政府は22日までに、四半世紀余り活用されず塩漬け状態になっていた1兆5千億円に上る年金特別会計の「埋蔵金」を、将来の年金給付費に充てる方針を固めた。厳しい年金財政にとって“つなぎ資金”になりそうだ。社会保障と税の一体改革で、会社員の厚生年金と公務員らの共済年金を統合する被用者年金一元化法が今月成立。これをきっかけに、この埋蔵金の各年金制度への配分ルールが政府内で固まり、活用に道筋が付いた。
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政府は22日までに、四半世紀余り活用されず塩漬け状態になっていた1兆5千億円に上る年金特別会計の「埋蔵金」を、将来の年金給付費に充てる方針を固めた。厳しい年金財政にとって“つなぎ資金”になりそうだ。社会保障と税の一体改革で、会社員の厚生年金と公務員らの共済年金を統合する被用者年金一元化法が今月成立。これをきっかけに、この埋蔵金の各年金制度への配分ルールが政府内で固まり、活用に道筋が付いた。