2009年11月10日

会派解消(4)了承していないんですけど・・・

そして日があけて11月10日(火曜日)9時11分に星野議員から電話がありました。出られなかったので、すぐに折り返しの電話を入れました。

庭山:なんですか?
星野議員:了承してくれた?
庭山:何を?
星野議員:会派解消の件・・・。
庭山:分かりません。
星野議員:読んでくれたんでしょ。
庭山:読んだけど、何を言ってるのか分からないんだけど。
星野議員:読んでもわからないの?
庭山:わからないな。
星野議員:何時に議会に来るの?
庭山:私にも都合があるので分かりませんが、カクハに間に合うようには行きますよ。
星野議員:そう・・・。できるだけ早くきてね。
庭山:できるだけそうしますよ。

こんなカンジで電話を切って、10時10分前に議会に到着。トイレに行ってから、会議室へ向かう薄暗い階段を上がった委員会室近くの廊下で

星野議員:会派解消了承してもらうからね。
庭山:了承してないですよ。
星野議員:してもらうから。

カクハの会室に入ると、すでにカクハの代表者は着席している。しかしそこの一席に座るはずの星野議員は傍聴席に居る。さらに、彼が座るべき席の場所には、マイクも資料も初めから用意されていない。彼の隣には福島賢一議員が座る。福島賢一議員は以前北海道に幾井議長と視察に行き、タクシーを待たせて視察を途中でトンズラした議員のひとりである。

そしてカクハが始まりました。冒頭に幾井議長が

幾井議長:報告があります。10月19日に薫風会が結成されましたが、今朝星野議員から『会派解消届』が提出されました。了承を得ているということなので

庭山:了承していません。

幾井議長:了承しているということですから

庭山:了承していません。

委員の誰か:カイハの問題でしょ。二人で話しなさいよ。

庭山:了承していないのに、会派解消が決定されるのはおかしいでしょ。

後ろで相沢議員:不規則発言だよ。

庭山:了承してないって言ってるでしょ。

幾井議長:議題にうつります。

・・・と12月議会の勉強会の日程に話は移りました。
posted by 由紀 at 16:28| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

会派解消(5)幾井議長の取り計らい

 当局から提出される議案については事前に勉強会が行われます。これはだいたい会派ごとに行われますが、小さな会派はどこかに混ぜてもらうものでした。が、無会派となった私と星野議員は、大きな会派に組み入れることが検討されることもなく、日程が決められました。その理由は幾井議長によると「前の時も、どこのカイハもOKしてくれなかったので」。

 当局役人の説明回数がたった二人の無会派議員のために、増えるわけです。職員には職員の仕事をして欲しいです。事前の勉強会なんて、全議員いっぺんにしてしまえばいいのに、何回も職員に説明させて、手間を取らせて、本来の仕事をさせないようにしているのでしょうか?なぞです。

 次に、「議会運営の諸課題(各派代表者会議で協議するもの)」について話し合われました。すると幾井議長が

幾井議長:過日の議会運営委員会でカクハで協議して欲しいと3点こちらに振られているものがあります。ひとつは、福田議員との件で問題となっている星野議員のブログについて。あと、ブログに議員の顔写真を載せる庭山議員の問題。そして会議中のことではない休憩中のことをブログに書く庭山議員の問題があります。これを諸課題として協議するかどうかと言うことですが・・・。
 星野議員の件については、福田議員と星野議員の人間関係の部分が多い。星野議員の件については、議長に任せていただくということでいいと思う。カクハで諸課題として検討するような問題じゃない。二人の問題だから、二人で協議してもらえばいいと思う。

・ ・・ということで、幾井議長の取り計らいで、星野議員のブログ問題は終了したようです。



「何があったんですか?」と複数の記者が寄ってきた。

「なにがあったかは、こっちが聞きたい。調べてくださいね」

新聞記者には「会派解消の話しは1週間前からしていた」とまで星野議員は言ったとのこと。

いつ、どこで、誰が、どんな話しをしたんですか〜?おしえて〜、ほしのさーん!
posted by 由紀 at 16:28| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月09日

教え子たちへ(1)

 南小学校で生活相談員をしていた頃の教え子たちのみなさんへ

 あなたは、私が変わってしまったのではないかと、心配してくれています。教え子に心配されるなんて、申し訳なく思うと同時に、なんだか照れくさいような嬉しい気持ちです。ありがとう。

 確かに、小学校で生活相談員として、かわいいあなた達を相手に、おしゃべりしたり、絵を描いたり、ぼんぼんでひよこを作ったり、段ボールでハウスを作ったり・・・そういう風に過ごしていた頃とは全く異なる議会という環境の中で、あの頃のように毎日楽しく過ごしているわけではありません。ですから、あなたの知らない私が存在することもあるでしょう。

 私のブログを読んでムキになっているんじゃないかと指摘してくれた子もいますが、見破られてしまいお恥ずかしい限りです。私は、ムキになってます。私は、本気で怒っています。

