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ロシア・メドベージェフ大統領が国後島訪問
ロシア・メドベージェフ大統領が1日、北方領土の国後島を訪問した。日本側の強い懸念を無視した訪問によって、今後の日ロ関係は冷却化が避けられない情勢となった。
インターファクス通信によると、メドベージェフ大統領は1日朝、サハリン州ユジノサハリンスクの空港を小型の政府専用機で出発し、日本時間1日午前9時15分過ぎ、国後島に降り立った。国後島では、ロシア政府の経済発展計画に基づいて整備された学校や病院、地熱発電所や港湾施設などを訪れているとみられる。ロシアの歴代国家指導者としては、初の北方領土訪問となる。
これに対し、菅首相は1日の衆議院予算委員会で、「北方四島については、我が国の領土であるとの立場は一貫している。その地域に大統領が訪問したのは大変遺憾なことだ」と批判した。
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