ダルは２８日登板へ入念な調整

　レンジャーズのダルビッシュ有投手（２６）は２３日、次回登板の２８日（日本時間２９日）に向けた調整を開始した。

　右太ももの張りを訴え、この日の登板を取りやめたダルビッシュは約３０分ほどの調整。入念にストレッチをし、キャッチボールでは相手を座らせ、投球フォームを確認しながら丁寧に投げ込み、右足を気にする様子は見せなかった。２日後の２５日にブルペンで投球練習する予定だ。

　張りが出た右太ももはマッサージや超音波などの治療を受け、状態は上向き。ワシントン監督は「彼は投げたかったと思うけど、これがベストということになった。われわれは同じ方向を見て、前に進み始めている」と話し、万全の状態でマウンドに送り出す構えだ。　（アーリントン大城和美）