 私が何に怒っているか。ブログを読んでくれればわかると思います。書けばきりがありませんが、例えば、議会として機能しない議会の現状、誰も責任を取らなくてすむ行政体、統計データに基づかない計画性のないまちづくり。審査する側・される側が一心同体の指定管理者は天下りの温床になっています。市場の公共性を主張して「株式会社」に年間3000万円の「補助金」をあげちゃう。書類を紛失した補助金団体も、オトモダチだからおとがめなし。行財政改革をしていると言いながらも、増額し続ける補助金額などなど。財政が厳しい厳しいと念仏のように唱えながら、無駄遣いが止まりません。挙げ句の果てには、退職職員に支払う退職金がないから「退職債」という借金まで組んでそのツケを市民に押しつける。結果、つもりにつもった借金は、桐生市が年間に使うお金とほぼ同額の借金がすでにあります。このたまりにたまった借金のツケは、私たちの世代からあなた達の世代、そして現在ちいさなもみじのような手のひらをしている子ども達にもまわってきます。現状では、借金が積み重なっていく状況が改善される見込みは全くありません。

 そして私が所属している桐生市議会は、市民の生活とは関係のないこと(去年の9月に私を問責決議したこと、12月に百条委員会が設置されたこと、今年の6月にこれが告発に至ったこと、そして現在ブログを規制しようとする条例が作られようとしていること)に延々と時間とお金と労力を使っています。
posted by 由紀 at 14:40| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教え子たちへ(2)

 私を本気で怒らせている要因は、現在の桐生市議会を含む行政体のめちゃくちゃな現状と、今まで行政体がちゃんと仕事をやってくれていると信じ込んで「おまかせ」してきた自分自身です。4年の一度の選挙で、スローガンと顔写真だけで投票して「おまかせ」してきた結果が、現在の機能を果たさない議会、山盛り・テンコモリの負債を抱え込んでいる行政体です。

 お恥ずかしながら、私は自分が議員になって議会に入るまで、議会の現状、行政体の現状を知りませんでした。おそらく、多くの大人達も、「信じて」「おまかせ」していると思います。

 ですから、議員になった私に出来る仕事のひとつは、議会を含む行政体の内部情報の公開と内部事実の告発だと思っています。「信じちゃいけない」「おまかせではいけない」こういうことを伝えて、行政体が市民のために機能するように、借金のツケを市民に押しつけられないように変えなければならないと思っています。もちろん、私一人では変えられません。市民ひとりひとりが現実を知って、「これはマズイ!」と思って変えようとしなければ、そういううねりみたいなものができないと変わることはできないでしょう。

 そしてもうすぐ社会人になるあなたたちにも、議会のこと、行政のことについて関心を持ってほしいと思います。私たちの生活を左右する議会や行政について、無関心でいることほど、自分の人生や生き方、生活、そして将来その腕に抱くであろうあなたの子どもたちに対して、無責任なことはありません。

 私は本気で怒っていますから、ブログには、私の怒りの部分がでてしまうところもあるでしょうし、皮肉たっぷりのところもあるでしょう。冷静に書こうとは心がけていますが、全てについて冷静に書くことはなかなか難しいです。これからもいろいろ心配をかけちゃうかもしれませんが、ごめんなさいね。

 かわいいあなた達には、「本当にやさしい人」になって欲しいと思っています。「本当にやさしい人」は「強い人」だと思います。強くなければ、大切な人や大切なものを守れないからです。

 「本当にやさしい人」=「大切な人や大切なものを守れる強い人」になれるように、しっかり勉強してアタマを鍛え、運動もいっぱいして健康なカラダを作って、あなたの大切な人を守り通せる強いココロを持つ大人を目指してほしいな。

 あなた達のことが大好きです。

 ありがとう。
posted by 由紀 at 14:40| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メール紹介:「頭脳警察」の名曲から

遠方のジェントルマンから以下のようなメールをいただきました。

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こんばんは!

特別委員会の傍聴&報告,お疲れさまです.

一連の状況を読ませていただいて,わたしが贔屓にしているロックバンド「頭脳
警察」が1990年に出した名曲「Blood, Blood, Blood」の歌詞を連想しました:

 ♪どうしてもやろうってんなら 勝手にしろよ
  そこまで付き合う気なんて さらさらねえよ
  関係ねえだろ 偉ぶってんじゃねえよ
  てめえはいったい何様だと思ってるんだよ
  冗談じゃねえよ 笑わせんじゃねえよ
  とっととぶっとばされるまえに そこから失せろよ



 1991年の冬、アメリカ出張のときにこの曲が入っている CD「頭脳警察7」を持っていって,1月17日の湾岸戦争が始まったの夜に,ホテルの部屋で聴きました.「そこまで付き合う気なんてさらさらねえよ」というのが,アメリカ軍のミサイル攻撃をテレビの画面で観ながらの感想でした.

 しかし、あとでバンド・リーダの PANTA さんにその話をしたら,「そんなつもりで書いた詞じゃないんですけどね」と苦笑いしていました.

 「あらゆるテキストは,それが書かれた瞬間に書き手の意図とは異なったかたちで解釈される」とフランスのある哲学者がいっていますが,その通りですね.

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おおっ!ジェントルマンなのに、こんな曲までご存知なんて。びっくりです。

またいい曲あったら教えてください。

 湾岸戦争の頃、パキスタンに行ったり来たりしていました。パキスタンには友達がいます。本当にあの戦争が始まった時は、悔しくて悔しくてどうしようもなかったことを思い出します。自分がその戦争に加担した日本という国の国民であることをもっとも悔しく、情けなく思った瞬間でもありました。
posted by 由紀 at 13:54| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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