仙台 マンションに男性２人の遺体

8月21日 23時55分

２１日午後、仙台市内のマンションの１室で、男性２人が死亡しているのが見つかりました。
遺体に目立った外傷はなく、この部屋には父親と息子が住んでいることから、警察は、２人はこの親子とみて、身元の確認を急ぐとともに死亡した原因を調べています。

２１日午後２時半ごろ、仙台市太白区大野田のマンションの管理人から、「郵便物がたまったまま、最近住人の姿を見かけない部屋がある」と、警察に通報がありました。
警察官が室内を確認したところ、男性２人が死亡しているのが見つかりました。
警察の調べによりますと、１人は年齢が５０歳前後で身長１メートル６９センチ、長袖のポロシャツ姿で寝室に倒れていて、遺体の一部がミイラ化していました。
もう１人は年齢が８０才前後で身長１メートル６０センチ、長袖のシャツを着て居間で倒れていたということです。
２人には目立った外傷はなく、部屋はすべて戸締まりがされ、荒らされたような跡はないということです。
また、この部屋には、父親と息子の２人が住んでいますが、この親子とは連絡が取れないということです。
同じマンションに住む男性の話によりますと、この親子は近所づきあいがほとんどなく、息子はことし６月ごろから、父親は今月上旬からそれぞれ姿を見ていないということです。
警察は、２人の遺体はこの親子とみて、身元の確認を急ぐとともに死亡した原因を調べています。