T釣果 U漁協だより V遊漁規則 W漁獲状況

変更日       変  更  箇   所
H24.8.18


U漁協だより 2.直近の漁協関連の動き
           (35)湖底貧酸素解消に向けた各種試験開始される〈H24.8.7〉
                  (ヒシ刈取船・エアバッキ方式・地方事務所職員ヒシ除去作業)

T釣果 
          
           暑い、暑い 魚だって食欲落ちるよネ     こんな暑い日は、じ〜っとアタリを待つのみ 

(1).8月17日(金)現在の釣果

 【釣り概況】
 *残暑が厳しく、魚にも人にも厳しい状況が続いており、食い渋っています。
 *渓流は、例年になく適当に降雨があり水量豊で絶好の釣り条件となっています。 但し、日没が早まって来ました
   ので、砥川上流(砥沢・観音沢)・横河川上流は例年“熊の出没”があります。夕方遅くまでの釣りは控えた方が良
   いでしょう。

  ・ふな:諏訪湖・各河川とも食いが落ち一服といったところです。
  ・こい:水温が上がり食気がありません。
 
 *
(注)諏訪湖は、リールを使ったルアー釣りは禁止されています。
      早朝・夕方の時間帯に、
さつき鱒・外来漁をネライ、リールを使ったルアー釣を行い、注意を受けられる方が目
      立ちます。遊漁規則をお守りください
(ルアーが刺し網等の漁具に掛かり、糸切れとなる。残されたルアーで漁師が手指を傷つける)。
魚 種 釣り場所 匹数・サイズ コメント天候8/17 雷雨 東風3m 気温最低22℃⇔最高32.5℃ 水温27℃
1.ふな
湖岸一帯
舟渡
新川・鴨池・他
 〜 3 ・〜20cm
 〜10 ・〜20cm
水温が高く朝夕が釣れる時間帯です。
同上。
2.こい 諏訪湖一帯   入電待ち 食気なし。 
イワナ
  アマゴ

砥川・横河川
角間川・他
渓流釣り:朝夕のテンカラ釣りが好調。(山火事防止・熊の出没に注意)。
  (注ー1)諏訪湖流入河川は「諏訪湖漁協の漁業権」が設定されています。乱獲防止にご協力をお願いします。
  (注ー2)
各河川とも、遊漁期間は、概ね3月20日〜9月20日頃までとするようご協力をお願いします。
諏訪湖漁協では、年度毎に「増殖魚種」を定め、計画放流を実施しております。
 
 漁協の承諾及び長野県の“許可”なしに、ふな・こい・イワナ・アマゴ・シジミ等の貝類・他を持ち込み、
  放
をしないでください。魚種の交雑・病気の蔓延等の危険があります。


(2).諏訪湖漁業区の釣り場&魚種のご案内

【参考】釣り易く良く釣れる魚(注)休漁・禁漁となる場合は時期・時間等が変わります

魚 種 時  期 釣 り ポ イ ン ト  
@.ふ な
・河川:通年(特に3〜5月)
・湖岸:4月〜結氷まで
・新川・武井田川・鴨池川・船渡川
・上川先・高浜・釜口水門・小坂:水がよどむ所
A.こ い ・4月〜11月中旬 ・上川先・湖柳・七ツ釜・高浜・西赤砂・塚間・小坂・方久保・他
B.わかさぎ ・湖岸:9月〜2月(結氷ナシ)
・船 :9月〜2月
(結氷ナシ)
・湖岸:砥川先桟橋・塚間・水門(12月〜)小田井・小坂・他  
・船釣:高浜沖・砥川先・釜口水門・小坂沖・上川先・他

C.手長エビ ・5月〜7月中旬 ・小石がある水深0.8〜1.5m前後の湖岸 
D.アマゴ・岩魚 ・4月〜9月まで ・砥川・横河川・角間川

 (3).“わかさぎ釣り舟”のご案内・・・・9月20日から営業開始。
     (注‐1)釣り料金の詳細(日釣券・餌・仕掛・他)は、お電話にて「釣り舟店」にご確認願います。
   
