2012年 8月 24日
補助金不正受給 小豆島バスに返還命令
香川県の小豆島で路線バスを運行していた小豆島バスが補助金を不正に受け取っていたとして国と県から約1億6800万円の返還命令を受けました。返還を命じられたのは小豆島バスが赤字路線を維持するため2006年度から5年間に国と県から支給された補助金、約1億6800万円です。国と県の立ち入り検査で回数券の売り上げ金を水増しするなどして補助金の給付条件を満たすよう装っていたことが分かりました。小豆島バスは2001年頃から不正をしていたことを認めていますが書類がそろわず不正受給の総額は特定できませんでした。このため法律で定められた5年間の帳簿の保管義務に違反したとして5年間のみ返還を求めることになりました。小豆島バスは収支の改善が見込めず、現在、全ての事業をやめています。

津山市のプラスチック加工場で火災
24日朝早く津山市にあるプラスチック製品の加工場で工場の一部を焼く火事がありました。けがをした人はいませんでした。24日午前4時50分頃、津山市八出のすえ木工・第2工場で警備会社の火災報知機がなり消防が駆け付けました。この火事で田植え機の部品を製造している工場内の乾燥炉などを焼き、火は約30分後に消し止められました。ケガをした人はいませんでした。工場の人によりますと火元は乾燥炉の横に置かれていたプラスチックの廃材の可能性があるということです。23日午後6時以降、工場に人の出入りは無く鍵は閉めていたということです。警察と消防で火事の詳しい原因を調べています。

バイオ燃料の路線バス お披露目
使用済みの天ぷら油から作られたバイオ燃料を使って走る路線バスの運行が25日から始まるのを前に岡山市で出発式が行われました。お披露目されたのはバイオ燃料を100%使って走る路線バスです。軽油に比べて1年間で26.4トンの二酸化炭素が削減できるということです。岡山市が岡山電気軌道に依頼し25日から運行を始めるもので出発式には高谷市長など約20人が出席しました。岡山市は2008年から使用済みの天ぷら油を家庭や学校から回収し燃料に再利用していて今回のバスにもその燃料が使われます。バイオ燃料を使った路線バスは全国でも珍しいということです。このバスは25日から主に岡山市中心部と南部を結ぶ路線で運行されます。

岡山県フェイスブックで情報発信
岡山県はインターネット上の交流サイトフェイスブックを活用して、イベントや就職支援情報の発信を始めました。岡山県はスマートフォンの普及を受け、県の情報をタイムリーにまた親しみやすい形で発信しようとフェイスブックの運用を始めました。県が実施するイベントや就職支援、岡山県警の犯罪防止情報など、6つの部門ごとにきめ細やかな情報を発信します。フェイスブックを使った情報発信は開設コストがかからない、利用者の反応を知ることができる、HPよりも口コミで情報が広がるなどのメリットが期待できます。県では今年度中に18部門にまで増やして、情報発信したいとしています。