社会

震災がれきの放射能、不検出と発表 三重県
(三重県)
 岩手県からの震災がれきの受け入れを表明している三重県は24日、現地で放射能濃度の測定を行った結果、「不検出」だったと発表した。三重県によると、今月9日、職員を岩手県久慈市に派遣して木くずやプラスチックなどのがれきに対する測定を行った結果、放射性セシウムは検出されず、がれきの保管所内の放射線量も基準値と比べて極めて低い値だったという。三重県の震災がれきの受け入れをめぐっては、受け入れ先の自治体や最終処分場がまだ決まっておらず、候補地周辺の住民からは安全性や風評被害を懸念する声もあがっている。三重県の鈴木英敬知事は「風評被害の対策を取るなどして、住民の不安を取り除いていきたい」としている。
[ 8/24 20:08 中京テレビ]