  (注‐2)釣り舟の所在地は、下段の「諏訪湖漁業区の釣り場&魚種のご案内」を参照願います
     
ウインドウエイブ(民宿あひる:諏訪市) 諏訪湖観光汽船(双泉の宿朱白:諏訪市) 諏訪湖レジャーセンター(諏訪市)   

     
 民宿みなと(岡谷市)      諏訪湖旅館(下諏訪町)  川本屋(岡谷市釜口水門)
釣り船店 所 在 地    電 話 釣り料金(抜粋) 宿泊料金/他
ウインドウエーブ
(民宿あひる)
諏訪市湖岸通り 1-4-1
0266‐52‐2285

ドーム船(トイレ付き)
 *大  人:3,500
 *小学生:1,000
素泊まり:3,000
・天然温泉付き
諏訪湖観光汽船
(双泉の宿 朱白)
諏訪市湖岸通り 3-2-2 0266-52-0739

ドーム船(いかだ)トイレ付き
 *大  人:3,300
 *小学生:2,700
宿泊:10,000前後
・天然温泉付き
諏訪湖釣り船センター
諏訪湖レジャーセンター
諏訪市渋崎  
1792‐24
0266‐52‐1199
0266‐53‐6540
*ドーム船(トイレ付き):2,700
*ボート2人乗り:3,600
*4人乗り和船エンジン付:9,200
・民宿/ホテル/旅館ご紹介
・(天然温泉付き)
民宿みなと

岡谷市湊   
5‐14‐7

0266‐23-4423

*ドーム船(トイレ付き):3,500
*手漕ぎボート:4,000
*和船エンジン付4人以上 1人2,700
・宿泊:2食付6,300
 人工24時間風呂付き
釣り:2時間パックコースあり
川本屋ボート店

岡谷市湊

 0266−23-0805

*ドーム船(トイレ付き):3,000
*手漕ぎボート:4,000
(2人)
・宿泊ご紹介致します
諏訪湖旅館

下諏訪町高浜 
6188‐9

0266‐27‐8592

*ドーム船(トイレ付き):2,500
*イカダ船:2,300
*和船エンジン付:2,200
・素泊まり:3,500
・天然温泉付き

                             釣果情報 終わり


U.漁協だより

1.漁協からのお知らせ

 (1)湖底貧酸素対策試験の実施について
    
湖底貧酸素の発生時期あたり、以下の試験を行いますので船舶の航行制限・漁場の一部が使用
    できなくなりますが、ご理解・ご協力をお願いします。
     1.エアーバッキ方式の試験運転について
       ・場所:諏訪湖北東沖(高浜沖付近)
       ・期間:平成24年8月8日〜9月中旬頃
       ・データ:DO値・濁度収集
   
*夜間表示灯設置・測定範囲に表示竹竿25本挿してあリますので、特に夜間航行時注意してください。

     2.EM菌投入試験
について
       ・場所:高木北田船着場内⇒漁協が管理し、EM玉投入
           高木中船着場内⇒EM長野管理し、EM玉・EM菌液投入
       ・期間:平成24年8月4日〜約1年間
       ・データ:DO値・湖底泥の蓄積状況の推移観察
     
(注ー)EM菌は人畜無害で、その活用は全国の主な河川・湖沼で汚泥対策・悪臭対策に活用さ
         れ効果が報告されています。
     (注ー2)上記の1.2.項のデータは貧酸素対策ワーキンググループ
(地方事務所環境課)に提供します。
   
      3.ヒシ刈取船(藻刈船)の運航について
      
  ・期間:8月6日〜8月下旬まで
      
  ・場所:初島付近⇒岡谷地区⇒高浜・大和付近の順で刈り取り(詳細は調整中)

