領土問題:日中韓交流行事に影響

毎日新聞 2012年08月17日 20時49分(最終更新 08月17日 20時53分)

 【北京・工藤哲、ソウル西脇真一】日中国交正常化40周年を記念した「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会」が17日、北京で始まった。開会宣言をした中日友好協会会長の唐家※前国務委員は毎日新聞などの取材に対し「民間交流は予定通り行うべきで、(沖縄県・尖閣諸島などの問題で)影響を受けることはあり得ない」と述べた。

 現在、日中両国の間には340以上の都市の友好関係が結ばれているが、大会ではこのうち83組の都市の選手が集まり、友好都市ごとに日中合同チームを組む。

 一方、日韓の学者や政治家、ジャーナリストらが集い8月29〜31日に福岡で予定されていた第20回日韓フォーラムは開催延期が決まった。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸や天皇訪韓に関する発言の影響。日本側事務局の日本国際交流センターは「冷静で建設的な対話の環境が整うまで延期する」としている。

 竹島問題を巡っては、韓国のタンジン市が16日、友好交流協定を結んでいる秋田県大仙市に交流中断を通告。また、長崎県の中村法道知事が同日、経済や文化交流を目的とした訪韓の延期を決めるなど、影響が広がりつつある。

※は「王」の右に「旋」

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