浦和駅周辺帰宅困難者対策訓練を実施します ～帰宅困難者対策協議会が実施する県内初の訓練～

　県、さいたま市、鉄道事業者、駅周辺事業者及び警察等で構成する浦和駅周辺帰宅困難者対策協議会は、東日本大震災を教訓に、浦和駅周辺に多数の帰宅困難者が発生した場合に備え、協議会各構成機関が連携した帰宅困難者対策訓練を行います。

　なお、本訓練はさいたま市総合防災訓練における帰宅困難者対策訓練として行います。

１　実施主体

      さいたま市、浦和駅周辺帰宅困難者対策協議会

２　目　的

     浦和駅周辺に多数の帰宅困難者が発生した場合の対応について、次の事項を検証するため、帰宅困難者対策訓練を実施します。

　　・　協議会構成機関相互の情報の共有方法や伝達方法等

　　・　駅前滞留者の一時滞在施設への避難誘導と避難経路

　　・　一時滞在施設における帰宅困難者への物資の支給（物資の種類や数量、提供場所、提供方法等）

３　概　要

　（１）日　時

　　平成２４年９月１日（土）　７：４５～９：２０まで

　　※　雨天決行（荒天時中止）

　（２）訓練想定

　　○　発災想定日時　平成２４年９月１日（土）１５時００分

　　○　震源　さいたま市直下　Ｍ６．９

　　　※　訓練の都合上、発災想定時間と訓練時間は同じではありません。

　（３）訓練項目

　　(1)　情報伝達・収集訓練

　　　帰宅困難者対策協議会構成機関相互間で電子メール・ファクシミリを用いた情報伝達を行います。

　　(2)　帰宅困難者誘導訓練

　　　さいたま市職員と帰宅困難者対策協議会構成機関とが連携し、浦和駅周辺に発生した帰宅困難者を、

　　浦和駅東口から一時滞在施設（さいたま市民会館うらわ）まで避難誘導します。

　　(3)　帰宅困難者受入・物資支給訓練

　　　さいたま市と協定を結ぶコミュニティプラザ・コルソにて、一時滞在施設での帰宅困難者の一時受入と物資の支給訓練を行います。

　　(4)　災害用伝言板サービス体験訓練（安否確認訓練）

　　　災害時の通信の輻輳に備え、家族との安否確認に有効な災害用伝言版サービスの使い方を体験する訓練を行います。

　（４）参加人員

　　約１００名

　※参考　浦和駅周辺帰宅困難者対策協議会

　　・　設立日：平成２４年６月５日

　　・　構成機関：東日本旅客鉄道（株）浦和駅、浦和ワシントンホテル（株）、浦和ロイヤルパインズホテル、

　　　　ホテルメッツ浦和、浦和商業開発（株）（コミュニティプラザ・コルソ）、（株）三越伊勢丹　伊勢丹浦和店、

　　　　ストリームビル（パルコ）、（株）イトーヨーカ堂浦和店、さいたま商工会議所、浦和警察署、さいたま市、

　　　　埼玉県

　　・　会長：東日本旅客鉄道（株）浦和駅副駅長　柴田政宏