8月23日のながさきニュース
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長崎新聞
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壱岐市で初めてイノシシ撮影
| 壱岐市石田町池田東触で撮影されたイノシシ。右側が頭部(壱岐地域鳥獣被害防止対策協議会提供) |
JA壱岐市、同市、県などでつくる壱岐地域鳥獣被害防止対策協議会(会長・江川常博同JA農産園芸部長)は22日までに、同市石田町池田東触の山中に設置したセンサー式カメラでイノシシを初めて撮影した。今後、一帯で餌付けし生息域を確認するほか、目撃情報を求めるビラを配布する。
イノシシは生息していないとされてきた同市だが、2010年6月に郷ノ浦町の海岸でイノシシらしき動物が目撃されて以降、島南部から東部にかけて、市民から足跡などの情報が20件以上寄せられた。同協議会は対馬市のハンターの協力を得るなどして捕獲を試みたが発見には至らず、今年2月から7月まで足跡などは見つかっていなかった。
池田東触の水田で今月8日と10日の2回、足跡が発見され、同協議会はその周辺に10日、カメラ7台を設置。11日午後8時ごろに体長約1メートルのイノシシ1頭が撮影されたことを17日に確認した。
壱岐市の谷村孝臣農林課長は「繁殖すれば農家に多大な被害が出る。早期捕獲を目指す」と話した。
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