CPUクーラー交換:静音CPUクーラーを取り付けよう
今回、純正クーラーと交換するのは、サイズ製ZIPANG(SCZP-1000)です。13.9cmファン搭載、6本のヒートパイプを持つ巨大なCPUクーラー。見るからに静音性と冷却性が期待できそうです。
ZIPNGはintelのソケット478/775、AMDソケット754/939/940/AM2に対応。今回は、ソケット775用のクリップを取り付けます。取り付けはネジ4本で固定するだけなので非常に簡単です。
次は、CPUとCPUクーラーの設置面にグリスを塗ります。グリスはZIPANGに付属していますが、今回は別に用意したArctic Silverのセラミックグリス(AS-04)を使用します。
付属品のグリスと市販の専用グリスとでは、かなり冷却性能に違いがあるようです。予算に余裕がある場合は、グリスも別に購入しておきましょう。
グリスは塗りすぎても良くありません。塗布面をへらなどでやさしくなでるように、薄く均一に塗るのが最も効果的です。また、指で塗ると手の油や汚れがついてしまうので、へらを使用するようにしましょう。
グリスが塗れたら、CPUクーラーをCPUの上に取り付けます。純正クーラーが設置されていた場所に同じように設置するだけです。4本のプッシュピンがしっかりマザーボードの取り付け穴にあることを確認して下さい。
設置が出来たら、プッシュピンを押し込みます。対角線の順序で音がするまで押し込み、しっかりとCPUクーラーをマザーボードに固定します。
これでCPUクーラーの設置は完了です。
あとは、PCからマザーボードを取り外したときと逆の順序で、マザーボードをPC内部に設置します。CPUクーラーが大型化したので、少しケースに設置しづらくなっていると思いますが、ゆっくり慎重に戻しましょう。
PCの電源を入れたら、CPUの温度に異常が起きていないかどうか、SpeedFanなど温度をモニタリングできるフリーソフトを使用して、正しくCPUクーラーが設置できているかも確認しておきましょう。
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