理事長挨拶
個性の輝きを重んじる「建学の精神」 胸を張って社会に飛び立てるよう、
一人ひとりを大切に育てています
理事長
末岡 熙章
教育・研究の質を高め、時代に即した人間教育、創立者の志は今も脈々と息づいています
本学は創立者・市邨芳樹が1907年（明治40年）に「わが国初の女子商業教育を」との信念の下に創立し、100年が過ぎました。常に「一に人物、二に伎倆」の精神で個性を尊重した人間教育を実践しています。「自分に責任が持てる人材の養成、そして社会で評価される人材の養成」。この理念は現在も変わることなく本学の教育方針として脈々と息づいています。これからも建学の精神を原点に、新しい時代に即した教育・研究の開拓に最善を尽くしてまいります。
開学当時からゼミ制度を導入、個性を尊重し「Face to Face」という考えの少人数教育
私たちは、教員と学生の距離が近い「Face to Face」による教育を実践しています。すでに市邨学園短期大学開学当時から、ゼミ制度導入という画期的な取り組みを始め、現在は少人数教育を充実させ、恵まれた環境の中で教育指導を行っています。こうした体制のもと、講義と演習を効果的に織り交ぜ、論理的な思考力・幅広い教養・高度な専門知識・柔軟な応用力を身につけられるカリキュラムを実践しています。
即戦力となる人材を養成し、生涯学習の場として、地域にも貢献
本学は、時代の変化に伴った「建学の精神」の具現化として学部・学科への改変により、即戦力となる人材の育成を進めています。また、キャンパスをあるいは本学の「知」を、人々の生涯学習の要素として社会へ提供していくことも、大学の重要な役割です。この考えのもと、臨床栄養センターや図書館、運動施設を一般に開放し、講演活動、講座開講も精力的に行い、地域の皆様との交流に努めています。教育のみならず社会へ貢献できる大学として多くの方々と共に、新しい時代を創造して参ります。