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政治
【民主代表選】鳩山氏「最後の戦い」と対決姿勢示すが…人材おらず首相再選阻止道険し
ただ、いずれのグループも「肝心なタマがいない」として候補の擁立作業が難航するのは必至。
消費税増税法の衆院採決で造反した1年生議員ら約20人でつくる「真の一体改革を実現する一期生の会」は、お盆前に次期代表候補について話し合った。
淵澄夫元国土交通相2人、小沢鋭仁元環境相1人、山田正彦元農林水産相1人、原口一博元総務相1人…。意見は割れた。出席者はこうつぶやいた。
「民主党って意外に人材がいなんだね」
自ら代表選に名乗りを上げる議員もほとんどいない。仮に新代表に就任できても、次期衆院選で民主党が野党に転落する可能性は高く、その場合「短命首相」で終わるのは確実だからだ。加えて、知名度がある岡田克也副総理、前原誠司政調会長はすでに首相の再選支持を表明しており、凌雲会(前原グループ、約40人)と花斉会(野田グループ、約20人)を中心とする首相の党内支持基盤を突き崩すのは容易ではない。
かねて代表選出馬に意欲を示してきた小沢鋭仁氏は、ある議員からの出馬要請を断った。
「今回は野田再選で決まりだよ。勝てるわけないじゃないの…」
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