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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【プロ野球】球児がやられ最後は拙攻 阪神再び自力CS消滅2012年8月22日 紙面から ◇中日1−0阪神中日は0−0の9回1死三塁から平田の遊撃強襲の二塁打で均衡を破り、これが決勝点となった。2投手が無失点でつなぎ、8イニングを4安打のソトが2勝目。阪神は9回、藤川の早めの投入が裏目に出た。直後も拙攻で絶好機を逸した。 ◇ 絶対的守護神までも、負の連鎖に飲み込まれた。9回、阪神・和田監督は、藤川を送り込んで裏の攻撃でサヨナラ勝ちを狙いに行ったが平田に決勝タイムリーを浴び、6月2日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の2敗目。自力CSがまたしても消えた。 「ゲームを壊してしまってすみません。申し訳ない」。藤川は言葉少なに球場を後にした。和田監督は、山崎が激走した二塁打が痛かったと指摘。「もう少しやりようがあった。ミスはない。あそこで走ってくるのが中日の怖さ。あのリレー(打球を捕った中堅・大和から二塁・上本への中継)が良いとか悪いとかじゃなくて、間一髪のところだったので仕方がない」と白旗を揚げた。 その裏の攻撃でも無死一、二塁で新井貴にバントを指示したが、山井−谷繁のバッテリーが選んだスライダーを空振りすると、飛び出した二塁走者の柴田が刺され、自らチャンスをつぶした。和田監督は「新井ならできると思ったけど、あそこで飛び出しては。そこだよね」と柴田を糾弾すれば、片岡打撃コーチは「あそこは当てなくてはいけなかった。サインが出たらやらなくてはいけない」と新井貴におかんむり。攻守において、現状の野球の差を見せつけられた。 (中谷秀樹) PR情報
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