開会式が行われた五輪スタジアムの聖火が位置を変えた。3日から始まる陸上競技を控え、スタジアム中央にあった聖火台を撤去、開会式で大きなベルがあった観客席横に新たな聖火台が置かれた。
移動作業は、7月29日夜にいったん聖火をランタンに移し、同30日朝、新しい聖火台に点火された。点火役を務めたのは1948年ロンドン五輪でも聖火ランナーを務めたオースティン・プレーフットさん(82)。40年間、陸上の審判をしてきた。「とても名誉なこと。聖火をともしたときは涙が出たよ」と話した。(藤島真人)
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