 (2)うなぎの出荷・販売中止について

    1.出荷・販売中止理由について
      ・うなぎの稚魚(シラス)の激減があり、全国的に天然うなぎの使用を控える方向で進められている。
      ・諏訪・岡谷販売店組合からも、天然うなぎを取り扱わない方向が示された。
    2.諏訪湖漁協の対応について
      ・5月14日以降、捕獲されたうなぎは、自家消費とする(漁協市場には出荷しないでください)。


2.直近の漁協関連の動き

(35)湖底貧酸素解消に向けた
 各種試験開始される〈H24.8.7〉
  深刻さを増している諏訪湖の湖底の貧酸素解消に向け、長野県、諏訪湖周辺の市町村による取り組
 み、地域のボランティアの方々による取り組みが開始されています。
  直近では、@ヒシ刈取船の試験運用
(琵琶湖よりお借りしました) Aエアーバッキ方式の試験運転 BEM菌投入
 実験が行われております。また、C連合婦人会、地方事務所職員によるヒシ除去が行われました。
  このように、取り組み強化の裏づけデータとして、昨年度、土木工学・生物学的見地から、信州大学
 豊田先生、宮原先生の各々の調査結果、それと環境省による総合的な調査結果から、湖底の貧酸素の
 発生が各々高い精度で実証されました。
  なお、5年前、漁協独自に諏訪湖の湖底、ヒシ繁茂部・河口部の溶存酸素量(DO値)・水温を測定し
 おおよその状況は把握していました。現在、このような精度の高いデータを用いることができるため、
 これらのデータに基づき貧酸素解消に向けた「改善策の立案と実施」の取り組み強化が急がれます。
  漁協は、今も昔も「
諏訪湖は宝の山」と位置付けています。そこには山紫水明にして豊富な出湯が
 あり、釣りや観光でこれらに触れる事で明日への活力を養うことができます。また、エビ・ワカサギ・フナ・
 コイなど新鮮な魚介類
(但し貝類は絶滅状態)が水揚げされ多くの恵みを人々に分け与えてくれます。
  諏訪湖漁協は、魚・漁の事ばかり優先した取り組みはタブーとしています。【図ー1】のように天竜
 川上下流域を含めた“
治水”。水質・生物多様性・観光など見据えた“環境保全”。湖から生産される
 エビ・ワカサキ・シジミ・ウナギなどの“
生産物。これらが調和した諏訪湖であることを目指しています。
  こうした観点から考察すると、現状の諏訪湖はバランスが崩れた状態にあると言えるでしょう。
       
        【図ー1】        水しぶきを上げヒシを力強く刈り取る⇒船尾から刈り取った
                                 ヒシを排出し、運搬船に積み替え(8/7)

  過去のことはともかく、今後、諏訪湖に関する工事・魚介類の増殖・観光関連の新規事業を計画する
 場合、設計段階
(企画段階)で、もし、設計上の失敗が発生した場合、どのような影響がどの分野にどれ
 位出るか、その影響度を予測し、影響度が高い場合はアクションを取り、設計の失敗影響度を小さくなるよ
 う設計変更をすべきだと考えます。
  このことは、日本鹿の例に見られるように、保護・保護の強調から、現状たいへんな税金・マンパワー
 の投入となっています。
  また、原発事故に見られるように「想定外・・・云々」といって、ひんしゅくをかった事例がありまし
 たが、これらは、設計の段階でその影響度を確実に評価し、対策が取れない場合は造ってはならなか
 ったのです。このように世間には、如何にして重大事故を事前に
(設計・製造段階)抽出・発見するか、優
 れた手法があります
(注:それらの手法を使えばすべて解決するという意味でなく。より危険度等を小さくする手法
 ということです)

  諏訪湖は、ヒシの大繁殖・水門の上段放流・人工渚造成・他の要因により“貧酸素水”が発生して
 います。こうした事例を教訓に、後から大幅な改修・再検討など、ムダ使いの出ない設計検証を実施し
 
