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米 日本に強力レーダー配備検討か8月23日 21時1分
北朝鮮のミサイル攻撃を想定して日米が進めているミサイル防衛の一環として、アメリカが日本に強力なレーダーを配備することを検討しているとアメリカの新聞が伝えました。
アメリカの新聞、「ウォールストリート・ジャーナル」は23日、アメリカ政府の当局者の話として、「アメリカが、アジア重視の新国防戦略に基づいて、アジア太平洋地域でのミサイル防衛を強化しようとしている」と伝えました。
具体的には、北朝鮮のミサイル攻撃を想定して日米が進めているミサイル防衛の一環として、「日本の南の島」に「Xバンドレーダー」と呼ばれるミサイルの発射や弾道を早期に探知できる強力なレーダーを配備することを検討しているとしています。
アメリカ側は、この検討についてすでに日本政府と協議しており、合意が得られれば数か月で配備する計画だということで、配備するのは沖縄のアメリカ軍基地ではないかという見方も出ています。
また、「ウォールストリート・ジャーナル」は、沖縄に駐留する海兵隊の人数について、アフガニスタンに駐留するアメリカ兵の撤退が続くなか、現在の1万5000人から一時的に1万9000人まで増加するという当局者の見方を伝えています。
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