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全身6ヵ所負傷、市教委説明と食い違い 大津いじめ教師暴行

京都新聞 8月23日(木)11時9分配信

 大津市の中2男子生徒自殺問題で、男子生徒をいじめていたとされる同級生が今年5月、女性の担任教師に暴行した問題で、教師は小指の骨折だけでなく、顔や胸など全身の計6カ所を負傷していたことが22日、関係者への取材で分かった。大津市教委は当初、報道機関の取材に「暴れる生徒を教師が止めようとして小指を負傷した」と説明していた。
 関係者によると、体育館で修学旅行の事前指導中に同級生が家に帰ろうとしたため、教師が制止しようと更衣室に連れて行った。すると、男子生徒から拳で上半身を殴られたり、下半身を蹴られるなどの暴行を受けたという。教師は小指骨折のほか、顔や胸、脇腹など計5カ所に打撲やすり傷を負い、病院で全治1カ月の重傷の診断を受けたという。
 大津市教委は、この問題が明らかになった今月9日、取材に対し小指骨折しか説明しておらず、「暴れる生徒の足が当たった。教育的配慮から警察に被害届は出さない」などと説明していた。
 同市教委は一連の対応について、「学校から、顔や脇腹をたたいたり蹴ったりしたという報告はあったが、具体的なけがの報告はなかった」としている。滋賀県教委は6月、市教委に被害届を提出するよう指導している。

最終更新:8月23日(木)11時9分

京都新聞

 

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