2009年11月24日

大阪の友達(3)

 おおっ!褒められたぞ。桐生市議会。

 そしてちょっとは、国家公務員の愚痴も聞いてあげた。・・・T君は職場で周りの職員と合わず、内部の人間関係で苦労しているそうだ。

庭山:あんたねー。もっとうまく立ち回らなかったら出世出来ないでしょうが。もっとうまくやんなさいよ。
T君:オレの理想は40代でリタイアじゃ。しかも、あんたから周りとうまくやれとは言われたくないぞ。
庭山:人の話は素直に聞くものだよ。
T君:そのまま返すわ。

 学生時代の友人はありがたい。言いたい放題遠慮なく言える。楽しいなぁ。

 さて、明日は、傍聴が楽しみな地方分権・地方自治調査特別委員会がある。通称「ブログ規制条例」はやっぱり12月議会で出すのはむつかしいのかな。そんなことを言わず勢いのあるうちに是非頑張って欲しい。なんといっても、全国初の「ブログ」規制である。有名になれるよ〜。
posted by 由紀 at 06:37| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

政務調査費なんか全廃しちゃえ!(1)

いやはや。二人の子どもが代わる代わるインフルエンザになりました。小学校高学年のお兄ちゃんは2日間の高熱と咳で苦しそうでした。お腹の調子も良くなく、お粥を食べても嘔吐したり・・。が、保育園児の娘は薬も飲まず一晩寝たら熱が下がってしまいました。咳もほとんど出ず・・・。お兄ちゃんと症状が全く違うので、疲れかなーと思い・・・しかし一晩でも38度を超える熱を出したから、とりあえずお医者さんに見てもらいましょう・・・と診てもらったら、しっかりインフルエンザ。

 その後も全く元気いっぱいのインフルエンザ・・・。とにかくインフルエンザですから外出できないし、とにかく元気だし・・・。まいったまいった。

 さて、そんなこんなで数日ブログを書けませんでしたが、今注目を集めているのは、『前橋市議会』。前にも書きましたが、5年間の保管を義務付けられた領収書がなく、市監査委員から条例施行規則違反を指摘され、市長からも7128万円の返還請求をされていました。

 そして16日に行われた臨時議会で前橋市は「7128万円を返せー」と前橋地裁に提訴することになり、市議会も返還に応じない議員13名に辞職勧告決議案を可決しました。

おおっ!やるじゃないか!前橋市議会!

 そして提訴関連議案が採決される際には、関係議員は『退席』したんですって!いたたまれなくて『退席』したんでしょうか?しかも、みなさんで示し合わせて?!

 まったくもうねー。前橋市議会の議員も、このような議員センセイ方が多いんですねー。
posted by 由紀 at 17:59| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政務調査費なんか全廃しちゃえ!(2)

 興味深いのはその言い訳で、
「適切な支出」と主張したり、
「大きな権限を持つ首長が返還請求を出し、それに従えという一方的なことに従うわけには行かない」
「(政務調査費の使途に関し、市側からの聴取がなかったので)議決を契機に我々の主張を行う場が出来る」と裁判への期待をにじませたという。
「事務用品の使途や視察は、提出した調査記録を証明していけば必ず認められると考えている。ひとつひとつ検証していきたい。司法当局が認めないものはあきらめる」

さらに、
「(法的拘束力のない辞職勧告決議について)議員に対して辞職勧告がでるとは議会を軽視する行為」と批判したという
(以上の辞職勧告された議員の言い訳は2009.11.17読売新聞によります)。

 私もいろいろありましたから、新聞報道だけで云々いうつもりはありませんが、要は「公金を使わせていただいている」という意識が低いって事でしょう。だから、領収をなくしちゃった。領収書をなくしちゃったけど、「正当に使ったんだよ」ってまるで子どもの言い訳です。「裁判で我々の主張の場ができる」って、市民に対して恥ずかしくないのでしょうか。やせ我慢もほどほどにすべきではないでしょうか。

 私も去年、法的根拠のない「問責決議」をいただきましたが、「議員に対して辞職勧告がでるとは議会を軽視する行為」であるというなら、桐生市議会は『議会を軽視する行為』をしたということでしょうか?もしや、桐生市議会はケンカを売られているのでは?

 しかし、そもそも「議会を軽視」しているのは、公金を使いながら領収書がないセンセイ方ではないでしょうか?

 そしてもっと根本的なそもそもは、地方議員は『報酬』を頂いています。しかも、高額!!政務調査費なんて、ある方がおかしいでしょ。全廃しましょう!

 政務調査費全廃に賛成議員のご起立を!

