葛西臨海公園オリンピックカヌー競技場建設計画再浮上について 都内有数の野鳥生息地・葛西臨海公園を守ろう 日本野鳥の会東京
葛西臨海公園オリンピックカヌー競技場建設計画再浮上について都内有数の野鳥生息地・葛西臨海公園を守ろう
日本野鳥の会東京
東京都は、落選した2016年に続いて2020年の五輪開催候補地として立候補しました。
IOCに提出したファイルには前回同様葛西臨海公園の西側一帯をカヌー競技場建設予定地としている。計画では9mの高さから下る400mのコース2本とこの激流を支える豊富な水をたたえる大きなコンクリートの池が作られ。観覧席は1万2千、14億円の経費と1年半の工期で建設、五輪以後もラフティングなどのレジャー施設として残す計画です。
開園後22年を経過した臨海公園は都内屈指の水と緑の豊かな自然あふれる場所となり昨年は320万人が利用しています。
野鳥の会東京では鳥類園オープン以来毎月の定例探鳥会を開催してきましたが、この地で記録された野鳥は水辺の鳥だけでなく山野の鳥の記録も多く公園西部の森が山野の鳥の渡りの中継地として頼りにされていることが明らかで計画通り建設が進めばこれらの森が破壊され探鳥コースも寸断されてしまいます。
当会の3月度幹事会では①現地で活動する葛西東渚・鳥類園友の会と歩調を合わせ、前回同様友の会は区議会へ当会は都議会・招致委員会へと働きかけること ②財団本部に力になって頂けるよう申し入れる の2点を確認し動きを開始しました。
今後、IOCは今年5月に候補地の1次選考、来年1月までに具体的開催計画をまとめた「立候補ファイル」を提出させ9月に開催地決定と進みます。
開催が決まってからでは計画の変更は難しくなります。建設予定地を他に変更してほしい旨関係先に働き掛けることを進めてまいります。皆さまのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
<参考>2009年オリンピック競技施設建設計画の見直しを都知事・都議会・招致委員会に陳情
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