事件中朝国境調査で一時拘束 山梨学院大の宮塚教授「おかしな取り調べだ」2012.8.23 14:05

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中朝国境調査で一時拘束 山梨学院大の宮塚教授「おかしな取り調べだ」

2012.8.23 14:05 中国
山梨学院大学の宮塚利雄教授

山梨学院大学の宮塚利雄教授

 山梨学院大の宮塚利雄教授(朝鮮近現代経済史)が、調査に訪れた中朝国境で中国公安当局に一時身柄を拘束されていたことが23日分かった。同行した妻も拘束されたが、2人とも半日で解放され、22日に帰国した。

 宮塚教授によると、21日早朝、中国吉林省集安市で、北朝鮮との国境を流れる鴨緑江の橋の動画や写真を撮影中、国境警備隊に拘束された。軍事管理区域に入ったとして公安当局の取り調べを受け、罰金を1人500元支払った。約12時間後に解放されたという。

 宮塚教授は「3月にも訪れた場所で、軍事管理区域の表示もなかった。おかしな取り調べだ」と話した。教授らは19日から中国を訪れていた。

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