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首相“韓国大統領の発言は常識逸脱”8月23日 19時15分
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野田総理大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、韓国のイ・ミョンバク大統領が「天皇陛下が韓国を訪問するなら、独立運動の犠牲者に謝罪すべきだ」と発言したことについて、常識から逸脱しているとして、謝罪と撤回を求めていく考えを示しました。
この中で、野田総理大臣は、韓国のイ・ミョンバク大統領が、今月14日、「天皇陛下が韓国を訪問するのなら、植民地支配からの独立運動の犠牲者に謝罪すべきだ」と発言したことについて、「発言の中身は、相当に常識から逸脱しており、謝罪と撤回を求める必要がある。私の意思として国会の場で話をしたので、そうしたメッセージが、きょうにも韓国側に届くだろう」と述べました。
また、藤村官房長官は、島根県の竹島の領有権を巡る問題の解決に向けた政府の体制について、「北方領土に関しては、内閣の中に対策室がある。それを1つの参考にしながら、どういう形で作るべきか検討に入った。時間をかけて延々とやるわけではない」と述べ、竹島に関する専門部署の設置を検討していることを明らかにしました。
一方、藤村官房長官は、沖縄県の尖閣諸島を巡り、東京都が島への上陸許可を申請していることについて、「地権者の意向を確認したところ、『政府の責任で判断してほしい』ということだった。上陸申請の日付は今月29日になっているので、それまでにきちんと総合的な判断をしたい」と述べました。
さらに、藤村長官は、尖閣諸島に香港の活動家らが上陸した際に、海上保安庁が撮影したビデオについて、ちかぢか公開できるという見通しを示しました。
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