2009年11月09日

甘い罠:自己愛性人格障害

http://ameblo.jp/crownfair/entry-10358200269.html
より引用。

自己愛性人格障害とは、サイコパスと同じく異常人格であります。
 
見分け方のひとつとしては、9割以上の割合で、この障害の方々はひとりで暮らせない&ひとりの時間が耐えられなく、常に誰かに構ってもらわないと気が済まないのが特徴です。
 
常に自分を常賛してくれる人が側にいないと支離滅裂になり崩壊しやすいので、必ずといって良いほど誰かと一緒に暮らしているか、誰か友人とベッタリ一緒にいるか、またはネットを通じて顔も見えない相手に対しても執拗にこだわり執着します。
 
ごくごく身近に存在するのも特徴です。
知り合うきっかけも、近所付き合いだったり、子どもを通じての交流だったり、パートナーと同じ国の交流だったり、mixiなどのネットでの交流だったりします。
 
そして、自己愛性は一人になるのが嫌で中心の人物でいたがりるので、常にみんなでたむろしていたり、買物なども一緒に行きたがったり、何かにつけて家に呼びたがったり、ランチを開き集まりたがったり、パーティーと題して頻繁に自分の周りに人を呼び集めたりします。
 
一人で行動する事が苦手で、常に誰かと一緒で依存し自分の都合よく利用したりします。

あるいは、溺愛・偏愛し甘やかしている子どもが存在します。
 
事実を受け入れられず、現実とのギャップにひとりでは耐えられず、必ず自分を否定しない人が側にいないと日々バランスが取れなくなってしまいます。
 
とにかく一日中、自分がいかに特別な存在かを誰かに(ネットを利用してでも)確認しないと不安で気がすまないのも特徴です。
 
自己愛性人格障害の側には必ずある程のパートナー(信望者)が存在します。
 
あと、電話やネット依存に走る傾向が強いのです。
 
そして、ネットを通じ正しい正しくないは別として、誰かターゲットを見つけては否定し、自分の意見を主張し賛同される事が好きで趣味だったりもします。
 
これも常に、自己愛性人格障害にとって自分をアピールし確認しないと不安で耐えられないのです。
 
この自己愛性人格障害者の周りには、自分をチヤホヤ常賛するタイプの人間ばかりを集めたがります。
 
常に自分にとって気に食わないターゲットを探し狙い定め、異議・否定・反論します。
 
それも間接的だったりし、直接的に相手に伝えようとしません。
 
孤立する事を嫌いますが、あまりにヒステリーに攻撃的で情緒不安定でもある為に、孤立してしまう可能性も高いです。
 
けれど、次々と自分を常賛してくれる存在を見つけ、依存する傾向にあります。
 
 
◆ キレ方が半端ではない。
 
◆暴力的になる事が多い。
 
◆すぐにキレてケンカ腰でものを言う。
 
◆常に否定する。
 
◆暴言・嫌がらせ・悪口・噂話が大好き。
 
◆自分の意見ばかりを正当化し主張する。
 
◆噂話の発端を作るのが得意。
 
◆自分や身内を客観的に見れず、事実を事実として受け入れられない。
 
◆初対面や親しくない相手にも威圧感を与える。
 
◆気に障らないターゲットに対して、どんな手段を使ってでも(ネットや噂話)嫌がらせを執拗に繰り返し行う。
 
◆時には脅迫もする。
 
◆ケンカを売るのを得意とする。
 
◆支離滅裂である。
 
◆関わった他人の人生も無意識に狂わせてしまう。
 
 
自己愛性人格障害者が、モラルハラスメント(モラハラ)の加害者になる可能性が実に高いのも特徴です。
 
日常的にターゲットを定め、自分の意見と合わない・気に入らないなどの自己中心的な理由から、ターゲットに対してどんな手口を使ってでも、直接ではなく『間接的』に自分の意見を主張したり態度に表したり、ターゲットをいかに悪者にする事に対して『精神的な嫌がらせ』を執拗に繰り返し粘着します。
 
まさに、『被害者面した加害者』である。
 
そして、躁鬱病の躁状態と似ています。
 
躁状態で自分は特別な存在と思い込んでしまうことや、たとえ歪んだ考えだとしても何でも自分の都合良く自己完結しがちな傾向もあります。
 
自己愛性人格障害、つまり自分の事しか関心がなく、自分を特別な存在だと思い込む傾向のある人物が、モラハラの加害者となりやすいのです!
 
自分が精神的な暴力をふるっているという自覚はなく、異常人格なために治すことが非常に難しい人格障害です。
 
そして周囲の方達も、とにかく機嫌をとらないとキレだしたらヒステリーを起こし、まるで野獣のように手に負えなくなります。
 
それがもう、良い年した大人だとしても。
 
怒らせるのが怖いから言いたい事が言えないなんて、おかしいですよね?
 
