日中韓学生交流環境フォーラム:早大で開講式
毎日新聞 2012年08月18日 東京朝刊
アジアの環境人材の育成を目的にした「第1回日中韓学生交流環境フォーラム」(主催・イオン環境財団、後援・毎日新聞社、中国青年報社、朝鮮日報社)の開講式が17日、東京都新宿区の早稲田大学で開かれた。
早稲田大と中国の清華大、韓国の高麗大の学生計60人が参加。同財団の岡田卓也理事長は「自然との共生や生物多様性の保全について考え、アジアの環境政策を担うリーダーになってもらえればと思う」と述べた。フォーラムのアドバイザーで早稲田環境塾の原剛塾長は「文化から環境を考えることが持続可能な社会に向けての重要なカギになる」と強調。早稲田大2年の石原光恭さん(19)が環境への理解を深め、学び合うことを誓った。【明珍美紀】