八重樫、3階級上げて佐藤に挑戦プラン
2012年8月22日
ボクシングの前WBA世界ミニマム級王者・八重樫東(29)が21日、所属する横浜市内の大橋ジムで本格的に練習を再開。同ジムの大橋秀行会長は、八重樫をWBC世界Sフライ級王者・佐藤洋太(28)=協栄=に挑戦させる意向を明らかにした。協栄ジムの金平桂一郎会長も前向きな姿勢を見せ、両陣営が岩手出身の新旧王者対決実現へ動きだした。
夢の対決が急浮上した。6月20日に当時のWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)との王座統一戦で敗れた八重樫。次戦の相手に浮上したのは、同じ岩手出身の“弟分”、家族ぐるみの付き合いがある佐藤だった。
大橋会長は、年内に復帰戦、ミニマム級からSフライ級までを視野に来年にも世界再挑戦させる意向だった。だが、以前に金平会長が佐藤の次戦の東北開催と八重樫の出場を希望していた話に及ぶと「だったら、試合をやりましょう」と驚きの提案。「佐藤君なら、次でもいい」と積極的な姿勢を示した。
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