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【プロ野球】

3安打でヤクルト4連敗 3位広島とは3.5差

2012年8月25日 紙面から

7回表無死、二ゴロに打ち取られ悔しそうな表情の畠山

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◇中日2−0ヤクルト

中日は中田賢が8イニング3安打無失点で5勝目。9回は岩瀬が締めて30セーブ目。打線は1回に森野の二ゴロの間に1点を先制、5回に平田の9号ソロで加点。ヤクルトは1分けを挟んで4連敗。

     ◇

 手も足も出なかった。1978年の復刻ユニホームに身を包んだヤクルトは中田賢と岩瀬の前にわずか3安打で、今季16度目の零封負け。4回以降は1本も安打が出ない貧打ぶりを露呈して、1分けを挟んでの連敗は4に伸びてしまった。

 「3安打じゃぁ、なかなか得点できないですよね…」と小川監督はお手上げの表情。打撃陣は無言の列をつくり、伊勢総合コーチも「今日は完敗ですわ」。守道竜に白旗をあげるしかなかった。

 この日からのナゴヤドーム3戦のユニホームは広岡達朗監督の下、初のリーグ優勝と日本一を達成したユニホーム。小川監督は「流れを変えたい」と期待をかけていた。しかし、結果は完敗。同じデザインだった翌79年の最下位すらツバメ党に思い出させてしまうような締まらない試合となってしまった。

 悠長なことは言ってはいられない。引き分けだった3位・広島とのゲーム差は「3・5」。今が踏ん張りどころだ。25日は館山が先発。小川監督は「明日、頑張るしかない」と自らに言い聞かせるように語って、球場を後にした。 (川越亮太)

 

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