福島でコメ全袋検査開始
東京電力福島第1原発事故を受け、全ての福島県産米について、出荷前に放射性セシウムが食品基準値(1キログラム当たり100ベクレル)以下かどうかを確認する「全袋検査」が25日、二本松市の検査場で始まった。検査を始めるに当たり、佐藤雄平福島県知事が「福島のおいしいコメを消費者に届けるための検査。関係者の努力に感謝したい」とあいさつした。この日は、二本松市で23日に収穫された早場米「五百川」を検査した。
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