たいものです。

    
 地方事務所職員全員対象でヒシ除去、期間8/6〜8/11(昨年に続き2回目) エアーバッキ方式:台船で発電⇒水中に微細気泡を拡散する装置 

(34)EM菌投入実験準備作業行なわれる〈H24.8.4〉
  現在、全国各地の河川や湖沼で“EM菌の投入”により、水質や湖底改善に効果をあげています。
  諏訪湖漁協でも湖底の貧酸素改善策の一つとなるか、その有効性を確認するために先進地から講師
 をお招きし、先ずは“EM菌玉作り”の実際を学びました。
  講師の竹内睦治先生は「伊勢・三河湾を豊できれいな海に!未来の子供たちに残そう!」を合言葉に
 EM菌による水質等の改善を精力的に行っていて、良い成果を上げられているとのことです。
  EM菌玉は、1uあたり最低1個、できれば3個くらい投入すると良く、これを数年続けると成果が
 出るとの事です。
  漁協として、漁港内に実験場所を設置し継続観察を行い、DO値の変化・泥の蓄積状況のデータを収集、
 結果を貧酸素対策ワーキンググループの検討資料に活用して行く計画です。
     

  竹内先生より生態系のピラミットの維持の重要性とEM菌玉の作り方の説明を受ける   土とEM菌液・EMセラミックス・ボカシを混ぜ練合せ⇒おにぎり位に丸め完成

(33)長野県知事諏訪湖の貧酸素状況を視察〈H24.8.2〉
  阿部守一長野県知事は、諏訪湖の湖底が深刻な貧酸素状況となっている実情を確認するため、多忙
 を極める中、更に酷暑のなか諏訪湖を
視察されました。
  当日は遊覧船に乗り、高木沖のヒシの繁茂状況を確認後、すわっこランド沖に移動、溶存酸素(DO)量
 の測定と湖底の泥を採取、ユスリカの幼虫等の生物がどれ程生息しているか確認しました。
  移動中の船中で、内田水産試験場支場長並びに宮原裕一信州大学准教授より、それぞれヒシの繁茂状
 況、貧酸素発生のメカニズム等の説明がされました。
  湖底の泥に生息する生き物の確認では知事自ら率先し、素手で泥をかき回し確認する等“3現主義”
  (現場で、現物を確認、現実的な対応)を実践されておりました。
  このセクションではヒシが湖面の約10%を占有していることや、溶存酸素の測定では、水面下0.5mで
 6mg/g、湖底6mで0.19mg/gとなり、湖底の0.19mg/gでは生物が生息できない深刻な状況を現実的
 に確認されました
(一般的に生物が生存できる溶存酸素量は3mg/g以上といわれている)
    
 宮原信大准教授と内田水試支場長より説明を受ける阿部知事       泥中の生物を探すものの何もいなかった  溶存酸素量を測定⇒貧酸素確認
  下船後、漁協センターに会場を移動し「諏訪湖漁協と知事との意見交換会」が持たれました。
  知事の挨拶の後 (1)諏訪湖の漁業の概況説明 (2)第6期諏訪湖水質保全計画について (3)意見
 交換、の順に会が進行されました。
  (1)の説明では、湖底の貧酸素の発生状況のグラフに、諏訪湖の主な環境変化〔@水門の下段放流を上
 段放流に変更 A波が寄せたり帰ったりする湖岸を人工渚
(漁協では偽なぎさという)に改修(湖岸がすき
 焼き鍋のように急深になり、かつ、砂地が泥地となっためヒシ繁茂が促進され、寄せる波・返す波がなくなり砂地の
 岸辺が消滅)
〕の様子を時系列的に並べると、長いトレンドでは湖底の貧酸素発生の状況がそれらの環境変
 化と一致していることが一目瞭然でした。 
  (2)については、地方事務所
 長田環境課長より諏訪湖水質浄化の取り組み について、出席者に配布
 された下段の写真の資料に基づき、@浚渫事業の実施 A流域下水道事業の実施 B非特定汚染源対策
 