いつも言っていますが、育った環境や人間関係などを含み、大人になるまでに人格を形成してしまいます。
 
育った環境・人間関係というのは、いかに大切かという事は一目瞭然な訳です。
 
そして、モラハラは精神的暴力として立派な犯罪だということ。

もし、人格障害によるモラハラに日常的に遭われた場合でも、裁判を起こし慰謝料を請求する事も可能です。
 
自己愛性人格障害は否定ばかりする割には、自分や身内を否定される事に対し不安になり、やがて激しい怒りとして反論し始めます。
 
そして、かなりしつこくこだわり、ストーカーになりやすいのです。
 
 
※ 必要以上に自分を大きく見せようとふる人には注意しましょう。
人格障害であるか、モラハラに悩まされる可能性が高いです。
 
日本人には『謙遜の美徳』という風習がありますが、自己愛にはビックリするくらいに全くありません。
 
自分の為ならどんな手を使って他人を利用してでも、KY的な行為に出てまでも自分の意見を主張し、ターゲットを打ちのめす事に快楽を得ます。
そうして、知らず知らずにターゲットに対して、モラハラという精神的暴力を行っているのです。
 
自分の子どもに対して溺愛し、夢を託す傾向もあります。
 
子どもに自分が過去にできなかった習い事をいつくもさせたり、インターナショナルスクールに通わせ誇りに感じたりする傾向もある様です。
 
初対面の方にも関わらず、自慢話をしがちです。
 
それがよくよく子どもの重荷になり反面教師となり母親に対して嫌悪感を抱くのか、子どもも母親と同様で自己愛性人格障害に育ってしまいアダルトチルドレンになってしまい、トラブルメーカーになるのか。
 
プライドが高いのも特徴で、裸の王様になってたりします。
 
たとえ悪い人でなくても我が子への溺愛が前面に出ていて、自分の子どもが『黒』といえば、たとえそれが『白』でも『黒』と言い切ってしまいます。
 
自覚症状のない人格障害ですので、関わりたくなくても執拗に関わりを求めてきたり、いったん関わってしまったら初対面の他人でも不愉快な思いをしたり、人間関係までをも目茶苦茶にされたりします。
 
自己愛は他人の迷惑を考えられなかったり、他人の立場にとって物事を考えられなかったり、自分の事ばかりで自分自身を客観視できないのです。
 
そして、一般的な認識からズレていたり、事実を事実として受け止めるのが苦手な傾向が強いと思います。 
 
『守ってあげたいけど、守られたい。』
 
『守られてるけど、守ってあげたい』
 
と、共依存に陥りやすいのです。
 
周りから反対されて結婚した場合など、パートナーが『不倫・嘘・DV・借金・ギャンブル・犯罪・家庭を省みない・子育てに協力しない』などの大きな問題点があったとしても、共依存なので離婚はしません。
 
納得いかないパートナーだったとしても、そんな父親でも子どもには父親が必要だからと、ズルズルと依存し年月だけが経てしまい過ごしてしまいがちな傾向があります。
 
それが『機能不全家庭』だとしても。
 
そして、過去を振り返りそれらの苦労を美化していたりします。
 
結婚生活でのDVやモラハラ被害者なら、こちらが救いの手を差し延べたら、その手に沿って幸せになる為の努力をします。
 
自己愛は、こちらが手を差し延べたとしても、何かにつけて否定し反論し手を払い除け、自らお金の為ならばドツボに陥って波瀾万丈な人生を突き進んでいきます。
 
『自分が大好き』で『お金も大好き』なのが、自己愛の特徴で、ブランド品にこだわりやすく、根が真面目で正義感が強いタイプが多いのも特徴だと言われています。
 
自己愛性人格障害の中には、境界性人格障害(BPD)も伴っている場合も多く、どちらも病気ではないので完治はありません。
 
いずれも自己愛性と境界例はセットで扱われるので、互いに決して遠いもの同士ではありません。 
 
そして、自己愛にしても境界性(ボーダー)のどちらにしても厄介なのは、誰かを陰ながらコントロールし、モラハラの加害者となってしまうこと。
 
世の中には、関わってしまった事で人生を目茶苦茶にしてしまう人格障害が存在するという事を、覚えていたほうが事前にトラブル回避に繋がると思います。
 
これらの障害に対する知識が乏しかった為に、自分の身も滅びそうなくらいに振り回されてしまいます。
それほど、人格障害による不愉快な思いをされつしまったり、自分にとっても相手にとっても悪影響が現れてしまうのです。
 
もし身近に自己愛性人格や境界性人格障害がいた場合。
 
どんなに相手がヒステリーを起こし、執拗に攻撃的なケンカを売ってきたり、絡まれたとしても冷静かつ沈着に正しい状況判断を行う事。
短気にならず、辛抱強く付き合わなければなりません。
相手の気分を察する事ができなければ、ハッキリ言うと振り回されてしまいます。
そして、人格障害が発した愚痴や悪口に対して共感しない事。
もし共感し常賛すれば、依存されてしまうからです。

自己愛性にしても境界性にしても、相手は人格障害なので振り回されない強い意思と、うまくかわす話術を身につける事が大切です。
 
それが嫌なら、自らFOしたほうが身のためだと思われます。
posted by 麦 at 22:26 | TrackBack(0) | 参考記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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