もシロートさんばかり。だから、選挙に出るにはまず、地元の区長さんや町会長さんなど役員さんたちに「出馬します」とご挨拶しなくちゃいけないなんて、じぇんじぇん知らなかった。で、そんな挨拶ふっとばして新聞に「出馬表明」しちゃったら、もう大変なことに・・・。なつかしいですねぇ。

選挙になると、変な人が近づいてくるんですよね。あるいは変な人になっちゃうのかもしれない。

選挙はドラマチック(2)不愉快だけどね

例えば、慌てて地元役員に出納責任者の方と挨拶回りに行った時、

当時のとある役員:おめぇ、いくら用意したんだ?
庭山:は?
当時のとある役員:おめぇ、あんまり金もってそうじゃないからさー。
庭山:おっしゃっている意味が分かりませんが?
当時のとある役員:<font size=5 color="#0000ff">ダイのオトナがタダで動くと思ってんのかよ。</font>

つまり、選挙をするのに『カネヨコセ』ってことを言ったわけです。私の住んでいる地域からは、当時、国会議員と県議会議員、加えて市議会議員(ギチョーまでやった人)がでていましたが、皆さん、ダイのオトナをタダで動かしていらっしゃったんでしょうか?“当時のとある役員”サンが突然、私だけに『カネヨコセ』なんて言わないと思いますけど。そういえば、元国会議員のセンセイも県議会議員のセンセイも、ギチョーまでやったセンセイも、お金持ちっぽいですね。

また、私の選挙に絡むお金の管理をしてあげるよと言ってくれた方は、昔隣町で町議をやっていた方。家族ぐるみのおつきあいをしていたので思いっきり信用していました。が、「選挙資金管理してあげるよ。細かい支出で大変だから選挙に必要な金額預かるよ」と言うけれど、それが50万が80万になり、100万になり、さらにアップ・・・となってきた。「100万以上はだせません」と言ったら、「足りない分はTさんと立て替えておくことになっているから」とのこと。後日Tさんに確認すると

「え?知らない」

何か変だと言うことで、「お金は自分で管理するので、預けた50万円を返してください」と言ったら

「急には返せない」とのこと・・・。<font size=5 color="#0000ff">ゲゲッ!</font>

結局、いろんな人を挟んで返していただきましたけど・・・。びびったよ~。

他にも、選挙事務所の隣の工場を壊すからといきなり駐車場に重機を入れられたりね・・・。

はは。本当にドラマチック。

選挙に出る皆さん、きっといろいろドラマチックなことがあると思いますが、お気をつけください。また、忘れないように出来事は出来る限りメモしておいた方が良いですよ。後に、小説の材料になるでしょう。

がんばってね。

だから、私じゃないってば(1)

会う方会う方に、ご心配されているようで恐縮です。例えば・・・

市民A:この前、新聞に載っていた「ブログで誹謗中傷で起訴された市内女性って、庭山さん?」
庭山:ちがいますよ。もし、私だったら、「現役市議会議員、庭山由紀」って顔写真付きででますよ。しかも、新聞の女性は43歳でしょ。私は42歳ですから。
市民B:よかったー。庭山さんじゃないかと思って心配したわよ。
庭山:最近本当に良く聞かれますが、私じゃないです。まいったなー。
市民C:私聞いたわよ。それって、○子さんって聞いたわよ。
庭山:そうみたいですね。
市民C:しかもね、自分でブログ立ち上げて書き込みしながら、西牧議員が警察に告訴したらヤバイって思ったんじゃない。自分でブログを消したのよ。それでね、自分でブログ消しておきながら、「突然ブログが消えた!近藤議員みたいに命を狙われるかもしれない!身の危険を感じる」とかって大騒ぎしたって言うじゃない。
市民B:なにそれ。
市民C:それでね、自分でブログを書いておきながら、警察の捜査が入ったら「○○氏が私になりすまして書いている。そのバックに庭山がいる」とか言ったみたいで、○○氏のところまで捜査が入ったんだってよ。庭山さんも呼ばれたの?
庭山:お詳しいですね。呼ばれましたが、何もないので警察も拍子抜けしちゃったみたいです。30分くらい確認の調書をとって終わりでしたよ。でも彼女、まだ起訴されてはいないと思いますよ。
市民A:だから、ハッキリ名前が出ないのかしらね-?
市民C:自分だけ逃げようとウソ言ったり騒いだり。卑怯だよね!

だから、私じゃないってば(2)

市民A:それにしても、バカなことを言ったり書いたりやってる人に、バカって言っちゃいけないのかしら?
市民B:ほんとだよねー、あっはっはっは。
庭山:「もっと勉強しなさい」っていうのも名誉毀損だか侮辱だかなんですって。
市民A:なにそれ。
庭山:裁判で名誉毀損とか侮辱の線引きでもできたらおもしろいですよね。でも、今回のケースは珍しいと思いますよ。私も以前から弁護士にいろいろ相談していますが、公人は名誉毀損とか難しいって聞いてます。例えば、首相とか国会議員とかいわゆる“公人”は、テレビや週刊誌、ネットでボロクソ言われたり書かれても問題にならないのは“公人”だからで、それを問題にするのは難しいんですって。ただ、最近では前横浜市長の中田さんが事実と異なる記述をされたと言うことで裁判で勝ちましたけど、そのくらいでないと普通ね・・・。まー“公人”としての認識が希薄ってコトでしょうね。
市民C:じゃあ、なんで今回は警察の捜査が入ったのかしら?
庭山:ノルマでもあるんじゃないですか?選挙近いから。
市民B:『ネット犯罪の裏に現役市議会議員関与』とかって、オオモノ狙っていたかもねー。
庭山:そうかもしれませんね。残念でしたね。
市民A:庭山さん、気をつけてよね。ただでさえ敵が多いんだから。
庭山:ありがとうございます。大丈夫ですよ。私のは確固たる事実に基づいて書いていますから。

*  *  *  *

きっと、桐生警察にも事情があったんでしょう。お疲れ様でした。今回の件で、びっくりしましたが、西牧議員のおかげで、誰が何を言って何をしていたか、証拠のメールやら証言やらでてきて膿が露わになりました。今まで本当にすっきりしなかったので、ありがたい限りです。

感謝。

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