(農地・山林・市街地)C水質保全計画策定(COD・T-N・T-P各々の目標値)に続き、新たな問題として「ヒシの大
 量繁茂・湖底の貧酸素」について説明がされました。
  意見交換では、漁協より、お願い・お礼を含め7項目の意見が述べられました。
  この中で特筆されることは、藤森漁協組合長より、現状の諏訪湖の貧酸素化の進行の食い止めは一刻
 を争う事案のため、県が旗振り役になって早急に「諏訪湖貧酸素改善推進協議会(仮称)」なるものを創
 設して、多くの方々の英知を結集し事案の解決に取り組んで頂きたい。と要望しました。
  これに対し知事から、その方向で進めたい旨、地方事務所長・建設事務所長に指示をされました。
  全体を通し、阿部知事より、今までは出かけた先で「農業・林業」の話ばかりしていましたが、これ
 からは、それに「漁業」を加え「農林漁業の県」とし、諏訪湖の漁獲高が現在20d/年が、かつてのよ
 うに200d/年になりました。と“胸を張って”申し上げれるようにしたい。
  更に、漁協の方々は努力しているが、まだまだ環境改善が必要で、長野県としても取り組みの優先
 順位を上げ「美しい長野県・れいな諏訪湖」の実現に力強く取組んでまいりたい。と述べられました。

     
 分かり易い「水質浄化の取組み」資料   漁協より漁業の概要プレゼン       意見交換される阿部知事   諏訪のうみには魚多しと詠われた「信濃
                                                     の国」を贈呈 揮毫:下伊那漁協宮島組合長

                 
                   天然ウナギと養殖ウナギの食べ比べ:格段の違いを実感される阿部知事・小松・金子県議

(32)平成24年度諏訪湖漁師会議開催される
〈H24.7.24〉
  諏訪湖の湖底の貧酸素化により魚の住環境の悪化等の問題を抱え、漁協役員を中心に問題解決
 に努力しているところですが、漁協組合員に現状を報告し、解決策等について広く意見を聞くた
 めに開かれ50名が出席した。
  議題は、@湖底貧酸素の状況と関係機関への要望状況 Aヒシ繁茂による被害及び除去への協力
 と今後の対応 Bカワアイサ・カワウ・外来漁対策の実施状況 Cワカサギ試験獲りとワカサギ投網漁について
 D漁業権更新手続きについて、の5項目である。
  席上、藤森組合長より、諏訪湖の湖底の貧酸素化は先に環境省が調査した結果と、漁協が調査
 した内容とほぼ同じ結果となっていることが報告された。
  こうした状況下、漁獲量の推移は、1975年は400d⇒1981年300d⇒1987年200d⇒1999年150d
 ⇒2005年50d⇒2011年20dとなり、特に、シジミ・カラス貝・タニシなどの貝類は絶滅している状況で、諏
 訪湖の復活が待たれる。
  ヒシの除去は、県が琵琶湖より藻刈船をお借りし、8月に諏訪市〜下諏訪町、岡谷市一帯の繁
 茂部を刈り取る予定。また、H24年度のカワアイサの追払いは、総費用の1/2を負担して行い、新しい追
 払い方法として、煙火店のご協力により“音響煙火”を導入する予定。
  更に、漁業権の更新については記述内容の細部まで見直しが進んでおり、H26年に更新できる
 よう取り組み中との報告がされた。
  最後に、今年度のワカサギの試験獲り結果はこの5年間で最小の魚体であったことが報告された。
  質疑疑応答後、組合長より、大型の問題点の幾つかが未解決のため、漁協組合員が結束し関係機
 関等と協働し解決することを確認し閉会した。
    