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 ところで、前橋市議会に先を越されてしまった桐生市議会。

 地方分権・地方自治調査特別委員会などというものを作って「12月議会でブログ規制するぞー!」てやったけど、「議員政治倫理条例」は12月議会では提出できないようです。しかも、3月議会に向けてがんばりますって言うけれど、できるのかなーと心配しています。

 ま。予想通りですけど。
posted by 由紀 at 17:59| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

2009.11.16ギウン報告(1)

 昨日、議会運営委員会がありました。11月30日から議会があるのでその運営の確認が主でした。

 議会(定例会)は3の倍数の月にあります。つまり、3月、6月、9月、12月にあります。この間、実質的に議員に出席が義務づけられているのは、常任委員会を含めて、7日間です。これに、今日のような議会運営委員会の日数(これは全議委員に出席義務があるわけではないのですが)を加算し、行政視察の日数を加算し・・・いろいろ加味してみても、実質議員が仕事として拘束される日数は年間50日くらいでしょうか。

 桐生市の場合、議員は年間約800万円の報酬をもらいます。もちろんここから税金や議員年金など引かれますし、国保も払わねばなりません。そして年に、2〜3回の視察旅行付き。政務調査費もこれ以外にいただいています。(ちなみに私は昨年から政務調査費を返納し、今年からは行政視察もお断りしています。この理由は桐生市の財政が厳しいからです。政務調査費をお返しするのは、私たち地方議員は生活給としての「給与」ではなく「報酬」としてお金を頂いています。労働の対価としていただいている「報酬」で議員の活動をするのが本来ではないかと考えるからです。また行政視察を辞退しているのは、この2年間の中で行政視察に4回行って、費用対効果を考えるとムダだと思ったからです。)

 議会のことは議員が決めます。その中には議員の報酬、視察費用、政務調査費なども含まれます。つまり、議員のことは議員が決める。故に、・・・現状の通りになっています。

 これは、皆さんが今まで4年に1度の選挙で議員に全てをお任せしてきた結果です。
その中には、もちろん私も入っています。自分が議員になるまで、このような現状を知りませんでした。

 議会で発言するためには、調査をしたり、市民の相談を受けたり、やることはきりがないです。でも、これは、「やる」場合です。

 特に、議会の中で攻撃の対象となっているような議員は、その対策にも追われ、他市の議員さんや弁護士、大学の先生や研究者に相談にも行きます。資料をあつめ、法律の解釈にアタマを悩ませることもあります。

 現状把握のために当局(役所)に資料請求しても、私の場合議長に差し止めされていて、資料ひとつ入手するにも困難を極め、時間と労力がかかります。
posted by 由紀 at 10:25| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009.11.16ギウン報告(2)

 議会の現状を知ってもらおうと、ブログを書いたり市民に実状をお話ししたりします。現状に驚く市民は関心を寄せてくれます。しかし現状に驚いて「まー。そんなことになっているなんて」と思って言ってくれるのですが、多くの場合「もう少し若ければ」「商売してなければね」「なかなか難しいよね」「応援しているから頑張って」とご自身で行動を起こそうとする方はほとんどいらっしゃらないのが実状です。

 中には「あなたの言っていることは正しいわ。庭山さんのブログをもっといろんな人に読んでもらいましょう」と紹介してくださる方もいますが、「あなたのブログを紹介しても、賛否両論あって困るわ。万人受けする書き方にしてちょうだい」「あなたのブログはあなたを知らない人に誤解を与えるわ。こんな書き方じゃあなたの良さが伝わらない」などと注意をしてくださる方もいらしゃいます。ありがとう・・・。こういうことを注意してくれる方々は、議員は選挙で選ばれるのだから、人気をとってなんぼのもの・・・という考えが根底にあるからでしょう。また「私があなたのために、あなたのことを紹介するのだから、みんなで桐生市の現状を知って、そうよね!何とかしなくっちゃ!とみんなで盛り上がれるようにして欲しい」という考えるのかもしれませんね。そのためには万人受けするブログでないと困ると・・・。
 
 きっと、そのとおりなんでしょう。

 でも、私はとっても困ってしまいます。

 万人受けする私を求められても、残念ながら私は万人受けするタイプの人間ではありません。人気を考えて周囲に合わせられるような人間だったら、議会の中で孤立無援になることなく、議員同士仲良くナカマになれて、楽しく視察旅行に行って費用弁償で余剰金がお小遣いになることも言わないでしょう。そうすればきっと、快適・議員ライフを過ごせることでしょう。


 まだまだ、議会の現状や議員の実態を知らせる努力が、足りないんでしょうね。
posted by 由紀 at 10:24| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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