拓真君の死を無駄にしない

鳥取検察審査会議決書全文→

giketusyo.pdf へのリンク
  小原拓真(たくま)君の死を無駄しないためにお力を貸してください!
 
「人間の心を持っていない鳥取検察審査会」
 
12年2月1日の山陽新聞27面に  「津山の高校生水死 知人の男性 不起訴相当 鳥取検察審査会」  という小さな記事がでました。1月23日付の鳥取検察審査会の議決を伝えています。
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なんという心ない議決でしょう。庶民の心、人間の心を持っていない人たちです。
 
拓真君のお母さんから、議決の理由を送って頂いて読みました。(これがその議決書の全文です<giketusyo.pdf へのリンク>) 
 
  
 
一昨年の2010年12月3日に、そのかなり前に脱退を希望して受け入れられず、そのチーム・リベラルというグループのリーダーから、「海水パンツ」を持ってこいと呼び出され、鳥取県の岩戸漁港で「飛び込んで根性を見せろ」と言われ、飛び込んで死亡した事件です。
 
議決書は現場にいた6人全員が「小原さんは自ら飛び込んだ」という証言をしたので、それを信用し、強制的でなかったとしています。リーダーの仲 間である彼らがそういうのは当たり前で信用してかかることそのものが常識に反しています。 夜の9時前後に厳寒の日本海に飛び込もうというのです。例え自 主的だとしても、友達なら必死に止めるのが当たり前でしょう。それを冷たく見送ったのはリーダーからの精神的強制が、小原拓真さんにも仲間にもあった証拠 でなくて何でしょうか。
 
しかも、現場にいた仲間の一人が後程「被疑者(リーダー)から「加茂の甲斐性をみせてくれるんじゃなか」と言われて飛び込んだと証言しているこ とについては、申立人(お母さん)や関係者から厳しい追及を受けた影響が大だとして、信用性が薄い」としています。  仲間を裏切って証言するのは並大抵 の勇気では出来ないことです。そのことを理解せず、こう言うのは、言語道断ではないでしょうか。
 
警察、検察の主張をうのみにしています。人間の心が無いのです。 
 
あの厳冬の日本海の地に彼ひとりだけが、海水パンツを持参させられていることの異常さから、この事件の捜査は始められるべきではなかったのですか?その異常さに気づかないのは、鳥取県警に全く人間の心がないからではないのでしょうか。
 
皆さん!こどもを悪い仲間から守るためにもこれは見捨てることのできない事件です。
 
中央の警察庁も岡山の警察も暴力団対策にも近年は見事な対応をしてくれて私は深く敬意を抱いています。
 
この事件についても中央の警察庁のある方は(ご迷惑がかかるといけませんのである方と言わせて頂きます)、訴えに上京したお母さんの主張をよく理解して下さり、ひどい嫌がらせがあってはいけないと津山の地元での暖かい配慮をして下さいました。
 
鳥取県の皆様。これは鳥取県の問題です。
 
鳥取県警、検察、検察審査会の皆さんの非人間的感覚と行為を厳しく糾弾するためにも、また、若者を悪い仲間から守るためにも、私は、断固、戦うことを決意しました。 
 
私は、一人の個人として広く国民の皆様に訴えます。
 
悪いグループから抜け出そうとして努力した、拓真君の死を無駄にしないために、どうか、貴方のお力をを貸してください。                                                熊代昭彦12.02.02THR