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温泉旅館で接客学ぶ、日本語も上達 日韓草の根交流

 韓国・馬山(マサン)大学などで観光業や日本語を学ぶ学生ら8人が11日、16日間に及ぶ嬉野市内の温泉旅館での接客実習を終えた。学生らは礼儀作法など日本流のもてなしを体得。外交問題で日韓関係がぎくしゃくする中、草の根交流の絆を示した。

 参加したのは、馬山大学観光通訳部の学生と系列高校の生徒。民間団体の交流をきっかけに1999年から毎年、嬉野市で学んでいる。この縁で嬉野温泉観光協会と韓国・釜谷(ブコック)温泉は昨年、観光PRでの協力関係も実現させた。

 11日の修了式では嬉野市日韓親善協会の池田榮一会長が証書を手渡した。学生らは実習での苦労話や旅館スタッフへの謝辞を日本語で述べた。引率したイ・ジェソン教授は「社会に役立つ人材になることが嬉野の人たちへの恩返しになる」と励ました。

 馬山大1年のビョン・ハンセンさん(21)は「きれいな街で足湯が心地よかった」と嬉野の印象を振り返り、「接客も日本語も上達した」と手応えを感じた様子だった。

 日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島(トクト))を韓国大統領が訪問したニュースも飛び込んできたが、学生たちは「感情を抑えて、理解し合うことが大事」と冷静。池田会長も「長年にわたって信頼関係をつくってきた。国同士が緊張関係にあっても、草の根の交流には強さがある」と話した。

2012年08月12日更新
池田榮一嬉野市日韓親善協会会長(左)から修了証書を受け取る学生ら=嬉野市の「大正屋」

池田榮一嬉野市日韓親善協会会長(左)から修了証書を受け取る学生ら=嬉野市の「大正屋」

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