中国、シェールガスの可採埋蔵量は25.08兆立方メートル
[北京 1日 ロイター] 中国国土資源省は1日、中国には25兆0800億立方メートルのシェールガスの可採埋蔵量があることを明らかにした。記者会見で発表した。青海・チベットは含まないという。
国土資源省の公表値は、これまでの政府の暫定推定値の約31兆立方メートルを下回る。業界団体は、26兆立方メートルと予想している。
同省担当者はロイターに対して「シェールガスの埋蔵量についてはさらに調査し、おそらく来年にもあらためて数値を公表する」と述べた。
中国のシェールガス埋蔵量は、米国よりも多いとされている。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が昨年3月に発表したリポートによると、中国の技術上採掘可能なシェールガス埋蔵量は36兆1000億立方メートルで、米国の24兆4000億立方メートルを大幅に上回る。
中国ではまだ、商業ベースでのシェールガスの生産はほとんど行われていない。ただ、将来のシェールガスブーム到来を予想する声も強い。
中国政府は1月、シェールガスを鉱業資源と認定。法的なステータスを得たことで、シェールガス探査に参加する中国企業が増える見通し。
*内容を追加して再送します。
© Thomson Reuters 2012 All rights reserved.
貿易赤字、長期化の見通し
7月貿易統計は輸出の弱さを感じさせる内容に。海外減速が背景にあるのは間違いなく、輸出回復は予想以上に遅れそうだ。
記事の全文 | 関連記事