トップページ政治ニュース一覧竹島問題などで野田首相臨時会見へ
ニュース詳細

竹島問題などで野田首相臨時会見へ
8月24日 4時10分

竹島問題などで野田首相臨時会見へ
K10044983911_1208240517_1208240531.mp4

政府は、島根県の竹島の領有権を巡る野田総理大臣の親書への韓国側の対応や、イ・ミョンバク大統領の日韓関係を巡る発言に強く反発しており、今後、見解をただしていく方針で、野田総理大臣は24日、臨時の記者会見を行って、みずからの考えなどを説明することにしています。

野田総理大臣は、韓国のイ・ミョンバク大統領が島根県の竹島に上陸したことを受けて、竹島の領有権を巡る問題を国際法にのっとって平和的に解決することなどを求めた大統領宛ての親書を出しました。
これに対し、韓国側は親書を送り返す方針を決め、23日に東京にある大使館の担当者が外務省を訪れましたが、外務省側が立ち入りを拒否したため、郵便で送り返す手続きを取りました。
政府は、竹島を巡る韓国側の対応は容認できないとしており、イ・ミョンバク大統領が「天皇陛下が韓国を訪問するのなら、独立運動の犠牲者に謝罪すべきだ」と発言したことについても、野田総理大臣が国会答弁で「相当に常識から逸脱している」と厳しく批判しました。
政府は、日本側から天皇陛下の韓国訪問を持ち出したことはない、などとして、今後、外交ルートを通じて韓国側の見解をただしていく方針です。
こうしたなか、野田総理大臣は24日夕方に臨時の記者会見を行い、竹島問題や沖縄県の尖閣諸島など領土を巡る一連の問題について、みずからの考えや政府の方針を説明することにしています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