日中韓:「文化から環境を考える」学生交流フォーラム
毎日新聞 2012年08月23日 22時47分(最終更新 08月23日 23時56分)
最終日に参加者は研修の成果を発表。そこには「温故知新」「中庸」「共存」という3カ国で共通する漢字圏の熟語がちりばめられた。閉講後、学生からは「これまで中国、韓国と聞いて思い出すのは政治家の顔だったが、いまは一人一人の表情が見える」(早大2年、長谷川眞遊さん)、「今回の参加者とは一生の友達になれると確信した」(清華大大学院2年、顧磊成(こ・らいせい)さん)、「韓国のネット上で日本を差別する発言をしている若者も、実際に日本人と会って話せば考え方が変わるのではないか」(高麗大2年、金智修(キム・ジス)さん)などの声が寄せられた。
フォーラムは10年間継続する予定だ。【明珍美紀、朴鐘珠】