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福島第一原発 作業員が死亡
8月22日 23時4分

福島第一原発 作業員が死亡
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東京電力福島第一原子力発電所で、22日午前、作業を終えた50代の男性作業員が意識のない状態で見つかり、その後、死亡しました。

東京電力によりますと、22日午前10時半ごろ、福島第一原発の敷地内にある休憩所で休んでいた下請け会社の57歳の男性作業員の意識がないことに、別の作業員が気付きました。
男性作業員は心肺が停止した状態で、福島県いわき市内の病院に運ばれましたが、警察によりますと、午後1時すぎに死亡が確認されました。
死因は、心筋梗塞とみられるということです。
男性作業員は、去年8月から福島第一原発で働いていて、22日は午前9時ごろから、ほかの作業員5人と共に汚染水をためるタンクを設置する作業をおよそ1時間行ったあと、体調不良を訴え休憩していたということです。
東京電力は、「亡くなった原因と原発での作業の関係は分からない」としています。
福島第一原発では、去年3月の事故のあと、これまでに40代から60代の男性作業員4人が心筋梗塞などで亡くなっています。

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