      貧酸素発生の経緯・他を、まとめられたデータ等を使い組合員に説明する藤森組合長


(31)平成24年度諏訪湖鳥類被害対策会議開催される〈H24.7.18〉
 
 諏訪湖漁業センターにおいて、諏訪湖鳥類被害対策協議会規約に法り開催され、@委員の変更 
 A平成23年度の事業報告 B平成23年度決算報告 C平成24年度事業計画(案) D平成24年度
 予算(案) Eカワアイサ食性調査報告(富山市ファミリーパーク)及び
 カワアイサによる漁業被害算出根拠(案) 
 Fその他、諏訪湖における魚食性鳥類の観測結果 について協議がされた。
  特に、平成23年度事業報告の中で、富山市ファミリーパーク様に、カワアイサが一日にワカサギをどの程度採
 食するか調査をお願いしていましたが、その結果がまとまり報告がありました。
  それによると、一日24時間で、最低410g−最高876g、平均634.63g採食するという、結果とな
 りました(漁協などでは、一日約400g程度と推測していましたが驚きです)。
  今後、更なるデータを積み重ねることを目的に、平成24年度事業計画に、刺し網等によるカワアイサ
 の捕獲・音響煙火による追払い・船舶による3日間の連続集中追払いの実施等を盛り込むことが
 承認され閉会しました。
  
出席メンバー:会長 藤森貫治 諏訪湖漁協組合長、副会長 上條利之 諏訪地方事務所農政課長、同 大館道彦 諏訪市
        経済部農林課長 建設事務所維持管理課長・水産試験場支場長・岡谷市経済部農林水産課長・下諏訪町産業振
        興課長・地方事務所林務課林務係長
はじめ、計22名。
                        
            H23年度の活動を報告する藤森会長
*以下の記事は、8/6に削除しました
(30)諏訪湖のヒシ退治行なわれる〈H24.6.30〉
(29)美鈴湖の外来漁駆除を支援〈H24.6.24〉
(28)平成24年度「わかさぎ採卵結果」まとまる〈H24.6.19〉

(27)うなぎの幼魚放流行われる〈H24.6.9〉
*以下の記事は、7/6に削除しました
(26)諏訪湖漁協「通常総代会」開催される〈H24.5.17〉
(25)諏訪地域「知事と市町村長との意見交換会」行われる〈H24.5.15〉
(24)消波堤で休息する“カワウ”撃退策講じられる〈H24.5.8〉

*以下の記事は、5/31 に削除しました
(23)「有害鳥獣撃退ユニット開発」に関する中間報告行なわれる〈H24.4.30.〉
(22)「ぼくも わたしも おかやっ子」開催される:岡谷市〈H24.4.28〉
(21)諏訪湖「下層DO・透明度を用いた水質環境調査」報告行われる〈H24.4.9〉
(20)“天竜川水系漁協の意見交換会”開催される〈H24.3.29〉
(19)諏訪湖漁協「揖斐川シジミ漁見学会」行う〈H24.3.26〉

*以下の記事は、4/30 に削除しました

(18)「第6回諏訪湖の貧酸素に係わる打合せ会議」(ワーキンググループ)開催される〈H24.3.23〉
(17)「第1回信州の水産食文化を味わい広める会」開催される〈H24.3.2〉
(16)「諏訪湖貧酸素水塊形成研究」説明会開催される(信州大学工学部調査結果)〈H24.3.1〉
(15)平成23年度・諏訪湖鳥類被害対策協議会委員会行われる〈H24.2.20〉
(14)諏訪地区選出県会議員との意見交換会開催される〈H24.2.20〉

*以下の記事は、2/6 に削除しました
(13)「諏訪湖の生態系に学ぶ」講演会行われる〈H24.2.15〉
(12)「カワアイサ一斉追払い」実施される〈H23.12/21〜23〉

(11)外来魚駆除実績 集計される(期間:平成23年4月〜12月まで)

(10)魚食鳥類被害対策「追払い関係者会議」開かれる〈12/1(木)PM7:00〜漁協1F>

(9
)民主党議員団“諏訪湖の課題”聞取りに来所される〈11/26(土)PM1:45〜3:00漁協1F>
 
*以下の記事は、1/30 に削除しました
(8)平成23年度 順調に進む諏訪湖の“ヒシ除去”
 *以下の記事は、12/16に削除しました

(7)「シジミの浜完成式典」行われる〈9/16(金)>
(6)ヌカエビ、スジエビ・手長エビの稚魚放流行われる
(5)遊魚検討委員会 開かれる〈諏訪湖漁協内8/30(火)>
(4)すしぶな用「アカブナの幼魚」放流行われる 〈8/23〉
(3)“シジミの浜”造成工事開始される〈下諏訪町砥川河口〉

