2012.8.25 05:06

AKB人事異動!佐江が上海、高城はジャカルタ(2/3ページ)

特集:
AKB48
海外の姉妹グループへの移籍を命じられ、目頭を押さえる高城亜樹(左)と唇をぐっと噛みしめる宮澤佐江 =東京ドーム(撮影・小倉元司)

海外の姉妹グループへの移籍を命じられ、目頭を押さえる高城亜樹(左)と唇をぐっと噛みしめる宮澤佐江 =東京ドーム(撮影・小倉元司)【拡大】

 少女たちが夢を叶えた東京ドーム初日公演にどでかいサプライズが待っていた。

 3年ぶりにチームのメンバーをシャッフルする組織改革。続々と新たな所属先が明かされる中、最も衝撃が走ったのは今年のAKB48選抜総選挙11位の人気メンバー、宮澤のSNH48への移籍だった。鈴木まりや(21)もSNH48に、高城と仲川遥香(20)はJKT48に移籍。AKBメンバーの海外移籍は初めてだ。

 衝撃のシャッフルにファンからは悲鳴が飛び交ったが、布石はあった。今年3月、さいたまスーパーアリーナ公演でSKE48の松井珠理奈(15)とNMB48の渡辺美優紀(18)がAKBを兼任することを電撃発表。指原莉乃(19)はスキャンダルを理由に6月、HKT48への異動を命じられるなど、大きな移籍が続いていた。

 また、総合プロデューサーの秋元康氏(56)は先月、交流サイト「Google+」で「海外留学制度」を設けることを発表。海外姉妹グループに留学するメンバーを募っていた。

 宮澤は、秋元氏から提示を受け移籍を決意。公演後、ブログを更新し、「参加させていただくからには死ぬ気でやってやります。意地見せてやります。“自分の出した決断に後悔はない”」と決意をにじませた。

 一方の高城は志願。ブログで「私には踏み出す勇気がなくて まわりに流されるがまま 今この状況まで来た気がします。自分で一歩踏み出して何かに挑戦していかなければ(夢が)終わってしまう気がしたんです」と秘めた思いを告白。総選挙では前回の12位から17位へ順位を下げ、16人の選抜メンバーから後一歩のところで漏れた。JKT移籍は、そんな自分に喝を入れるためだったのかもしれない。

 新体制でいつから動くかの詳細は明かされていない。宮澤は派生ユニット、DiVAのメンバーでも活躍し、フジテレビ系競馬情報バラエティー「なまうま」の司会をはじめ、サンケイスポーツでも競馬予想コラム「宮澤佐江のなまうまAKB」を連載中。高城も派生ユニット、フレンチ・キスのメンバーであり、TBS系「ひるおび!」の水曜お天気キャスターも務めている。

 互いに日本で残っている仕事や今後派生ユニットをどうするかなど、調整が必要な状態。まだまだシャッフルの余波は続きそうだ。

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