国際韓国、首相親書を返送へ 手続きや内容に問題と主張2012.8.22 16:18

  • [PR]

国際

  • メッセ
  • 印刷

韓国、首相親書を返送へ 手続きや内容に問題と主張

2012.8.22 16:18

 韓国外交通商省当局者は22日、竹島(韓国名・独島)の領有権問題などをめぐり、野田佳彦首相が李明博大統領宛てに送った親書を、日本側に送り返す方針を決めたことを明らかにした。

 野田首相は17日、大統領の竹島上陸や日韓関係をめぐる発言に「遺憾の意」を伝え、竹島問題を国際司法裁判所に共同提訴することを提案する親書を出した。

 外交通商省当局者は(1)親書を受け取れば前例となる上、日本の首相が代わるたびに送付されかねない(2)韓国政府が親書を受け取る前に日本側が日本メディアに公開し、手続き上問題があった(3)韓国が受け入れがたい内容が含まれている-などを返送理由として挙げた。

 聯合ニュースによると、大統領府高官も22日、「専門家の意見を総合した結果、親書を受け取って返信するのは正しくないとの意見が大多数だった」と述べた。(共同)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2012 The Sankei Shimbun & Sankei Digital