(2)諏訪郡連合婦人会・諏訪市環境課・諏訪湖漁協“ヒシ除去”に汗を流す
〈7/3(日)> 
(1)諏訪湖のワカサギに係わる連絡会議開催される〈6/24(金)

             漁協だより終わり



V遊漁規則
  〈諏訪湖漁業協同組合内第5号第5種共同漁業権遊漁規則:
主要部を抜粋し一部平易に解説
  ご不明点ございましたら、漁協までお問い合わせ願います(Tel:0266‐52ー4055
                     
(1)漁法の制限

魚 種 漁 具 ・ 漁 法 統 数 又は 規 模
こい・ふな・なまず 竿釣り、投網、小四ッ手網、大四ッ手網 1、投網、小四ッ手網、押網:網目こま13mm以上。
  但し、わかさぎを対象とするものは網目こま5.5mm以上とし、
  とんこはぜを対象とするものは、網目こま3mm以上(小四ッ手
  網は方3m未満に限る)とし、その統数は、
それぞれ1人1統
  する。
(注釈:1人1統の意味は、一人1本とか一ッの意味)
2、
大四ッ手網:網目こま13mm以上、方3.5m以内とし、その
  統数は、
1人1統とする。

3.
竿釣り:天竜川の竜上橋より下流においては、1人1本とし
  その他の区域においては、
1人2本とする(その他の区域にお
  ける、
わかさぎ以外の魚種を対象とした遊漁にあっては
リール
  釣りを除く
(注釈:リール使用はわかさぎ釣りのみ認可。他は禁止)。
わかさぎ(公魚) 竿釣り、手釣り、投網、小四ッ手網
おいかわ・うぐい
むろ
竿釣り、投網
どじょう うけ
うなぎ 延縄
えび 押し網、竿釣り
とんこはぜ 小四ッ手網

(2)遊漁期間

魚    種 期  間
  わかさぎ(公魚)・こい・ふな・うぐい・おいかわ・うなぎ
  なまず・むろ・とんこはぜ・どじょう・えび
周 年
(注)上欄の規定にかかわらず、投網、小四ッ手網、延縄、押網、に
  よる遊漁は、
組合の公示する期間内においては、遊漁してはな
  らない

(注)
上欄の規定にかかわらず、わかさぎを対象とする遊漁につい
  ては、わかさぎの資源確保のために、
組合の公示する期間内
  においては、遊漁してはならない

(3)遊漁禁止区域
      (注)諏訪湖漁協の遊漁範囲は、諏訪湖、諏訪湖に流入する全河川、但し上川は、上流飯島
        橋まで、天竜川は、辰野町境まで

次に掲げる区域において、遊漁をしてはならない
(1)次に掲げる基点1と基点2を結ぶ線から下流の上川の区域及び基点3と基点4を結ぶ線以南、諏訪湖の区域
   (
1月1日〜4月30日迄
 基点1、諏訪市杉菜池1978番地先の、上川左岸に保護水面管理者が建設した“標柱の位置”
 基点2、諏訪市小和田2188番地先の、上川右岸に保護水面管理者が建設した“標柱の位置” 
 基点3、諏訪市渋崎1792番地先に、保護水面管理者が建設した“標柱の位置”
 基点4、諏訪市衣之渡1201番地先の、諏訪湖の護岸堤の基部に、保護水面管理者が建設した“標柱の位置”
(2)上川本流の諏訪市四賀堰堤から上流、300mに至る区域 
(3)わかさぎを対象とする遊漁については、わかさぎの資源確保のために、組合の公示する区域

