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【大リーグ】

ダル右太ももに異変!? 投球練習中止も「心配ない」とつぶやく

2012年8月23日 紙面から

試合前のブルペンで、投球練習を中断するダルビッシュ(左)を心配そうに見守るマダックス投手コーチ(中)とホーキンズ投手コーチ補佐=レンジャーズボールパークで(共同)

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 【アーリントン(米テキサス州)大城和美】レンジャーズのダルビッシュ有投手(26)が21日(日本時間22日)、当地のレンジャーズボールパークで行っていたブルペン投球を一時中断した。ダルビッシュは23日(日本時間24日)のツインズ戦に先発予定。右大腿(だいたい)四頭筋の軽い張りと説明したワシントン監督は「次回登板は明日の様子を見てから決める」と語ったが、ダルビッシュは自身のツイッターでファンからの質問に「心配しなくて大丈夫です!」とリツイートし、軽症を強調した。チームはオリオールズに3−5で敗れ、連勝が3で 止ま った。

 右太ももはどんな状況なのか。オリオールズ戦終了から数時間後の日本時間22日午後。ファンからの心配する声が自身のツイッターに届くと、ダルビッシュは「怪我というほどではないですよ(^^)心配しなくて大丈夫です!」とニコニコの顔文字入りでリツイートし、一安心させた。

 異変があったのは、この日の試合前、ブルペンで20球ほど投げたときだった。投げるのをやめ、右太ももをたたいたり、足を伸ばしたり回したり、スクワットしたり…。マダックス投手コーチも身ぶり手ぶりで何かを話しかけている。その後、投球を再開したものの、合計38球でストップ。予定していた下半身強化のトレーニングなどもせず、ブルペン投球後に行う恒例の日米報道陣への取材対応もキャンセルした。

 試合後の記者会見で「ダルビッシュに何かあったのか?」と聞かれたワシントン監督は「右大腿四頭筋の軽い張り。心配するほどのものではない。次回登板については、明日の様子を見てから決める」と説明。取材対応をキャンセルしたのは、早めに処置をするためだったという。

 メジャー1年目のダルビッシュは、けがによる登板回避はない。次回で大事を取る可能性こそ残るものの、レギュラーシーズン終盤に大きく響くような最悪の事態を迎えることはなさそうだ。

 

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