当院の産婦人科の診療は、
・分娩を中心とした産科
・子宮癌検診、MRI、腫瘍マーカー検査を中心とした卵巣癌の早期発見をめざす婦人科
・排卵誘発剤を中心とした不妊症、思春期障害に対した内分泌診療
以上の一般診療三分野を行っております。
近年、一般診療に入りつつある子宮頸癌ウイルスのワクチン接種、脳下垂体ホルモン剤の使用による筋腫の治療等も行い、3D・4D像の超音波装置の導入を目ざしているところです。
特に、当院には新生児蘇生の専門の医師が小児科の新生児診療部門におります。これは相対的な帝王切開適応妊婦さんの減少、同時に再帝切者数を減じることにつながる助産を可能にします。それを長年、大学産婦人科診療がなされていた場所で受けることができます。
もちろん積極的な対応が必要な分娩に対しては、帝王切開術にかぎらず、産婦人科医がすべての術を尽くします。
佐藤洋一(サトウヨウイチ)