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最終更新:2012年8月24日(金) 11時53分

細野環境相、“南大隅町”否定せず

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 最終処分場の候補地の調整をめぐって、政府と福島県の反応です。

Q.いくつか候補地あって、南大隅町もそのひとつ?
 「『さまざまな可能性を探っている』というのは、場所も含めてさまざまな可能性を探っています」(細野豪志環境大臣)

 細野環境大臣は24日朝の閣議後の記者会見でこう述べ、南大隅町が候補地となっていることを否定しませんでした。ただ、「特定の自治体に打診した事実はない」としたうえで、「除染などの問題で自治体の首長らとコミュニケーションをとる中で、南大隅町長とも話をした」と述べました。

 「南大隅の町長さんとの間でもがれきの問題や福島の状況、そういったことについては話をしたことはございます」(細野豪志環境大臣)

 一方、中間貯蔵施設の候補地として打診を受けている福島県内の各町長は次のように話しています。

 「最終処分場そのものが仮に決まるという状況であれば、それは我々としては大変に歓迎すべきことかなと思っていますが、そんなにすんなり受け入れられるというふうには思っていません」(楢葉町 松本幸英町長)
 「きちっと政府としてもですね、最終処分場の確保については取り組んでもらいたいと、そういうふうに思っています」(大熊町 渡辺利綱町長)
(24日11:05)