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首相との会談に合わせ抗議活動8月22日 18時23分
原発に反対する市民グループのおよそ100人は、野田総理大臣との会談に合わせて総理大臣官邸の前で、およそ2時間にわたって抗議活動を行いました。
総理大臣官邸の前では、ことし3月下旬から毎週金曜日を中心に、原発に反対する抗議活動が続いていますが、22日は、野田総理大臣との会談の前の午後1時すぎに、市民グループのメンバーらおよそ100人が集まりました。
はじめに、野田総理大臣と会談するメンバーが、「運転を再開した関西電力大飯原発の即時停止や国の原子力規制委員会の人事案を白紙撤回することなど、ここで訴え続けてきたことを官邸の中でも主張したい」と話すと、集まった人から大きな拍手が送られていました。
参加者は、「再稼働反対」、「人事案の白紙撤回」などと書かれたプラカードを掲げながらシュプレヒコールを挙げ、およそ2時間にわたって抗議活動を行いました。【“今後の政府の対応見ていきたい”】。
市民グループのメンバーは野田総理大臣との会談後に記者会見し、「きょうは時間がなく消化不良だったが、『多くの市民が原発に反対している』ということをいちばん伝えたかった。今後、政府がどう対応するのか見ていきたい」と話しました。
また、メンバーは「野田総理大臣と会談したのは、ただの通過点に過ぎない。今後も、政府が原発をやめないかぎり、抗議活動を続けていきたい」と話していました。
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