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| 武雄市長の住所録がネット流出 公開状態で保管 | ||
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樋渡啓祐武雄市長がインターネット上に保管していた約200人分の住所録が、だれでも閲覧できる状態になっていたことが24日、分かった。「非公開」にすべき設定を「公開」にしていた。ネット上で指摘を受けた樋渡市長は公開を中止。「私の単純ミスで、個人情報がさらされた関係者に申し訳ない」と謝罪している。 樋渡市長によると、住所録は2010年時点のもので、送られてきた年賀状や暑中見舞いをもとに住所と名前が記されていた。パソコン内の文書や写真などのファイルをネット上に保存できるヤフーの「ブリーフケース」に保管していた。23日夜に短文投稿サイトのツイッターで指摘を受け、設定を非公開にした。現在は閲覧できない。 その後、同様のシステムに保管していた約1万3千枚の写真も公開状態になっていることも指摘され、公開を中止した。樋渡市長によると、写真は個人的なもので、市長に当選した2006年4月以前のものがほとんど。祭りなど武雄市のイベント写真もあるという。 住所録には武雄市民の名前もあり、ネット上では「選挙区内の有権者への年賀状などを送ることを禁じた公選法に違反した疑いがある」という内容の指摘もある。 樋渡市長は「公選法は答礼のための自筆のよるものは除外されている。住所録は送られてきたものを整理した資料であり、必要に応じて答礼するために使っていた」と話す。 |
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| 2012年08月24日更新 |