霊芝やカワラタケ、シイタケなど各種キノコ類が、食品当局が指定する「健康機能食品」の対象から除外されることになった。
食品医薬品安全庁は25日、今年からキノコ類など7種の食品を健康機能食品の原料から除外すると発表した。キノコのほかには▲スッポン▲花粉▲酵素▲酵母▲ローヤルゼリー▲ヨモギ汁-など、植物から抽出した成分を発酵させて作った各種食品も、健康機能食品から外された。
これによって、製造業者は、これら食品が入った製品を販売する際、「体に良い」「特定の機能がある」といったうたい文句は使えなくなり、一般食品として販売しなければならない。健康機能食品として販売を希望する場合、別途に人体実験を経て、製品別に機能性を検証する必要がある。
食薬庁は2008年2月、健康機能食品関連法規を整備した際、「科学的に効能が立証されていなければ、それらの食品を健康機能食品から除く」と告示していた。食薬庁関係者は「今回の措置は、1年10カ月間の猶予期間を与えたが、業界が機能性を立証する結果を示さなかったことによるもの」と説明した。
金秀恵(キム・スヘ)記者