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【大リーグ】

3三振のイチロー球審をチクリ!! 「ステキなコールでしたね」

2012年8月24日 紙面から

◇ホワイトソックス2−1ヤンキース

ホワイトソックス戦の3回、三振の判定に抗議するヤンキースのイチロー(31)とジラルディ監督(左)=USセルラーフィールドで(共同)

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 あまりにも不可解な判定にあきれるしかなかった。ホワイトソックス戦に9番左翼で先発したイチロー外野手(38)は今季好調の相手先発左腕セールに3打数無安打、今季3度目となる1試合3三振を喫した。チームは1−2で敗れ3連敗。

 3回1死走者なしで迎えた第1打席。2ストライクと追い込まれた後の3球目、内角高めの直球に出かかったバットを止めたが、捕手ピアジンスキーがバットにかすったとアピールすると、ムチリンスキ球審の判定はボールから一転、三振に。普段はめったに文句など言わない背番号「31」もさすがに抗議だ。しかし、ベンチから飛び出したジラルディ監督が加わっても判定が変わることはなく、試合後のイチローは「ステキなコールでしたね。キャッチャーが(球審に)言ったら『俺もそう思ってた』みたいなこと言い始めた」と皮肉を込めた笑いを浮かべた。

 納得のいかない判定はなおも続いた。6回、フルカウントからの7球目、外角ボール気味のスライダーに対しハーフスイング。ムチリンスキ球審は塁審に確認することなく三振を告げ、一塁へ歩きかけたイチローはまたも右手を上げて不服そうな表情を見せた。この日は、8回にも真ん中の直球を見逃し三振。実にメジャーでは5年ぶり2度目の「3打席全三振」となってしまった。 (シカゴ穐村賢)

 

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