2012年08月22日

「市場で利益を生まない文章」と著作権の関係

副島隆彦氏のホームページに次のような一文が添えられている。

「著作権に関しては、市場で利益を生まない文章には始めから発生しません」
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

考えてみればその通りである。「語り継がれる戦争体験談」や「津波被害者の恐怖の体験談」、「2ちゃんねらーの書き込み」などの単体の文章は、市場で利益を生むことはない。

最後のパレードという著書に記されたエピソードも同様である。元々はゲストからの手紙という市場で利益を産まない文章があり、それらを集め、編集し、加工装飾してはじめて商品としての価値が生じるのである。

この原則に基づけば、最後のパレードの様式、つまり感動した話しや体験談などを集めて商品化することは、著作権に反する行為ではなくなる。

最後のパレード事件により、出版業界は東日本大震災の悲しい記録集などが出しづらくなっているのではないだろうか。

そうだとしたら、読売新聞の愚行の罪は測りきれないほど大きい。
posted by S・C・ NAKAMURA at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/287838335

この記事へのトラックバック