大相撲の貴乃花親方(元横綱)は22日、アマチュア相撲の強豪高校と貴乃花部屋の若手力士らによる試合を10月に宮崎県椎葉村で計画していることを明らかにした。プロアマ交流としては画期的な試みで、相撲の底辺拡大につなげる狙いがある。
貴乃花部屋関係者によると、親方や力士が2年前に知人を介して椎葉村を訪問し交流を開始。同村に今春、屋根付きの土俵が完成したのに合わせ貴乃花親方が実施を呼び掛けた。
参加する高校は関脇豪栄道や小結妙義龍を輩出した埼玉栄や元大関琴光喜が卒業した鳥取城北、稲川親方(元小結普天王)の母校の文徳(熊本)で、あと1校は調整中という。