(4)全長制限(魚の大きさ)
      次の表に掲げる魚種については、それぞれ、大きさ欄に掲げる全長以下
   のものは採捕 してはならない・・・
(注)該当する大きさの魚を採捕した場
   合は、放流(リリース)すること。

 魚  種 大 き さ
 こい
 うぐい
 ふな 
 おいかわ
 うなぎ 
 全長 18p以下
 全長 10p以下
 全長 10p以下
 全長  8p以下
 全長 30p以下

(5)遊漁券販売所&遊漁料金
   *
漁協・釣具店にて釣り券を必ずご購入され、釣りをお楽しみください。

 【遊漁券販売所一覧表】

N0 販売所      所 在 地 電話番号 N0 販 売 所 所 在 地 電話番号
@ 諏訪湖漁業協同組合 諏訪市渋崎1792−374 0266‐52‐0304 G 池上 勝康 諏訪市湖岸通り 3−2−2 〃  ‐53‐1466
A 民宿 みなと 岡谷市湊5−14−7 〃  ‐23‐4423 H ウインドウエーブ 諏訪市湖岸通り 1−4−1 〃  ‐52‐2285
B 征矢釣具店 岡谷市天竜町3−2−15 〃  ‐23‐6068 I 諏訪湖観光汽船 諏訪市湖岸通り 3−2−2 〃  ‐52‐0739
C 北原 利三郎 岡谷市湖畔2−15−21 〃  ‐23‐2588 J 諏訪湖園 諏訪市湖岸通り5−2−10 〃  ‐52‐1625
D 志村釣具店 岡谷市長地権現町3‐5‐10 〃  ‐27‐6604 K デイリーヤマザキ
諏訪湖畔店
諏訪市高島 2−1201−44 〃  ‐57‐2300
E 上州屋 岡谷店 岡谷市権現町3−2−8 〃  ‐27‐3400 L 松田屋釣具店 諏訪市渋崎17921−104 〃  ‐52‐2545
F 諏訪湖旅館 下諏訪町高浜 6188−9 0266‐27‐8592 M 諏訪湖レジャーセンター 諏訪市渋崎1792−24 〃  ‐52‐1199
遊漁料金
区分/遊漁承認期間 遊 漁 料  有効期限 備 考 欄
@.中学生以下 無 料 当年の4月1日
から次年の
3月31日まで
手釣り・竿釣りのみ
A.1年(年間鑑札) 4.500円 手釣り・竿釣りのみ
B.1日(日釣り券) 1.000円 手釣り・竿釣りのみ
C.@、A、B以外(特別) 9.000円 (1)漁法の制限の漁具・漁法を参照
D.身体障害者 無 料 手釣り・竿釣りのみ
(参考)漁協組合員 漁法等別段の定めによる 別段の定めによる 漁法により、各々の賦課金を納入

(6)遊漁における使用可能漁具及び禁止漁法・場所

漁法/漁具 ●:可×:否 漁 具 の 制 限 ・ 場 所 備考欄
@.釣り竿 2本まで/一人:公魚・エビ・フナ・鯉等の釣り
全てに適用。 
但し天竜川の竜上橋下流は、1本/1人
A.リール × 諏訪湖及び諏訪湖流入全河川使用禁止
 但し、わかさぎ釣りは使用可
 但し、天竜川竜上橋より下流の辰野町境まで可
上川の飯島橋より上流は
東部漁協の定めに従う
C.ヒッカケ釣  × 諏訪湖及び諏訪湖流入全河川・天竜川とも
使用禁止


                 以上、遊漁規則終わり



 W漁獲状況(旬の魚:市場情報)

 (2)平成24年度・初市開かれる
   
平成24年1月5日(木) 取引業者、漁協役員、漁協職員により、漁協本所において初市が開かれた。
    諏訪湖の結氷が進み、水揚げが心配されていたものの、漁協組合員により脂がのり、身のしまった
    “極上わかさぎ”や“寒鮒”等、約180sが取引され、明るい初市となりました。

    
    組合長による年頭の挨拶       取引業者による手締め        初取引が行われる