「負ければ引退」葛西決死のラダーダイブ
2012年08月22日 12時00分
「負ければ引退」の狂猿・葛西純(37)が、悲壮な決意を明かした。葛西興行のデスマッチトーナメントファイナル(27日、後楽園ホール)の組み合わせが発表され、葛西は準決勝で木高イサミとラダーマッチで対戦することになった。木高に勝てば、バラモンケイvsMASADA戦の勝者とガラスボードデスマッチで決勝を争う。
「優勝できなければ引退する」と明言している葛西だが、状況は最悪だ。4月にケガした右ヒザは前十字靱帯断裂を筆頭に、後十字靱帯と内側靱帯を損傷。左ヒザも同様に悪く、両ヒザはまさに“ケガのデパート”で補強装具がないと歩けないという。試合に出ること自体が奇跡的で、2連勝など、とても望める状態ではない。
それでも葛西は「逆にこの両ヒザでここまで残ったということは、デスマッチが俺っちを見捨てていない証拠。負ければ、今のデスマッチから必要とされていないことになる。潔く12月に引退する。撤回して、リングにしがみつくということはしない」とあらためて断言。自分の好きなはしごを持参できる準決勝のラダーマッチでは「飛びますよ、もちろん」と覚悟を決めている。
一方の木高は「葛西純の首を取りにこのトーナメントに出たんだ。葛西の首を持ち帰って、デスマッチの頂に立つ」と宣言。デスマッチ史を左右する大一番がいよいよ幕を開ける。
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