NHK沖縄県のニュース　沖縄放送局

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台風１４号と台風１５号

強い台風１４号は、石垣島の南の海上を北西へ進んでいて、先島諸島が台風の強風域に入っています。石垣島地方では、２２日夜遅くから、２３日未明にかけて暴風となるおそれがあり、気象台では、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、強い台風１４号は、２２日午前９時には石垣島の南およそ２２０キロの海上をゆっくりと北西へ進んでいます。
中心の気圧は９６５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３５メートル、最大瞬間風速は５０メートルで、中心から半径８０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
また、中心の北東側２８０キロ、南西側２２０キロ以内では、風速１５メートル以上の強い風が吹いていて、先島諸島が強風域に入っています。
台風は、今後、先島諸島の南の海上を西よりにゆっくりと進む見込みで、石垣島地方では、２２日夜遅くから２３日未明にかけて暴風となるおそれがあります。
また、先島諸島の沿岸の海域では、けさから大しけとなっていて、波の高さは最大で、八重山地方で９メートル、宮古島地方で６メートルなどと予想されています。
気象台では、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。一方、強い台風１５号は、フィリピンの東にあって発達しながら、１時間に１０キロの速さで西北西へ進んでいて、２４日以降に沖縄地方に接近するおそれがあり、気象台では、今後の進路に注意するよう呼びかけています。

08月22日　12時54分

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